コンサートに大相撲千秋楽の一日。 | imokoの「葛飾の花散歩」

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ユウゲショウ(夕化粧)

空地にも、わがマンションの内庭にも出現しているこの小さな

ピンクの花。

花の直径は1.5センチくらい。

雑草のように、ひょろっと伸びて、ちょっと頼りなげな雰囲気。

こうした小さい花は苦手で、ぶれてしまいますが、なんとか……。

小さくても、蜜はたっぷりなのか、虫の姿も写り込んでいました。

 

 

アカバナ科 マツヨイグサ属の多年草。

アメリカ原産の帰化植物。

こぼれダネから野生化し、2000年代に入ってから突如爆発的な

勢いで繁殖。

開花期は、初夏から秋にかけて。

 

夕方になると化粧をしたように一斉に花を咲かせることから

その名がありますが、実際には昼咲き。

花びらは4枚。めしべの先は4つに分かれ、十字状。

 

丈を低く、花を大きく、たくましくしたら、まるで

ヒルザキツキミソウ……。

 

 

白いブラシノキ(ホワイトアンザック)

白花があるんですね。

赤のブラシノキよりも、3分の1くらいに小さい。

そして、びっしりついてます。

 

 

 

カリステモン(原種)から選抜された品種だそうです。

樹高が低く、横に広がる性質を持っているそうな。

でも、しっかり大きな株です。

 

 

昨日の午後は、久しぶりに、アマチュアのオーケストラ

アンサンブル・フィガロ」の91回の定期演奏会が

あり、ご近所の「かつしかシンフォニーヒルズ」に行きました。

 

 

 

ホルン独奏者坂東裕香さんを迎えての演奏が、この日の目玉。

当時、ホルンは、パルプやピストンといった音程を切り替える

機構を持たない、金属の管を円形に巻いただけの簡易な構造の楽器。

その不自由な楽器に触発されて、モーツアルトは多彩な作品を創作

していくことになったのだとか。

 

管楽器は、肺活量が勝負のところがありますね。

 

招待指揮者の小森康弘さんは、油がのってきている感じで、

若々しく躍動感があり、今後、クラシック界で大活躍しそう。

なにしろ、全体に、活力があふれ、老い(白髪の方がけっこう

いらした)も若きも、一生懸命楽器を奏でている姿を見ていると、

コロナ騒動も、ひとまず沈静化したようだという感慨がわきました。

 

 

ただ、この日は大相撲の千秋楽

なんとしても、優勝争い、リアルタイムでみたいと、気が気では

なく、演奏が終わるや、家に直行。

 

トップをいく小結大の里が阿炎を押し出し、弁慶のように、仁王

立ちしているところもしっかり見届けました。

強い! 強すぎる!

 

土俵を下りての、大の里の涙、館内で見守っていた大の里の

お父さんの涙、尊かった……。

故郷、石川県の人たちの歓声も、聞えていましたね。

 

相撲界に入って、初土俵から7場所目、わずか1年にして、

この快挙。

大変なスターが生まれました。

「デビューして1年後に優勝するとは、想像していなかった

のでうれしい」

大の里は、素直に語ります。

 

「三敗の優勝で喜ぶな」「優勝しても喜ぶな」と、二所ノ関

親方(元稀勢の里)に言われたとか。

でも、「この日だけは、喜んでいい」とも……。

力士としての心構えを、伝えていますね。

 

サフランモドキ(ゼフィランサス)

買い物に行く道の、プランターのこの花。

雨のあと、いっせいに花を付けました。

桃色が鮮やかで、スカッとするほど大開きする花です。

 

 

 

 

江戸末期に日本へ渡来しましたが、当時の人は、薬用のサフランと

思ってサフランと名付けたそうです。ところが明治に入って、

本物のサフランとちがうということになり、サフランモドキという

名前になったとか。

もどきのまま定着するなんて、不本意でしょうね。

 

「おしべ」の黄色の葯、真っ白な「めしべ」が鮮やか。

上向きに咲いて、明るい印象。

 

中央アメリカ原産のヒガンバナ科タマスダレ属の多年草。

わが家のベランダにある、母の形見の白いタマスダレは、お仲間。

タマスダレは、秋の初めごろに咲くけれど、この花は、二歩も

三歩も早く咲き、開花期も長い。