それなり、が楽しい。 | imokoの「葛飾の花散歩」

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(少しふくらみはじめた木瓜の蕾

 

 

今日から2月ですね。

如月(きさらぎ)」という、和風な呼び名が、2月には

あります。

重ね着をする、厳しい寒さの「衣更着」の月ととらえるのか、

春に向けて草木が生えはじめる月ととらえるか……。

今年は暖冬といわれていますから、春を感じ始める月というのが、

実感でしょうか。

 

去年の12月ごろから咲いていて、今月まで咲き続けている薄い

ピンクの小花がつく木があります。

毎年見かけるものの、木の名前がわからず、ずっと、写しては、

アップせずにいる写真。

ご存知の方がいたら、名前を教えていただきたい。

なかなかきれいな花なんですよね。

 

(12月4日)

 

 

(1月23日)

 

やがて、花は茶色っぽくなって、消滅しますが、1月はまだ大丈夫。

大きな緑の葉っぱも、枯れることなく、みずみずしい。

 

 

最大震度7を観測した能登半島の地震が発生してから、

1カ月が経ちました。

石川県では238人の死者、4万6千棟以上の住宅の損壊が確認

されていますが、まだ被害の実態は全部把握しきれていないとか。

亡くなった方で一番多い死因は、圧死だそうですね。

死亡者のうちの全体の4割です。

 

1階部分がぺちゃんこになっている家屋の映像が生々しく映し

出されます。

今年の寿ぎを願い、家族でくつろいでいた元旦の日に、まさか、

住み慣れた住宅に押しつぶされて死ぬと、だれが想像したで

しょうか。

 

「低体温症」や「凍死」、「窒息」や「呼吸不全」などの死因が

続きます。

救助を待つなどする間、寒さによって体力を奪われ亡くなって

いた実態が浮き彫りになりました。

 

昨年の末に、東京都から、「東京くらし防砂」・「東京防災」の

2冊の立派な小冊子が、送られてきました。

イラストが多くなっていて、読み物としても、わかりやすく、

具体的な内容になっていました。

それを見てさえ、災害が起こることを、わがことのようにとらえ

られていない自分がいて、ぎょっとします。

人間は、前もっての準備って、なかなかできないようです。

(わたしだけか?)

よく母がこぼしていましたっけ。

泥棒をとらえてが縄をなうタイプだ」って。

 

実際に起きたときは、その時のことよ、とある意味、腹をくくって

いるのは、一見度胸がありそうですが、問題を先延ばしにしている

だけで、無責任で自分勝手な生き方ですよね。

 

これからの被災地の復興と再生。

どう応援したらいいでしょうか。

大きな課題のなかで、人々が、明日を信じて立ち上がっている姿に、

「今をどう生きるか」を考えされられるこのごろです。

 

 

梅一輪一輪ほどの 暖かさ

芭蕉の弟子・服部嵐雪の句です。

本来なら2月にぴったりなんですが、暖冬のせいか、実感としては、

1月の下旬に、そんな感慨を持ちました。

 

 

 

黒い樹皮に、控えめに花をつけ、渋い印象ですが、

昨日出会った紅梅は、少し大きく、モダンな雰囲気がありました。

 

少し大きめの紅梅

小さい紅梅とちがって、色も鮮やかで、みるからに、楽しげに唄って

いるようです。

 

 

 

 

 

 

くっきりと白梅

丸みが感じられる蕾が緩んで、白が美しい梅です。

梅は、個人戦のアピールよりも、団体戦の方が好みのようですね。

 

 

 

 

 

寒さで変色したようなパンジーに出会いました。

でも、これは、もともとの色なんでしょうか。

気になって写しました。

これはこれで、なかなか味わいのある色のように思えます。