優美なる紫系の花たち。 | imokoの「葛飾の花散歩」

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関東各地で、雷雨や竜巻が起きているようですが、わが地では、

一見静かな日々です。

蒸し暑さは相変わらずですが、水分をとりつつ、我慢できる範囲。

40度越えで、発火している国もある昨今ですから、ただただ感謝。

 

タカラヅカ(デュランタ)

白やうす紫の品種は、先日アップしていますが、このところ、白い縁取りが

ある紫のデュランタ、いわゆる「タカラヅカ」が、よく目につきます。

 

 

 

 

 

どのお宅でも、けっこうしっかりと根を張って、庭木として、堂々として

います。

愛されている証拠でもありますね。

わたしの記憶をたどれば、心当たりのデュランタの咲く場所にたどり

つきます。

 

「デュランタ」の名の由来は、ローマ法王の侍医で、植物学者でも あった

「デュランテスさん」の名前から。

 

小花が集まって房状に垂れ下がって咲く人気の熱帯花木

丈夫で開花期間が長く、霜に当てなければ戸外でもよく冬越しするので、

暖地となってきた東京では、庭木としてぴったり。

 

クマツヅラ科 ハリマツリ属。 

半耐寒性常緑低木。

 

なぜタカラヅカという和名がついたのかは、

タカラジェンヌの正装である、袴姿を連想させることからといわれますが、

宝塚歌劇と代表歌「すみれの花咲く頃」のスミレのイメージと結びついた

からとも。

 

ともかく、美しいタカラジェンヌの姿を重ねて、名付けられたのでしょう。

 

 

ブーゲンビリア(ブ-ゲンビレア)

こんもりと、門扉の前に陣取っていました。

この花、南国の花というイメージなのに、けっこう寒さにも強い

ようで、東京では、初冬まで見かけます。

オシロイバナ科ブーゲンビリア属の熱帯低木。

常緑のつる性低木。

和名はイカダカズラ(筏葛)

 

 

 

 

 

盛夏をイメージさせる、情熱的な雰囲気。

美しく着色した部分はで、中心部のクリーム色の小さな

筒状のものが花

 

 

ブッドレア

「蝶々が好むお花というので,買ったのだけれど、あまり来なくて」

去年、この家の若奥さんがおっしゃっていましたが、今年も、

この鉢を門扉の前に出していました。

 

 

 

 

 

和名は、房藤空木(フサフジウツギ)

別名はバタフライブッシュ。

ゴマノハグサ科フジウツギ属の落葉低木

花期は7月~10月。

 

花には蝶を引き付けるよい香りがあり、バタフライプッシュ

いわれるくらい、蝶が集まる花。

手入れが簡単な落葉低木で、蝶が好きな花を毎年咲かせ、

花期も長く、夏から秋まで咲き続けます。

これさえ植えれば庭にはいつも蝶が飛び回るといわれています。

 

あのあと、蝶は、やってきたのでしょうか。

 

この家から数軒先にもブッドレアを咲かせている家があります。

紫色が濃い。

実は、元フラ友の家。

教室を辞められて、早や2年。

お元気かしらん。

声をかける機会もなく、遠目から、丹精のお花たちをながめるだけ

なんですが……。

 

 

 

毎年咲かせています。

背もだいぶ高くなっています。