花は涼やか……いよいよ今年も折り返し。 | imokoの「葛飾の花散歩」

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各地で、線状降水帯の被害が出ていますね。

川が濁流となって、道路に冠水しているさまは、映像をみている

だけでも、ぶるっとします。

 

わが家のある葛飾区は、荒川や江戸川が200年に一度の大雨で

氾濫した場合、葛飾区の大部分が浸水するといわれます。

「海抜ゼロメートル」地帯というやつです。

最大で約5mの浸水となれば、2階まで水に浸かる地域も出ます。

ともかく、3階に住むとはいえ、安心とはいえません。

 

わたしが、この地に越してきた36年前は、大雨が降ると、床下

ちかくまで水が上がってくるように感じましたが、今は、下水路が

確保されてきたのか、雨が降って、道路を行き来するのに、じゃぶ

じゃぶすることは、まったくありません。

とはいえ、荒川と中川にはさまれている、わが住まい。

 

 

親しい友人である、小説家の津島彪さんが、昨日北海道に発ちました。

(わたしが、彼の4冊の小説の校正を担当)

彼は、道産子であることを常々自慢していますが、大病を体験して、

「生きているうちに」と思ったのでしょうか、唯一の肉親となった伊達市の

お姉さんの家に、長期滞在するとのことです。

その前夜、ニュースによれば、北海道で始めての特別警報が発表され、

札幌市内が、線状降水帯により大雨となった映像が流れました。

 

でも、無事、昨日飛行機は札幌の新千歳空港に向け、飛びたったようです。

大雨は、奄美、沖縄ばかりでなく、梅雨のない北の大地にもあるんですね。

「元気でお帰り……」

 

今日から7月ですね。

今年後半のはじまりは、……先ほどより雨……。

 

さて、うちのマンションの小さな裏庭に、なんと

アガパンサスのひとむら

を見つけました。

その大きさから見ると、根ついて位から、3、4年は経っていそうです。

今まで、まったく気づきませんでした。

薄紫のその花色が、ふと飛び込んできたんです。

そろそろ終りかけのこの花、枯れる前に見つけられてよかった。

 

 

 

 

種がどこからか、飛んできたのでしょうか。

誰も立ち入らないような場所ですから、誰かに見つけてほしかった

のかなあ……。

 

青いサルビアも、アガパンサスと一緒に植えておられる家も多いようです。

色合いが同じなので、とても寄り添って見えます。

 

 

 

 

 

植え込みで見る桔梗の青紫も、透明感があって美しい。

こちらは、毎年植えているものなんでしょう。

 

 

 

 

 

紫陽花は、まだ元気なものもありますが、すでに剪定されてしまい、

姿がまるでなくなっているものも見かけるようになりました。

 

街路の植え込みにずらっと植えられている

アベリアの白い花

清涼感がありますが、昨日はツマグロヒョウモンが、一心に

蜜を吸っているところに、出くわしました。

わたしがカメラをもって、寄っていっても、逃げる素振りどころか、

写しやすくなるよう、近づいてくるのには、驚きました。

サービス精神なのかなあ。

 

 

 

 

 

 

ツマグロヒョウモンは、羽の裏表では、柄も色もちがっていて、

とても興味深いこと。

翅の模様がヒョウの体の模様に似ていることカラ、ヒョウモン。

羽の端が黒いからツマグロという名があるようです。

でも端が黒いのは、メスだけの特徴で、オスは、全体がヒョウ柄だ

そうです。

チョウ目 タテハチョウ科 ドクチョウ亜科ということですが、

昆虫は苦手なので、深く掘り下げることはやめておきます。

 

ともかく、素早い動きの蝶を写せたことで、気持ちはルンルンでした。

 

 

いろんな色のオシロイバナが楽しめるようになりました。

同じ株に、濃いピンクや黄色の花、絞りの花など、多様に咲くのが

面白いですね。

 

 

 

 

 

カラフル模様の犯人は、動く遺伝子の気まぐれ行動

と、桑名市総合医療センター理事長の竹田寛さんが、ホームページで

書いておられます。

おしろい花は、オシロイバナ科の多年草で、南アメリカ原産で、

江戸時代に日本に伝わったとか。

おしろい花には花弁はなく、花弁のように見えるのはですから、

花色というのは、正しくはないのでしょう

夕方4時頃になると咲き始めるので、英語では「Four o’clock」と

呼ばれるそうです。

なんだか、知れば知るほど、面白い花です。