今日のブログでは、

アメリカでいよいよ治療が始まった時の事、

また一年不妊治療をしてきて共通していたことを書いていきます。

 

前回のブログで書いたように、

治療前に様々な検査を受けました。

 

IVFに挑戦するにあたり、

問題があればクリアにしてから進んでいきます。

 

私たち夫婦の場合は、私に子宮内膜ポリープが見つかりましたが

採卵時に除去する予定となり、

それ以外には問題はなくいよいよ採卵周期が始まります。

 

と、その前に、

「まずは1ヶ月Birth Control Pillを飲んで次の生理が始まったら薬を始めましょう」

と説明がありました。

 

採卵前の周期に卵巣子宮を休ませるためです。

 

この1ヶ月ピルサイクルが、

なにをやるにも毎回挟まってきたのが

アメリカ治療の特徴でした。。。。

今考えれば、

1回1回確実に成果を出すための大切な期間だったのだと思えるのですが、

今月これをやったから来月はこれをやるみたいに

ステップを毎月毎月進めていくことができません。

かなりやきもきしました。

 

こちらでは胚盤胞まで育てて凍結した卵を移植する方法のみで

日本で体験した新鮮胚移植や、胚盤胞移植はありません。

必ず育った受精卵はいったん凍結します。

何故かというと、採卵周期は移植のための体の準備はしていないからです。

胚移植の際にお母さんの体をベストな環境にするのに

1ヶ月薬で整えていくからです。

そしてその前に必ず1ヶ月ピルサイクルが入るので、

移植には採卵後、早くとも2ヶ月かかります。

 

さらに私たちはPGT-Aという着床前診断を選択していました。

この結果が出るのは胚の凍結から10日前後です。

ただ、私たちの卵ちゃんは3つほどなぜか検査結果がうまく出ず

3ヶ月待った時がありました。

 

ここで少し話がそれるのですが、

PGT-Aテストを受けるとノーマルのみの胚移植となり(アブノーマルだけでなくモザイクも移植しません)

私の年齢だと成功率は約60%と言われていました。

意外と高い!と思ったのですが、

そうなると胚盤胞の卵ちゃんを3つはストックしてから移植に進みたいなと考えました。

1つでもできたらすぐ移植という選択もあるかもしれませんが

少しでも年齢が若く採卵でいい卵が取れるうちに

胚盤胞を複数、確実に得ておきたいと思ったのです。

 

そして、また今後詳しく記録していこうと思いますが

1回目の採卵でPGT-Aノーマルは1個しかなく、

移植前にもう一度、採卵に挑むことにしました。

 

1度目の採卵は2023年6月、

2度目の採卵は2023年9月、

アメリカで初の移植は2024年4月、

初めて病院を訪れてから1年かかってようやく移植になりました。

(移植前の7ヶ月はまた別の問題があったので別の記事で書いていきます)

 

とにもかくにも、この1年なにをやるにも挟まってきた

1ヶ月ピルサイクル

1通りの検査が終わった5月の周期はこれになりました。

 

私はなかなかピルが体に合ってないのか慣れていないからなのか

ピルサイクルは1ヶ月間不正出血がだらだらと続き、

非常に不快な時間を過ごしました。

ドクターに相談しましたが

よくあることで問題ないとの判断でした。

 

そしていよいよ、6月の採卵周期に突入します。