ドクターから説明された

IVF治療の流れについて綴っていきます。

 

まずは治療を受ける前に、

私たち夫婦が受ける検査について説明がありました。

 

以下が検査内容です。

①二人とも血液検査(栄養状態、感染症、予防接種が必要かどうか、遺伝病のキャリアの有無)

②旦那さまの精液検査

③私の子宮鏡検査

 

①二人とも血液検査

日本では、治療前に旦那さまの血液検査をした記憶がありませんでした。

私自身はホルモンの数値を血液検査した記憶はあるのですが、

風疹等の予防接種が必要かどうかの検査を受けた記憶はありません。

妊娠してからするのかと思っていました。

アメリカでは全部事前でした。

そして大きく違うのが遺伝病のキャリアがあるかどうかの検査です。

私たちが受けたのは、beacon carrier screeningというものです。

そんな検査が受けられるの!?

日本では不妊治療のはじめにこの選択肢はないと思うし

実際受けてキャリアは特に見つからず、とても安心できたのを覚えています。

 

②旦那さまの精液検査

こちらは日本でも受けた検査です。

なにも問題は見つからず元気な精子君たちでした^^

 

③私の子宮鏡検査

子宮内の状態を検査しました。

治療前にしたこの検査でポリープが見つかりましたが、

少なかったため先生が

「これくらい大丈夫、採卵手術の時に同時に除去手術もしちゃうわね」

とおっしゃいました。

採卵と同時に解決しちゃうの!?

とかなりびっくりしたのを覚えています。

 

治療前に、問題をすべてクリアさせていくことが

アメリカと日本の大きな違いだなと感じました。

 

私にとって、アメリカでの治療方針はとてもストレスが少なかったです。

少しでも早く結果が欲しいところなのに、

一つずつステップを踏まなければいけない日本の治療は

うまくいかない度に本当に苦しかったからです。

こうしたらいいのかな?これはやめた方がいいのかな?と手探りでやるより、

結果を出すために最善最短の道を確認して進んでいくのが

とても分かりやすく安心できました。

 

また、遺伝病のキャリアの検査が受けられるのも

子を持つという時の不安をかなり和らげてくれたと思います。

beacon carrier screeningという検査で

親がもっている特定の遺伝子疾患が子供に遺伝するリスクを評価するものです。

日本でもすべての不妊治療をうける人たちが自分たちで選択して受けられたらいいのになと思います。