稽留流産後の遺伝子検査の結果 | 後輩が怖すぎて食堂に行けません

後輩が怖すぎて食堂に行けません

一人生んで職場復帰したら、仕事もろくにできない後輩から「パートじゃダメなんですかぁ?」と言われて傷ついてから食堂に行けなくなったメンタル豆腐の女。いわゆるワーママ。できるかも分からない二人目不妊治療中

自分が流産したことを

というより妊娠した幸福だった時間のことを思い出すのが辛くて

この2週間逃げ回った。


まだ心の整理はつかず

でも、

大好きな人のリサイタルや

遠ざかったけど好きだった人のお察し訃報や

会社では、私を嫌った後輩が自滅して毎日のように騒動を起こしたり

子供が特性のある子に実は毎日のように他害に合ってたなど

とにもかくにも色々なことが起こりすぎて

考える間もなく過ごした。


春でよかった。

環境の変化が多い。

辛いことから逃げ回れる。



そして、手術後の検査のためようやく今日リプロに行った。

流産の際の遺伝子検査の結果が出ていた。


xx 21トリソミー


この結果になんか驚いた。


まず1つ目。

4AAでの染色体異常。

んでもって21トリソミー。


40代では可能性の高くなる、いわゆるダウン症の子供。

もし、もう少し育ったとしても私はこの子を産んで育てる覚悟はできなかった。



もうひとつは

xx

女の子。


体外受精も顕微授精も男の子が多いイメージだったけど、女の子もいるんだなぁ。

と。


そのとき、ダウン症の女の子を抱いている姿が浮かんだ。


不思議となんか、ストンといろんなものがあるべきところにおさまった気がした。


私が決断することをこの子は知っていたのか。それで生まれないと決めたのか。

遺伝子異常は、生物の摂理とはいえ、

そこに何かしら理由をつけたくなってしまうのは人間のさがだと思って許して欲しい。


それと同時に

私、あと何度、

これを経験することになるんだろうか。

とも。



胎児に「ストロング」と呼びかけていた。

第一子は寝ている間、私のお腹をさんざん蹴ってくるのだが、それでも元気に育ってくれたからだ。

でも染色体異常もあったのに9wまで育ったと言うなら、本当に「ストロング」な子供だったのだと思う。



喜びと悲しみが入り混じるこの瞬間をあと何度味わえばいいのだろう。

その感情はたとえ成功しようと失敗しようと報われることはなく、人生の一部として存在し続けると、もう知ってしまった。


私は妊娠できて幸せだった。

それなのにいまはそれが辛さとなって押し寄せてくる。

幸福だったことが恨めしいときもある。


もう一度この手に赤ちゃんを抱きたい

私には過ぎた願いだと思う。

続けるしかない。


でも今は。

苦しくて辛い自分のためではなく、

生まれなかったこのコのために泣こう。

やっとそれができる気がする