先日、同級生と久々にごはんを食べた。
その時に
「会社で、セクハラとパワハラがあって初めて相談を受けて」
という話になった。
アラフォーである。
「え?初めて??は??そんなの20代で一通り経験したけどな」
と思ってしまい、大変な話だろうのに、
「なんか今更だな」と感じてしまい、
多分そこまで親身になれなかったのではと後悔している。
私の会社は
セクハラとパワハラのことを直接口に出しづらい時、
セ・リーグとパ・リーグなぞらえて「あの人セパ両軍」などとふざけるくらい不謹慎なのだが
逆に言えば、そのくらい日常茶飯事だ。
疑わしい人も多い。
私もどちらの相談も最初は20代前半には受けてはじめた。
結果、言い出せずにセ、パ、両方とも基本的に「辞める」子が多かった。
会社がヤバいと思ったか通報窓口作ったけど、解決部隊が現場なので機能してなかった。そして、通報者はもれなく飛ばされる。
業務命令は高圧的な態度をとってするものだとなぜかみんなが信じてた時代
男尊女卑は当たり前でコーヒーは女子が入れたほうが美味しいと信じてた時代だと
私は勝手に思ってるので
もう境目が私自身もわからなかった。
30代になり、セパともに戦う子が現れ、通報者もたまに守られるようになった。
退職者が増えすぎて耐えられなくなっただけだと思うけど。
ちなみに、相談相手認定されて巻き込まれまくった。それが当たり前だと思ってた。
まあでも、セパ両軍ともにやったほうは不死鳥のように復活する。
恐ろしい会社だ。
同級生の話を聞いて思った。
そうか、普通はそんなこと体験せずに40代にたどり着けるんだと。
職場、過酷すぎたんだな。