やーーーっと星組を見てまいりました。
私は生田作品と合わない哀しみを常に抱いているのですが
まあ、稀に「これは!」というものがあるので期待していきました。
感想
最初から最後まで漂う「不安と悲恋」の香りに
幸せなシーンがかき消されて、
幸せの絶頂ですら「不安だ」って言われまして、
ディミトリが最初から死ぬのがわかりすぎて、
いやぁ、悲恋になるにしても、もう少し幸せでもいいだろ。と思いました。
さらに予習無しで見るには
「えーーーっとジョージアはキリスト教??あ??ロシア正教的な??で??イスラム教??えーっとどこの国が攻めてきた?え?その国と瀬央ゆりあちゃんの国は別??え??」
と思っているうちに終わりました。
予習しろよと。
1時間40分によく詰め込んだなぁというのが第一印象。
席がよかったので、お衣装がよく見えまして。
これが素晴らしくて!
そこばっかり見てしまった![]()
綺城ひか理氏がすごーーーくよくてですね!
すごい芝居が締まるなぁと。
いなくなるのよねぇ。
有沙瞳ちゃんとの並びがしっくり来ました。
なんか、この二人の話も見てみたいなぁと思わせてくれた。
天華えまちゃんの従者もよかった!
「いや、そこ裏切ってるって密告しないの?」とは思ったけど![]()
なんか、妖しい色気あって、瀬央ゆりあちゃんダイスキーが伝わってきたわ!
まあ番手的に難しいのかもだけど
出る場面を削っても
「アルトワ伯」いいんじゃないかなぁ?って思いました。
各人素晴らしかったし
色々な意味で秀作だと思うけど、
私は一回見れば十分かな。という感想でした。
生田作品って、印象に残る歌が少ないので今回ももう少し印象に残る歌があればなぁ。
私は星組をよくみてるので、星組に対する期待値とか、見たいものが結構厳しめなんですが、
友人に「時代は変わったんだよ!」と言われ考え直すことにして、
最近は「至高の超絶技巧を楽しみに行くもの」と見方を変えることにしたのですが、
今回はそれがよかったのか、礼君の超絶技巧を心から堪能できてよかった!
豪華な衣装も嬉しかったし
ジョージアダンスすらも、普通のダンスのように踊ってしまう宝塚ってすげーと思いました。
蒼穹の昴がダンス少なめだったんで、
そういう意味では、楽しかったなぁと。
婚礼のダンスはちょっと面白かったのは秘密です![]()
話題のジャガビーですが、
衣装的になこちゃんにすごく合ってて、
なこちゃんかわいいなって思いました![]()