月組の「グレート・ギャツビー」
私は、最初に見たときこの作品の意味がまったくわからず
名作と言われている意味もわからず
宝塚なのに、主役がフラれる話、と認識してました(笑)
男役、娘役でトップを決める以上、宝塚のメインはロマンスであり恋愛要素は必須でそこが萌ポイントだと思うのですが、
ここまでこっぴどいフラれ方をするギャツビー(笑)
ラスト、それで終わり?
まじで?
なぜ宝塚で??と思わなくなかったです。
が。
テレビでみても、
カリンチョさんはすっーーーーーごいかっこよかった!
生で見た瀬奈じゅん版では
背中にぐっときた。
今ではグレート・ギャツビーの素晴らしさはわかる気、、、になっているはず。
宝塚では
フラれてもなお美しい男役という方が一定数存在するわけで、
グレート・ギャツビーはその極みだなぁと思ってます。
月組、お披露目はラブラブだから2作目に結ばれない系を持ってきたのかなぁ、なんて。
ただ、ギャツビーはデイジーがすごく難しい役ですよね。
娘役さん大変そうだなって思ってますがうみちゃんならさらっとやるのかなぁ。
私が、宝塚で最も好きな「フラれてなおも美しい男」を体現していると思うのは「我が愛は山の彼方に」の秀民。
ヒロインは二人の男性の間で悩んだ末に自決してしまい、
これ、完全に、フラれてる!
って思いながらも
「我が愛は山の彼方にぃーーーー」って叫ばれたら号泣。
最近中華ものとか韓国物が少なくなったけどご時世ですかねー。
「我が愛」も今言うトリデンテの美しい作品ですよね。
古いけど再演ありだなって思う作品です。
少なくとも王家よりは再演希望(←まだ言うか)
あと、一時期はやった太王四神記。
あれも素敵なトリデンテで、闇落ちしていく二番手がなかなか素敵な話ですよね。
めっちゃお披露目らしいなぁと今は思いますが。
あの作品を元星組で花組トップの真飛さんと、星組のトップのレオンさんで分け合ったというのが面白かったな。
来年のグレート・ギャツビー楽しみですねー。