苦悩し、絶望する程に美しい望海風斗という役者 | 後輩が怖すぎて食堂に行けません

後輩が怖すぎて食堂に行けません

一人生んで職場復帰したら、仕事もろくにできない後輩から「パートじゃダメなんですかぁ?」と言われて傷ついてから食堂に行けなくなったメンタル豆腐の女。いわゆるワーママ。できるかも分からない二人目不妊治療中

NHK BSで放送のfffを見た。


ウエクミ作品にしては賛否のあったこの作品。


私は、たまきちのラストの桜嵐記よりも好きであった。


なぜかは分からない。

暗いし、観念的だし。分かりづらいといわれればそう。


でも、私は、望海風斗の魅力を最大限見たと思うし、のぞさん、美しかった。


私が考える彼女の魅力は、

踏みにじられれば踏みにじられるほど、

苦悩すればするほど、

絶望すればするほど


美しい


それを体現できることだと思ってる。


ベートーヴェンという存在を通して

踏みにじられ、苦悩し、何度も絶望し

そのたびに強く、美しく、神々しいまでの姿に変貌していく人間の姿を見せつけられた。


こんなにボロボロなのに、

こんなに人は美しいのか、と舞台を見ていて思ったなぁと思いだした。


踏まれればふまれるほど美しく咲く花というのがあるが、

人間は必ずしもそうなるとは限らないが、

それでも美しく咲くことができると信じさせてくれることは、勇気をくれる。


もちろん宝塚なので、恋愛が少なめなのはちょっと寂しかったけど。

ウエクミの恋愛はバッティですらハッピーにはならないので(笑)

fffに関してはある種ハッピーだなぁと思いつつ。


やっぱり、好きだなあ。

fff。


と、また夜中の所業でリアルタイムで視聴してしまいました。