人の相談を受けるのは、なかなかにしんどい | 後輩が怖すぎて食堂に行けません

後輩が怖すぎて食堂に行けません

一人生んで職場復帰したら、仕事もろくにできない後輩から「パートじゃダメなんですかぁ?」と言われて傷ついてから食堂に行けなくなったメンタル豆腐の女。いわゆるワーママ。できるかも分からない二人目不妊治療中

自分も不妊治療、たいしてうまくいってないんだけど、


不妊治療をしていると言ったら、

私、これからなんです、と言われてその後からちょこちょこ相談を受けるようになった子がいる。


最初は他愛のない与太話のつもりが


最近は体外受精の採卵方法の低刺激やら高刺激やらで悩んでいる話にまで発展してきた。顕微とかふりかけとか、タイミングもやってなかった子がすごいとこまできたって感じだ。


私と彼女には約10歳の違いがあるし、

子供がひとりいるのといないのでは大きな違いがあるわけで。

焦りや不安は違う。


その子の悩みである、同世代の自分より結婚の遅かった子が次々妊娠していく焦りや辛さは、正直私には分からない。

私は晩婚で周りは子供がいるのが当たり前だったし。

それに、ひとり産んでいるから、多分「ひとりいるじゃん」って思われても仕方ない感じがする。


彼女が私に相談すること自体、とても勇気が必要で、

私が細心の注意を払っても傷つけてしまうことがあると思う。

それでも私を相談相手にえらぶのは、

おそらく、本当に誰にも話せないからなんだろうなと今日話していて思った。


親にも兄弟にも友人にも夫にも。

言えない何かがあるのだろうなと。


そして、会社で不用意に傷ついてしまうことや立ち直れない瞬間がやっぱりあるのだ。


闇が深いな。



私は自分がどんな治療をしているのか、彼女には話してない。

なぜだろう。私は怖い。


私は彼女が妊娠したら心から喜べる自信があるが、

もし私のほうが先に妊娠したら、

彼女は、おそらく、傷つくだろう。

そしてそれを隠してがんばって笑いそうな気がする。


それが怖い。


でも、言いたいんだ。

もしそうなったら妊娠を喜ばなくっていいって。


まあ、私が先ってことは可能性的には少なそうだけどな。


もう、誰が妊娠しても何も感じないところまで来た。

きょうだいのいない子が保育園の同学年10人の中でうちの子ただ一人になったと知ったときから、心が粉々に砕けてもうそれに関しては何も感じない。


ひとりっ子を育てる気持ちにもなっている。


あとは諦められるまで。


彼女に早くできますように。