さよなら公演の後の余韻はやがて醒める | 後輩が怖すぎて食堂に行けません

後輩が怖すぎて食堂に行けません

一人生んで職場復帰したら、仕事もろくにできない後輩から「パートじゃダメなんですかぁ?」と言われて傷ついてから食堂に行けなくなったメンタル豆腐の女。いわゆるワーママ。できるかも分からない二人目不妊治療中

トップスターの長期化を喜ぶ人もいるけど、批判する人もいる。80年代から見始めた私はトップスターといえば5年くらいが普通かなと思っていたけど、最近では3年が普通らしい。
90年代のゴタゴタの目的はトップスターの若返りだったと記憶しているので、比較的若いトップが増えた今は20年かけて目的を達成したんだなぁとおもっている。

私は好きなスターを長く見ていたいと思う時期は越えてしまって、博愛主義者ぶりを発揮して今では3年でたくさんのトップスターをみたいと思うので(もっと短くてもいい)交代はいいと思っているのだが、私のような人間はファン心理を思えば少数派だと思う。アイドルに旬があるように宝塚のトップスターにも旬がある。旬でトップになれればいいが外れてしまうと悲しい。
トップスターはやめなければならない。
それがスター制度を作ったもうひとつの目的かな、と思う。
頂点に上り詰めて、充実し、散りぎわまでもを美しく魅せるのは宝塚だけだし、それが青春とあいまって切なくてたまらない。
成長する姿、あかぬけて充実する姿、さらには悟りをひらいて去っていく姿。
完璧ではなく、成長する姿を愛する日本人にものすごく合ったシステムだと心から思う。

何かが終わるのは寂しいが、
何かが始まるのは楽しい。

寂しくて余韻を追うと、激しく失望することも多いなら、
終わったらもうそこで終わりにしてしまったほうがいい。
悲しくても寂しくても。

なんか、恋の終わりににている。