といえば
理不尽
だなぁと思うことが結構ありますよね。
若い頃はそれで一喜一憂して、喜んだり怒ったり大変な思いをしました。
特に1000DAYS劇場が出来、宙組発足あたりからしばらくはなんだか宝塚も落ち着かない感じだったし。
新専科
なるものが出来てからは、なぜこの人がトップになれないの。と嘆いたこと、若手がどんどんやめてしまい、なんでよ!と思うこともありました。
でもね。
社会に出てから、自分の会社で巻き起こる人事の方が
圧倒的に理不尽
成績悪くても、性格悪くても、上司にへつらえば出世し。
担当者を馬車馬のように働かせ、自分はふんぞりかえっているだけの上司は手柄を横取りし役員になり。
女性活躍のモデルケースにするために、 周りの手柄をすべて横流しして役職にさせ。
そんなことばかりを見てくると、少し考え方も変わりました。
「王家に捧ぐ歌」に♪この世はそもそも不公平なもの、という歌詞があると思うんですが、私は、認めたくはないけど、受け入れざるをえない不公平がこの世にはたくさんあるのだと思うんですよ。
確かに。
宝塚は理不尽な人事をやらかしてくれますが。
それと共に
順当な人事
というのもきちんとやってくれるところがあると思うんです。
たくさんの理不尽人事のなかで、納得の人事というものがあるだけで、人はなんとなくカタルシスを得られると思います。
かなしいことですが、全員が納得の人事というものはこの世に存在しません。
なぜこんなこと書いたかというと。
私はいまの会社に派遣社員で入社し、その後関係会社の正社員になり、そこから今の会社の社員になったのですが、今度、会社の制度が全面的に変わり、もしかしたら派遣社員に戻されるかもしれないらしいのです。(私だけではありません)
このご時世に正社員から派遣社員に降格ってどんな人事だよって感じですが。
会社はこんなにも理不尽。
辞めろっていわれないだけマシですかね。
やっぱ世の中、理不尽。