このブログを書き始めた当初は、私は育児でかなり疲弊していて、しかしながら、周りからみたらかなり恵まれた環境にいることも事実で、
「辛い」とは簡単には言えない状況でした。
前にも書いたのですが、私は20代の時に不妊を宣告されていて、結婚や子供は無理だろうということで、当時流行っていた「負け犬」(未婚の一人女性)になるんだろうなーと思ってました。
このまま滅びるなら好きなことしたい。と趣味に生きて生きて生きてー、って感じだったし、周りの友人も既婚者はほぼいなくてそれが普通でした。
しかし、結婚して、子供生んで、社会復帰して、私にとっては「思ってもみなかった人生」がはじまり。もちろん毎日奇跡的だなぁと感じることもないことはないのですが。
正直言えば「毎日献立のこと考えてキッチンの前にほぼ一日中たってる生活って何?」とか、「子供の興味のために近くの踏切でお目当ての電車が来るまで待ち続けるって?」とか。病気になってもごはんを作ったり着替えさせたりオムツ変えたり。宝塚に行っても時間をきにして見終わった後にお茶できない、余韻すら楽しめないのか、そんな生活がしたかったわけじゃない、、、と思うことも多いです。
もちろん、欲しくて治療までして子供をもったことを後悔はしていませんし、子供がいることで人生が変わったことを嘆いているわけではないのですよ。宝塚から急いで帰りたいとまでは思わないので、多少人より愛情が薄いのかも?とは思いますが。
その、複雑な感情を持ちながら折り合いをつけることが苦しくて辛いと言いたいんだと思います。
そして、最近一番苦しいなとおもうのが、「その生き方が当たり前」っていう世界に突入してしまったことです。
仕事をし、結婚し、子供を作る。それが当たり前でしょ?という考えが苦しいって一体なんでしょうね?
そっちの方が主流なんですけどね。
なんていうか。
生き辛い気持ちってどうなったら楽になるんでしょうね??
3月は観劇しすぎなのですが、子供を置いていくことに罪悪感はあるんですよ。
でも一日中一緒にいると辛い。
寝るとき、 自分にすり寄って歌をねだる子供を、かわいいと思う日よりとめんどくさいと思う日とどっちが多いんだろう。
辛いと誰かに言えたらいいけど。
観劇にまでいっといて
辛いとか。
言うなって話ですよね。