突破した後の二次攻撃も大事、『またヴィンセントは襲われる』 | 平平凡凡映画評

平平凡凡映画評

映画を観ての感想です。

【タイトル】『またヴィンセントは襲われる』

【評価】☆☆☆(☆5つが最高)

【監督】ステファン・カスタン

【主演】カリム・ルクルー

 

 

【あらすじ】

 職場で突然同僚に襲われたヴィンセントは、自分と視線を合わせた人が襲い掛かってくることに気付き、人気のない田舎を目指して車を走らせた。

 

 

【感想】

 視線が合うと襲われる、というアイデアがポイント。どこかゾンビ映画の雰囲気もあるが、アクションの要素は少なくフランス映画らしい佇まいを見せていた。ストーリーはこのアイデアを突っついたり引っ繰り返したりして進んでいく。ただ当然のようにナゼという疑問が募る。またきれいな着地を期待しすぎてはいけないのかも。登竜門的な若々しさよりも、どこか老成している感のある映画だった。