【タイトル】『スマッシング・マシーン』
【評価】☆☆☆☆☆(☆5つが最高)
【監督】ベニー・サフディ
【主演】ドウェイン・ジョンソン
【あらすじ】
格闘家として頂点を極めたマークは、日本で開催されるPRIDEに参戦する。だが精神的にも肉体的にも追い詰められていた。
【感想】
主人公の息づかいや体温がリアルに伝わってくるような映画だった。格闘家として成功したものの、その地位を維持するのは容易ではなく、現実と向き合わざるをえなくなる。屈強の肉体を持っていても普通の人間であり、焦りや怒り、慢心と無縁ではいられない。観衆の熱狂を身に浴び高揚し、試合後は一人の男に戻る。この激しい波の変化に適応できる人は稀なのかも。場の波に翻弄され続ける姿は痛々しく、また普通の人のリアルな姿を見せていた。不安や焦りを腕力ではねじ伏せることはできない。