韓国人の好みのフレーバーがちょっと分かる、『ザ・バッド・ガイズ』 | 平平凡凡映画評

平平凡凡映画評

映画を観ての感想です。

【タイトル】『ザ・バッド・ガイズ』

【評価】☆☆(☆5つが最高)

【監督】ソン・ヨンホ

【主演】マ・ドンソク

 

 

【あらすじ】

 囚人を乗せた護送者が襲撃され、多数の囚人が逃走する事件が起きる。警察幹部は逃走犯を捕らえるため、同じく服役中の囚人たちを集めて特別チームを作った。

 

 

【感想】

 主演のマ・ドンソクの存在感はさすが。見るからにケンカが強そうで、格闘シーンにも迫力があった。ただストーリーはかなり安っぽく、取って付けたような都合のいい展開になっていた。困ったときには、悪役に日本人を据えるのが無難なんだろう。こういう映画を観ると、改めて差別や偏見、排斥といったものは世の中から無くならないと思えてくる。そして自分を守るため、人は偏見を持たずに生きられないのかも。