【タイトル】『パーム・スプリング』
【評価】☆☆☆(☆5つが最高)
【監督】マックス・バーバコウ
【主演】アンディ・サムバーグ
【あらすじ】
同じ一日を延々と繰り返していたナイルズ。彼が負傷しながら不思議な洞窟に入っていくと、その後を一人の女性が追っていく。
【感想】
カルト的な人気を誇る「恋はデジャブ」。放題はちょっとショボイが、主人公がどう足掻いても同じ日から抜け出せなくなるというアイデアが秀逸で、無間地獄をコミカルに見せていた。この映画も基本的に同じ路線を進む。ただしタイムループを抜け出せない登場人物が複数といるという設定。微妙に変化する一日の描き方に、脚本家の腕が試さる。斬新なアイデアが付け加えられた訳ではなかったが、永遠や記憶についてあれこれ考えさせられた。思わずシミュレートしたくなるストーリー。果たして同じ日を何億回も生きられるだろうか。