碓氷峠遊歩道アプトの道~鉄道文化村 (2020.10.24) | 大空のゆめ

大空のゆめ

空が大好き。
飛行機も大好き。
舞台も大好き。
好奇心いっぱいで
夢が広がる。

10月25日に佐久平で大衆演劇を観るために、前泊をするなら、ちょっと足を伸ばそうということで、碓氷峠に行ってきました。反省点もいろいろあるので、今後いかれる方のために参考になれば幸いです。

パンフレットです。安中市のWEBサイトから拝借しました。


たいていの方は、横川スタートでトロッコ列車に乗り、峠の湯から徒歩で熊ノ平を折り返すルートでしょう。結局帰りもトロッコ列車に乗ることになりますし、最大の見せ場の第3橋梁を地上から見る元気がなくなります。どちら向きから行っても、徒歩区間を往復しなければならず、帰路は辛いです。

今回は終点である熊ノ平から行きました。たまたま軽井沢から向かうと、一番先に行き当たるのは熊ノ平の駐車場であったということです。途中にある駐車場は、ここと第3橋梁(めがね橋)の2か所です。第3橋梁の駐車場の方がトイレ完備ですので、便利です。熊ノ平から歩くと、途中にトイレがなく、峠の湯まで1時間近く歩かなければなりません。今回は、熊ノ平から行ったので、結構厳しいものがありました。男子でよかったということです。

隧道は、明治時代によくこれだけの土木工事ができたものだと、感心しますが、10か所見ていると、飽きてきます。途中の第3橋梁での見晴らしでほっとしますけどね。

橋梁は橋上から見るとただの高台という雰囲気で、値打ちがわかりません。やはり下から見ないと、構造物の大きさが感じられません。

そんな訳で、熊ノ平から峠の湯を往復した後、横川に向かう途中に、最3橋梁の駐車場から徒歩で第3橋梁の地上部に行きました。実は、第3橋梁から地上に降りる階段がありますが往復するのは大変です。

結局トロッコ列車には乗りませんでした。66.7 /00(パーミル)の勾配を体験したかったですが、今回は見送りでした。でも今見ると、そう大した勾配でないような気がします。なおトロッコ列車は電車ではなくて、後方から動力車で押していますので、電車ではありません。EF63型の電気機関車の運転体験用の区間は電化されています。

その運転の様子です。
EF63型運転

 


時系列から言いますと、第3橋梁を地上から見た後、横川まで移動して、大目的の峠の釜めしを食べに行きました。
行列に並び、自販機で食券を買うと、調理場にオンラインで通じ、お渡し口には大きな表示装置で、食券番号が表示されるというマクドナルド式の流れ作業でした。
基本的に皆さん釜めしのセットを注文していますから、セットの食品の変化に対応するだけですから、順番が前後することは少ないようです。
なお、釜めしの単品を注文するのはちょっとむつかしい細工がありました。食券の自販機のトップメニューが「釜めし」と「単品」「お子様メニュー」となっていて、釜めしを選択すると、サブメニューにはセットメニューしか出てこないので、たいていの人は仕方なくセットメニューを選択するように仕向けられています。

昼食後に鉄道文化村に行きました。

入り口の構造物は第3橋梁をイメージしたものだと思います。上部は構内を一周するナローゲージのあぷとくんという列車の線路になっています。

文化村自体はこども向けの遊具と、碓氷峠の歴史学習そして、機関車の屋外展示という組み合わせですが、屋外展示の機関車は、傷みが激しくて、ちょっとかわいそう。

帰りは、山道が面倒だなと思い、カーナビに任せた道を通りましたが、往路で通った国道旧18号よりももっと狭い県道で、知らない土地でどこを走っているのかさっぱり分からなかったけど流石に目的地にたどり着きました。カーナビがないと勝負にならないけど、でも、道はさっぱりわからず、道を覚えることはできません。😥