結婚式の友人スピーチでは、過去のできごとを語るだけではただの思い出ばなしにすぎません。


「2人でハワイに行って楽しかったね」


…だから、なんだ??

 

友人スピーチを通してお友だちの人柄を知ってもらうには?

そのためには、ちょっとした工夫があります。

 

 

海外旅行の思い出

 

5 エピソードで人柄を伝えるコツ

エピソードを語る際には、必ずお友だちの人柄・長所・すてきなところが聞いている人に伝わる内容になるようにしましょう。

 

 

そのためには、エピソードを伝えるときに

いつ/だれが/どんなシーンで/どうなった/その時のあなたの気持ちを具体的にして話しましょう。

その前に…

 

エピソードが具体的なのにダメな例

 

2人で行った初めてのハワイ旅行で、ホテルの予約トラブルがありました。

思わぬハプニングに私はおろおろして、怖くて涙が止まりませんでした。
初めての海外で、英語も苦手な私はホテルのロビーで泣くことしかできませんでした。そしたら、いつの間にか彼女がすべて解決してくれました!私は頼りになるなぁと思いました。

エピソードを通して、お友だちのことを伝えるという意識がないと、自分のことばかりを語ってしまいがちです。(若い女性と、会社でエライ男性に多いよ!)いつの間にか、自分が話の主役になっています。

スピーチの主役はあくまで、新郎新婦!ということを頭において、同じエピソードを再構築してみましょう。

 


お友だちの行動を具体的にした例

 

2人で行った初めてのハワイ旅行で、ホテルの予約トラブルがありました。
思わぬハプニングに私はおろおろしていましたが、彼女はちがいました。

テキパキと旅行会社に確認をし、慣れない英語でホテルと交渉してくれたおかげで、ぶじに宿泊することができました。
いつもおっとりした癒し系ですが、いざとなったら誰よりも頼もしい意外な一面も彼女の魅力です。家庭でもやさしさと頼もしさを発揮できる奥さんになると思います。

 

…なんてすると、字数が稼げる ダメな例に比べて、エピソードを通してお友だちがどんな人なのかイメージしやすくなりませんか?

 

おっとりして見えるけど意外と頼りになるのね
かわいくて、しっかりした人なんだ



と、聞く人がお友だちの魅力を知るきっかけになったら嬉しいですよね。

 


エピソードを通し間接的に人柄を伝えるコツ

 

「2人でハワイに行って楽しかったね」 

 

では、ただの思い出ばなしですが、こんなひとことが加わると…


 

「忙しい仕事もこなしながら、旅行プランを計画してくれた」
⇒ 気遣い、行動力、計画的

「ホテルでトラブルがあっても落ち着いて対処していた、心強かった」 
⇒ 頼りがいがある、おおらか、冷静


「現地の人と仲良くなって、穴場の絶景スポットを教えてもらった」
⇒ 社交的、フレンドリー、人に好かれる


こうして、ひとつひとつのエピソードにお友だちの行動や発言、その時のあなたの気持ちを通してお友だちの人柄を伝えることができます。


 

「このコ、超やさしくて、いいこなんです!」と直接的に伝えるよりも、聞いた人に自然にイメージがわくようなスピーチを目指しましょう。

 

 

まとめ

  • スピーチは思い出を確認する場ではない
  • エピソードはできごと+お友だちの人柄をセットで伝える
  • 聞いている人が自然にイメージできるようなスピーチを目指そう
 


次回は、エピソードでお友だちの人柄を伝えるコツをお伝えする予定です。

 


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結婚式友人スピーチの作り方を①から読む



 

 

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