3回前に書いた事が現実になってきました。


慶応大学の145億円の金融損失報道です。


長く0金利政策が続けば、誰だって少しのリスクを取っても

お金が増える所へ預けたいと思うのは人情です。


おそらく、これから大学以外でも色んな分野から

同じ様な損失報道が出てくると思います。


日本だけは大丈夫などと言っていられるのは今の内だけです。


今、円高で輸出企業は大変だと言われていますが

円高で輸入品を安く買えるメリットはあります。


しかし、いずれは外国との金利差がほとんど無くなれば


当然、円安になります。


そして恐ろしいのは、円安になる時期です。


海外が不況だったら、物を輸出したくても、輸出できない

輸入品も安くで買えなくなる、、最悪の状態になります。


文芸春秋で、偉い人達がアメリカを非難して

うっぷんをはらしていましたが


いずれは日本もアメリカと同じ目に逢う事

忘れていませんか、、と言いたいです。










以前紹介したブログ 「世に棲む日々」 の著者の事です。


この人の論説は非常に専門的で政治関係に携わプロだと思いますが


その文章は日々起った事を細かに分析し繋ぎ合わせる事によって

これから起こる可能性のある事を私達素人に

説得力を持って語りかけてきます。


しかし、悲しいかなこの人の文章から情けという感情は

ほとんど感じられません。


それゆえ、分析も今回の金融危機では金の事ばかりに終始します。


アメリカに変わる金融の覇権は中国だとか、ロシアだとか、、。


確かにお金だけなら中国の方が沢山持っているでしょう。


しかし、中国にお金以外に世界をリードするものがあるでしょうか。


昨日のNHKの番組で、日本とアメリカのアニメのコラボレーションの話を


していましたが、アメリカにはお金以外でも優れた技術がある事を


思い出させてくれました。


私達の若い頃はアメリカが生んだ文化に憧れたものです。


そう、このコンピューターを生んだのもアメリカです。


アメリカ以外の国が、ここぞとばかりに弱ったアメリカを潰そうなどと


考えるほど情けが無い国ばかりだとは私にはとても思えません。


彼の非情な分析が外れる事を私は祈っています。











毎日株価情報を流しているのをご存知でしょうか。


私は最近これにハマっています。


iPodにダウンロードして毎晩聞いています。


まあコメンテーターの皆さんは悲鳴を上げている状態ですが


情報、分析の早さは他の追従を許さない敏速さですし


さすがプロ、今まで知らなかった情報もいっぱい教えてくれて


これからの投資姿勢の役に立っています。


まだめげずに投資意欲のある方に、ぜひお勧めです。



ファイナンシャルBOX


今日の株式、明日の株式


投資思考を身につける


伊藤洋一のビジネストレンド


など、など。






アメリカの金融政策を全否定する経済評論家が多くなりました。


しかし、私はそうは思いません。


これまで全世界が謳歌した繁栄はアメリカが


どんどん物を買ってくれていたからですし


それ以上に彼らの考えた金融戦略を利用して


巨額の富を得たのは他ならぬヨーロッパだった事を


今回のユーロの異常な下落で明らかになりました。


恐らく中国も同じ様な手法で金融政策をしていた筈ですから


これからその損失の巨額さが明らかになるでしょう。


日本ももちろん例外ではいられない、、


以前日本の中小企業が日本の0金利政策では


お金を増やす事が出来ず、海外の投資会社のファンドを買う様子を


TVで流していましたが、これが全て紙屑になってしまったと


マスコミがこぞって知らせたら、今のように平静でいられるかどうか、、。


これからは健全な経済活動を構築する事が目標にされていますが


物作りを主とした経済活動を健全と言うなら


そこで起こる厳しい競争で勝ち抜くのは容易な事ではありません。


勝ち抜けるのは一握りのグループでしょうし

その利益も微々たるものです。


はたして、それで今のような豊かな生活を皆が送れるでしょうか。


健全にすれば良いとはあまりに単純すぎる発想です。


簡単に金儲けができる事は不健全ではありますが


それによって多くの人、大げさに言えば国が


お金を使う余裕が出来た事も、忘れてはいけないと思います。







今回のアメリカ発の金融危機で


一番の被害者は日本ではないかと思います。


何も非は無いはずなのに株価がこれだけ下落し


円も日本への影響を無視して買われている、、。


円高は良い面もありますが、


日本を支えている輸出産業には大打撃です。


それはいずれ雇用や企業倒産という形で全国に現れてくるでしょう。


日本はバブル崩壊後の「失われた10年」で、
金融危機から大不況に陥った時のパターンを全部経験し、
不況に強い体質になっている。


バブルを謳歌してきた欧米、BRICsなどが急転直下、

坂道を転げ落ちていくのを、今度は日本が比較的

落ち着いて眺める番になる。



これは大前研一氏の言葉ですが、こんな悠長な事を

言っている場合か、、と思います。


評論家は文章を書けば飯を食ってゆけますが


日本を支えている産業は輸出国がこけたら

共倒れ状態になりかねません。


ジョージ・ソロスが独紙の取材に答えた記事の中で

興味深い予測を述べている。

「危機で大きな傷を負った欧米は地位を失い、

中国が新たな金融帝国の座につく」、

「この25年間アメリカが犯してきた過ちにより

権力の中心はアジアへ移行する」。


著名な方の意見なので反論はしにくいですが、

この意見も間違っていると思います。


中国ほどアメリカに頼っている国はありません。


アメリカの貿易赤字の相手国の1番は中国です。


その中国で今何が起こっているか、、それは製造業の連鎖倒産です。


悪い事に中国の企業は日本の様に自前の技術力を身につけていません。


倒産したからそれでは別の事業を始めるという軽業は使えないのです。


このままで行くと中国は発展途上国に逆戻りだと私は思います。


思うに、、金融業ほどコストが掛からず、大儲け出来る産業はないのです。


それをアメリカはいち早く気付き、ありとあらゆる方法を生み出し


実行し、そして慢心し失敗したのです。


しかし、コストが掛からず、身軽に動ける分

意外と立ち直りも早いと私は思います。


それは危機に瀕してからの資金の引き揚げの素早さが

物語っていると思います。


ファンドの解約の為とかいろいろ憶測されていますが

私には次の儲けの為の資金の準備の為でもあると思っています。


今までのようなビバレッジを利かす方法はもう出来ないでしょうが


又新たな金融で儲ける方法を生み出せれば、

アメリカは復活できると思います。





決まって日本が不景気な時です。


そして、何時も堅実な事を通り過ぎて


呆れるほどネガティブな事を延々と喋ります。


最悪のケースを想定して皆に注意を喚起する為?


そういう言い回しが正しいかどうかは私には解りませんが


不景気な時にわざわざ気が重くなる様な事を言わなくても


いいのに、、という気持ちにはなります。


庶民の味方の様な振る舞いにも違和感を感じます。


なぜなら、、不景気の時にがっぽり稼いでいるのに


暗い顔で視聴者に同情している姿は


どうしても作っているとしか思えないからです。


もっと明るくなる事を語ってくれる人は現れないのでしょうか、、。








保有する株は大分前に全部売り抜けたのですが


その資金で株よりは安全だと思って買った外債も


為替の急激な下落で株を持っているのと

同じ位の損失を出してしまっています。


結局は欧米の金が金を生む式の錬金術は


世界中に、株は言うに及ばず債券、為替、商品先物など

ありとあらゆる分野に張り巡らされていて


私達個人投資家はその罠からは抜け出せない事を知らされました。


何か自分はクモの巣にかかった哀れな虫に見えてきます。


しかし、その錬金術もやり過ぎると今回のような危機が訪れるとは


本人も承知していなかったようですね。


新しい、健全な金融秩序が創られるまでしばらくは


この不況は覚悟しなければいけないのかもしれません。


そう思う方が気は休まります。



またまた、政治に関する事を書いてしまいますが、、お許し下さい。


今日のNHKTVの政治討論を聞いていたら


各党の政策の欠点を擦り付け合っているだけにしか聞こえませんでした。


ほんと、今の政治家の器の小ささを見せつけられた様で


益々、政治には期待してはいけないという気持が膨らみます。


私は政治の専門家ではないので、政策をどうこう言う事は出来ませんが


私が一番気になるのは、政治家の目に優しさが感じられない事です。


皆よどんだ眼、人を信じられない表情の人ばかりです。


こんな人達が国民の為に優しい政策をしてくれるでしょうか、、。



PS. どんな美しい言葉を並べても、顔の表情の方が正直に


その人の人格を表している、、歳を取ってようやく気付いた事です。





先日紹介したブログで著者が


盛んに世界恐慌が訪れると述べられていますが


本当に世界恐慌が起こるのか、、私にはまだ信じられません。


なぜなら、米ドル、米国債が紙屑になるような事態を


世界中が手をこまねいて見守っているかどうか


既に様々な分野からの情報、分析が世界中を巡り

自分達も被害を被るのははっきりしているのだから


被害を最小限に抑える努力は絶対すると思うのです。


歴史に残っている世界恐慌の時代は今のように

情報が伝わらない時代でしたから


迅速な対処が出来なかった、、それが

世界恐慌という最悪の事態にまで至ってしまった。


私はそう考えたいのですが、、。


著者の言う、米国を置いてきぼりにして、アジア、ヨーロッパの国々だけで


新しい経済圏を構築するなどとても現実的だとは思えません。


世界中が助け合って、アメリカは何時か必ず立ち直る、、そう信じて


私達個人も希望を捨てない強い気持ちで対応したいものです。







またまた政治関連の話になってしまいますが


中山国土交通大臣の発言を聞いて


この人時代錯誤も甚だしいと呆れてしまいました。


そもそも、大臣になった時点での


あのふてぶてしい態度は何なんでしょう。


大臣は偉い人、お山の大将で、俺様の言う事を皆聞けという


旧来の大臣像がもう通用しない事ぐらい気が付かないのでしょうか。


旧来の大臣はそれでも官僚が仕事をしてくれていたから


神輿の上に乗っかって偉そうな態度で仕事をしている

ふりをしていれば良かったのでしょうが、、。


今はもうそんな事は通用しません。


大臣は国民目線で、国民の意見をよく聞き


官僚の暴走を止めるぐらいのエネルギーで仕事をして欲しいと


国民は皆思っているはずです。


KYな人を大臣にする自民党に明日はあるのでしょうかね。