Fri 220429 夏スケジュールの充実が嬉しい/もっともっと/吉野♡奥千本を満喫 4202回 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Fri 220429 夏スケジュールの充実が嬉しい/もっともっと/吉野♡奥千本を満喫 4202回

 一昨日(4月27日)は焼き鳥、今日(4月29日)はうなぎ。いやはや毎日毎日旨いものでパンパンの満腹、何だか申し訳ないが、我が肉体は信じがたいほどに頑健であって、特に4月に主食をチキンとブロッコリーとマッシュルームにしてからは、「こんなに健康で大丈夫か?」と自らに問いかけるほど絶好調だ。

 

 あともう1つ、絶好調の源になっているのが「断食」。若い諸君にはあんまりオススメできないが、月初めに2日から3日間の絶食を実践する。3日間となると滅多な修行僧では困難かもしれないが、2日ならまあ何とか乗り越えられる。

 

 カフカの短編に「断食芸人」というのがあったが、断食もまた楽しいのである。「ダイエット」とか「健康法」とかの話ではない。要するに修行、一種の荒行だ。ワタクシぐらいの年齢になれば、自分が修行&荒行に励んでいると言ふ意識だけで、精神も肉体もグイッと高揚するのである。

 

 もちろん、完全な絶食ではない。ランチにスープないしフルーツジュースは飲むのである。1日目はブロッコリースープ、2日目はアップルジュース、3日目はマッシュルームスープをすする。

 

 それだけにとどめて胃袋の中をカラッポにすると、諸君、どういうわけか胃袋の奥底から「ブンッ!!」と大音響が響くような強烈な充実感が漲って、それで今井君はこんな重厚長大なブログを4200回も書き続けてきた。

(4月12日、京都への東海道新幹線で「穴子づくしフルコース弁当」を試してみた 1)

 

 すると諸君、仕事のほうも絶好調。「人事を尽くして天命を、待てば海路の日和あり」。むかしむかし駿台予備校同僚の「青木センセ」と言ふ御仁がパンフレットに書いていらっしゃったが、まさにその通り、人事を尽くして天命を待てば、海路の日和は慌てなくても必ずやってくる。

 

 まあ諸君、昨日までに決まった「2022年♡夏シリーズ」の予定、以下を眺めてくれたまえ。こんなハードスケジュールを組んでもらえて、大ベテラン♡今井は感謝&感謝&大感謝、思わず「もっと」「もっと」「まだまだナンボでも空白があるじゃないか」と、激しく快哉を叫ぶのだ。

 

   6月9日 大阪 岸和田

   6月10日 大阪 泉ヶ丘

   6月13日 群馬 前橋

   6月15日 大阪 なかもず

   6月16日 京都

   6月17日 大阪 高槻

   6月20日 兵庫 西宮

   6月21日 大阪 堺東

   6月22日 兵庫 西宮

   6月23日 兵庫 三田

   6月24日 和歌山

   6月26日 兵庫 塚口

   7月2日 広島 福山

   7月3日 山口 徳山

   7月8日 神奈川 新百合ヶ丘

   7月11日 金沢

   7月12日 東京 巣鴨

   7月13日 神奈川 二俣川

   7月14日 横浜

   7月16日 静岡

   7月18日 長崎 諫早

   7月19日 埼玉 大宮

   7月23日 沖縄 那覇

   7月25日 東京 練馬

   7月27日 東京 吉祥寺

   7月28日 神奈川 小田原

   7月29日 埼玉 川越

 

 

 (4月12日、京都への東海道新幹線で「穴子づくしフルコース弁当」を試してみた 2)

 

 夏スケジュールを眺めて、もしも加盟校サンの中に「何だ、今井センセのスケジュールにまだまだこんなにアキがあるじゃないか」というヒトがいらっしゃったら、公開授業でも講演会でも、バンバン遠慮なしに申請をしていただきたい。

 

 だって諸君、スケジュールが空いたままに今井を放置すれば、今井はナンボでも旅に出て、旅先でノホホンと花やお山を眺めたり、カモにクマにシカにイノシシ、可愛らしい野生動物をワシワシ貪って反省することもない。

 

 今井のスケジュールを公開授業で埋め尽くすことは、イコール野生動物の命を守ることに直結するのだ♡ ほれ、ほれ、野生動物を守るか、今井を働かせるか、加盟校の皆さま、野生動物の命は、今井に公開授業を要請するかどうかにかかっている。

(4月12日、新幹線からの富士の絶景。この後、鳥海山・太平山・月山・岩木山・駒ケ岳・羊蹄山の絶景を満喫することになる)

 

 もちろんその辺は全て冗談で言っているので、万が一ホンキにされては今井としても天を仰ぐばかりであるが、今や「フェーズが変わった」「大爆笑100%の時代から、大爆笑3割&本格的な授業7割」と大変貌を遂げた充実のサトイモ閣下に、もっともっと仕事をさせていただきたい。

 

 しかも、出来れば教材は「難関編」「最難関編」をどんどん遠慮なく選択してほしい。どんなに今の学力に自信が持てない生徒が多くても、まあマホーみたいなもんですな、今井の公開授業90分で、まず間違いなく100%の生徒諸君が、自らの潜在能力に覚醒して「やるぞ♨︎」と握りこぶしを固めるに違いない。

 

 ま、スケジュールを見てお分かりのように、まだ空いている日程は8月上旬から中旬の半月ぐらい。でも、今の今井はいつでもどこでも行きますぞえ。西も南も、東も北も、ヒコーキと新幹線、私鉄にローカル線、バスしかなくても構わない。急がないと、旅のスケジュールを入れちゃいますぞ。

(吉野の駅前からタクシーに乗って、まずは源義経が隠れ住んだ「奥千本」の杉木立に到着する)

 

 というわけで4月12日、「4月国内大旅行10日間」の2日目に、ワタクシは東京駅から新幹線に乗り込んで、まずは京都を目指すことにした。

 

 朝の東京駅で買い込んだのは「穴子づくしフルコース弁当」。ほぼ同じ値段の「からあげ弁当」と迷いに迷って穴子に落ち着いた。理由は詳しく述べないことにするが、うーん、やっぱり「からあげ」にするんだった。近いうちに、必ずリベンジするし、リベンジ情報もすでに、ここに掲載する準備ができている。

 

 穴子を食べ尽くした頃、新幹線9号車D席の窓から、マコトに美しい富士山の姿が眺められた。

 

「東海道新幹線では9号車D席を選択すべきだ」とワタクシがこのブログで書いたのはすでに10年以上昔のこと。陽当たりの件、富士山や浜名湖の眺望の件、8号車との人口密度の比較の件など、せっかくグリーン料金を払うなら、A席B席や8号車より、9号車D席が圧倒的に快適だ(Fri 110121 新幹線は9号車D席がいい 今時ケータイのピッピ音を鳴らしまくるヒト)。

 

 あれから10年、「9号車D席」は新幹線グリーン車の利用者にはすっかり定着した感がある。今や9号車D席から順番に売れて、むしろ8号車の方が人口密度が低く、日光が1日中カンカン照りつけるA席B席は、どの新幹線でもガーラガラ。こんなシロートのブログでも、世の中の動きにささやかながら影響は与えているようである。

(4月12日、吉野は「奥千本」が満開から散り初め。美しゅーございました 1)

 

 ついでだから言っておくと、いつの間にか定着した「コロナ禍」と言ふコトバ、もしかすると日本で最初に使用したのはこの今井ブログだったかもしれない。

 

 ハイハイ、いいですよ、どうぞナンボでも好きなだけ失笑してくれたまえ、しかし2020年3月、ワタクシは「災禍」「戦禍」などの「禍」という漢字の使用法から、このブログで初めて「コロナ禍」と書いてみた(Wed 200318  論理的思考力/問題を立てる力(南仏カーニバル紀行14 最終回)3919回 最終パラグラフ)。

 

 もちろんそんなこと、どうだっていいのだが、今井ブログ以前に「コロナ禍」と言ふ単語を使ったマスメディアが存在したかどうか、その程度のことでも、十分に学部の卒論のテーマになりうると信じる。

 

 新しいコトバがどんなふうにSNSその他から拡大&拡散するか、新書ぐらい書きたくてウズウズしている大学助教や准教授はナンボでもいらっしゃるだろうし、出版社の辣腕編集者だって、そういうライターさんの誕生を虎視眈々と探し求めていらっしゃるに違いない。

(4月12日、吉野は「奥千本」が満開から散り初め。美しゅーございました 2)

 

 そういうクダランことを考えつつ、穴子の消化を我がイトシの胃袋クンに任せつつ、4月12日のワタクシは京都駅に到着した。京都で近鉄に乗り換え。京都から橿原神宮まで近鉄特急、橿原神宮から吉野までも近鉄特急、2時間近く近鉄のお世話になって、吉野にはお昼前に到着した。

 

 吉野の桜、もう何度目の訪問になるだろう。温暖化の影響で吉野の桜は開花が毎年毎年早くなって、今や満開は4月の上旬が定番になった。昭和というか20世紀というか、要するに今井の常識では「吉野の桜は4月中旬から下旬」だったが、この4半世紀で常識から15日あまり早まってしまったようである。

(4月12日、吉野は「奥千本」が満開から散り初め。美しゅーございました 3)

 

 昨年は、NHKのニュースで「吉野の桜が見頃です」と報道していた翌日に吉野を訪れた、すると諸君、吉野のタクシー運転手さんが激しく噴きだしながら「桜は奥千本までとっくに全部終わってます」「マスコミのニュースより、地元の馴染みのお店に電話して聞いた方がいいですよ」とのことだった。

 

 そういうテレビの「見頃です」情報については、実はその翌日の京都仁和寺・御室桜でも同様の辛酸なめ子を経験させられたのであるが、若い諸君、テレビで「見頃です」と言われたら、要するに「もうおしまいです」と言ふことだと考えた方がいいらしい。

(4月12日、吉野は「奥千本」が満開から散り初め。美しゅーございました 4)

 

 2022年も、「見頃です」と言われてホイホイ駆けつけた今井を待ち受けていたのは、「80%はもう散っちゃいました」という恐るべき現実。吉野の桜の見所は、下千本・中千本・上千本・奥千本、「千本」ずつ4つのエリアに分かれているが、残っていたのは一番山奥の「奥千本」だけだった。

 

 下千本は、間違いなく1週間前に花吹雪。中千本も「花吹雪が4〜5前に綺麗だったかもしれないな」で、それぞれほぼ完全に葉桜状態。上千本は、「昨日か一昨日が花吹雪だったかもな」という虚しさで、路上に干からびた花びらが悲しく舞っているだけだった。

 

 それでも諸君、奥千本の散り初めの美しさは「さすが吉野」の風情がたっぷり。大海人皇子と源義経と後醍醐天皇、ピンチに立たされると吉野から再起を図る長い歴史の吉野桜♡奥千本は、それぞれ7世紀・12世紀・14世紀のヒーローの記憶を、マコトに美しく彩っているのだった。

 

1E(Cd) Eduardo EgüezTHE LUTE MUSIC OF J.S.BACH vol.1

2E(Cd) BrendelBACHITALIENISCHES KONZERT

3E(Cd) CasalsBACH/6 SUITEN FÜR VIOLONCELLO 1/2

4E(Cd) CasalsBACH/6 SUITEN FÜR VIOLONCELLO 2/2

7D(DMv) GOING IN STYLE

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