●陶磁製などの食器である「鉢(はち)」。『広辞苑』によると、「皿より深くすぼみ、碗よりは浅く開き、食物・水などを入れるもの」とあります。

「浅い皿」あるいは「深い椀」とのそれぞれの境界は難しいですが、あくまで素人判断で「鉢」を採り上げます。いわゆる「小鉢(こばち)」を除くため4寸(約12cm)以上に限定していきます。

 ●先ずは、同柄で大中小揃ったものから。

  大=245―78、中225-73、小190-62(径―高さ、単位mm)。









 梅に鶯








昨年9月8日の「二宮尊徳座像」から始めた「我楽多(がらくた)」シリーズ。

時折、私の代のものを織り交ぜながら、明治生まれの両親以前から伝わるものを採り上げてきましたが、早いもので半年が過ぎ、7ヵ月目に入りました。

これからも、宜しくお付き合い下さい。


●「サラサ(更紗)」は、もとジャワ語でポルトガル語を介して17世紀初めまでに伝来しました。

木綿地や絹地に人物・花鳥・幾何学模様などをいろいろな色で表現したもので、版や型を使う捺染(なっせん)更紗に対して、直接染料で模様を手で描いたものを「描き更紗(かきザラサ)」と呼び、尊ばれています。

 生地に豆汁を塗り、糊を加えた染料液で更紗模様を描いて染め上げたものです。

●下の写真の「かき更紗 紺地に小花模様 白地に小花模様」~母の字です




●小さな座布団

  径22cm程。2種類の柄。飾り物でも敷くのでしょうか?





●仕覆・仕服(しふく)  

  茶入・薄茶器・茶碗など茶道具を入れる袋。




●着物





●白地に花模様


















●丸盆 径298mm、3枚



    

                                           ウラ



●丸盆 径318mm



                

                             ウラ



●丸盆 径280mm



         

                     ウラ



●駿河竹千筋細工盆  長径405mm 短径305mm


  駿河竹工芸の静岡・然林房(ねんりんぼう)による、伝統工芸品「駿河竹千筋(せんすじ)細工盆」。



                                             ウラ





















●烏城彫丸盆


 「烏城彫(うじょうぼり)」は大正14年(1925)創始の、岡山県を代表する特産品。

 手間暇かけた、果物や花模様の手彫りと漆加工が特徴です。「烏城」は岡山城の別称。

 姫路城を白鷺城と称するのに対し、天守の羽目板が漆黒に塗られていることからカラスにたとえられています。

 径303mm



      



●鎌倉彫・博古堂丸盆


 鎌倉鶴ヶ丘八幡宮の鳥居脇に店を構える鎌倉彫の老舗「博古堂(はっこどう)」(神奈川県鎌倉市雪ノ下)製の丸盆。 径296mm



          











 以前に約35cmの箱入りの丸盆5枚セット2組を採り上げたことがありますが、

今回は単品ながら、大きさがそれらと同等か、あるいは少し大きい丸盆3点です。

 ●輝山製鳳凰図盆

 やや楕円形を呈し、353~362mm。表に「輝山」の刻印があります。

 裏面に所有者を示すと見られる「十一 作兵衛」の文字。わが家にはない名前で、身近の人物といえば、親族の日下・河澄家が江戸期代々継いでいた名前。母が嫁入り時に持参したものかもしれません。



                                           「作兵衛」


     

                          「輝山」の刻印



●径358mm。 別途、328mmのものもあります。



     




●径353mm。 別途、320mmのものも3枚あります。


         














●大原盆


 京漆器・象彦製「黒・大原盆(おはらぼん)」。くり抜きの木製。径242mm

 16弁の菊花が描かれています。後白河法皇の文治年間(1185~90)の大原行幸の際に、

 建礼門院が接待に使ったとされ、以後も愛用されたという寂光院秘蔵の盆に由来するもの

で、「大原盆」と名付けられています。





          



●鎌倉彫盆

  陽堂(神奈川県鎌倉市長谷)製「鎌倉彫」の盆。径242mm。











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●京焼・東哉製

  皿の絵柄は、基本的には「見込み絵」「縁絵」「胴絵」があり、使用時には隠れてしまう「見込み絵」ですが、食したあとに現れる楽しみもあって、これに凝ることも行われます。

 この皿は、その見込み部に桜の花を描いたものです。

 清水焼・東哉(とうさい)製の「桜華紋見込 皿 五枚」。径122mm。






      


                  


●萩焼・天鵬窯  径123~126mm




        



















●3月3日。まだ、梅の花が咲き始めたばかりですが、「桃の節句」です。


           小学校低学年時に描いた鉛筆+クレパス画


                          ひなかまぼこ


●五節句の一つである3月3日。

 現在では「桃の節句」とも呼ばれ、「雛祭り(ひなまつり)」の日として親しまれています。

昔は陰暦(旧暦)3月初めての巳(み)の日としたことから、「上巳(じょうし)の節句」と呼ばれる、主に女児を祝う節句でした。のちに3月3日に定められたそうです。

その日に合わせ、「雨水」の日にひな壇を設けてひな人形を飾り、調度品を具え、菱餅・白酒・桃の花などを供えます。

今年の旧ひな祭は、4月21日(旧3月3日)になります。

 ●因みに上記「五節句」とは、正月7日の「人日(じんじつ)」、3月3日の「上巳(じょうし)」、5月5日の「端午(たんご)」、7月7日の「七夕(たなばた)」、9月9日の「重陽(ちょうよう)」の五つです。


●朱塗り菓子椀

 本来は蓋付きですが所在不明です。高台の底に、苗字の「中」が記されています。

 径135mm、高さ68mm.




                 



●菓子椀

  径150mm、高さ53mm。