お別れの会・偲ぶ会の服装 | 印象力とマナーで自信と信頼を!インプレッジ代表 長島佳美のブログ 

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初めましての緊張感をワクワク感へ!初対面で好印象を与え、相手と良好な関係を築くための印象管理術を「マナー」「立ち居振る舞い」「外見づくり」「コミニュケーション」の観点からお話しいたします。

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こんにちは、インプレッジ代表の

長島佳美です。

秋も深まってきましたね。

 

本日は

お悔みの場面での服装について

考えてみたいと思います。

 

コロナ禍の影響で、大々的な葬儀はせず、

まずは身内のみで家族葬を行って、

後日、お別れの会や偲ぶ会を

執り行うケースが増えてきました。

 

その時に悩むのが、案内状に書かれている

 

当日は平服にてご参集たまわり

ますようお願いいたします

 

のメッセージです。

 

平服」って?

 

平服とは、普段着で参列してよい

という意味ではなく、

 

喪服など、礼装でなくてもよい

という意味です。

 

男性であれば、

チャコールグレーや

光沢のない濃紺のスーツに

黒やチャコールグレーのネクタイ、

 

女性であれば、

黒、グレー、濃紺のスーツ、

アンサンブル、

バックなど小物は黒で合わせます。

パンツスーツやワンピースでも構いません。

 

最近、知り合いの方から

こんな質問を受けました。

 

夏のクールビスの時期に

お別れの会や偲ぶ会に参列する場合

ノーネクタイでもよいのでしょうか?

 

平服は略礼装にあたりますので、

ネクタイを着用しない場合は

ポケットチーフを挿せば

本来は問題はないのですが、

 

ポケットチーフについては

日本ならではの事情があるようです。

 

スーツの歴史が長い欧米では

スーツの着こなしの一部として

ポケットチーフは地位を確立されていますが、

 

日本では

ポケットチーフ=

華やかな場面で使用するもの

 

というイメージがあって

平服指定のお別れ会などで

ポケットチーフがネクタイの代用には

ならないようなのです。

 

日本ルールを考慮すると、

真夏の暑いときもネクタイ着用?と

思うかもしれませんが、

 

会の規模や会場によって

判断すればよいのではと考えています。

 

例えばホテルなど、大きな会場で

お別れの会が行われる場合は、

夏の時期であっても

ネクタイ着用が望ましいでしょう。

 

また、会社の仲間などが集い

レストランで会食をしながら

小規模に開催される場合は

ジャケット着用であれば

ノーネクタイでも失礼にあたらないのでしょうか。

 

オープンシャツの代わりに

スタンドカラーのシャツを着用すれば

少しフォーマルな印象になりますね。

 

平服について、よく質問を受けるので

ブログにまとめてみました。

 

他の機会に

慶事の平服指定についても

書いてみようと思っています。

 

本日もここまでお読みいただき

ありがとうございます。

 

インプレッジ 長島佳美

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