思いつくままに聖地や神社を巡っています。
この度は、京都東山の新日吉神宮(いまひえじんぐう)、豊国廟(ほうこくびょう)、豊国神社(とよくにじんじゃ)です。
というわけで、最寄りの『京阪電車・七条駅』に降り立ちました。
まずはこの界隈に来たら必ず参拝させていただく神社にgo！
●松明稲荷神社（たいまつでんいなりじんじゃ）
七条大橋の西詰におわします。伏見稲荷大社の境外末社。
平成の台風で荒廃していたのを復興され、さらに現在は、封じられてしまった由緒ある井戸の再興を目指されています。
少しでもお力になれるよう精進していきます。
●新日吉神宮（いまひえじんぐう）
京女の女坂を上ったところにあります。
大学時代はこの辺りをチョロチョロしていました（京女と合同のクラブに所属していた。因みに競技ダンス部(舞踏研究会と言う。社交ダンス部)）
練習の帰りにみんなでよく行っていたレストラン『里』も健在で懐かしさもひとしおです。
思い出はたくさんあるにもかかわらず、新日吉神宮には一度もお参りしたことはありませんでした。
早朝だったのでめっちゃ気持ちがよかった！！！
まず、いまだかつてないほどの巨大な宝珠（ひかりのたま）がドーン！と鎮座されていて、ドカーーーン！！となりました（語彙力）。
新日吉神宮の神使はお猿さんです。
鈴の狛猿さん。
狛猿さんはそれぞれ鈴と幣帛をたずさえていて、われわれのけがれを祓ってくださいます(*^^*)ありがとう。
幣帛の狛猿さん。
大黒様と真猿(まさる)のお像
めっちゃパワフルです。
そして、御神木と御神石との出会いが待っていました。
おおきなおおきなエネルギー。
「ここにはすべてがある」
「出会いがあなたを待っている」
●豊国廟（ほうこくびょう）
新日吉神宮を出てさらに山の方へ上がると豊臣秀吉公の墓所、豊国廟があります。
（正式名称：とよくにびょう、通称：ほうこくびょう）
秀吉さんが埋葬された後しばらくは大切にされていた墓所ですが、徳川の世への変遷とともに、見捨てられ、朽ち果てることとなり。。。
明治時代に改めて現在のように埋葬しなおされたのだそうです。
前の支配者のつくったものや痕跡は、次の支配者によって否定され、壊され、消されてしまう。
それは歴史の常なのですが、こうして目の当たりにするとショックを感じざるを得ませんでした。(繰り返しますが、現在はきれいに整備し直されています)。
上にどんどん「当代」の信仰が重ねられてゆき、地層のように積み重なっている、、、そのような場所は多いものです。
神社においては、ご祭神が変えられていることはとてもよくあります。
麓から563段の石段を登ると、石造りの五輪塔が建てられています。
頂上では、桜がきれいに咲いていました。
般若心経をあげさせていただきました。
山頂からは、京都市内と清水寺も見えています！（写真中央に清水寺の五重の塔）
それでは私が豊国廟で感じたこと、受け取ったエネルギーとメッセージをシェア致します。
（私が翻訳すると「せよ」とか「ならない」いう文言が出てきてしまうのですが、これは命令や否定ではなく、「提案」の意味合いです。）
【豊臣秀吉公からのメッセージ】
私は様々なことを行い
様々なものを残し
様々なものに書かれた
そして後生には数多の創作をされている。
それゆえに人々は、それらを通して私を見る
それらを通して私を想像する
逆に言うと
それらを通してしか私を見ていない
もし 今日ここに来たのであれば
今ここで あなたの目で
あなたの心眼で
私そのものを見よ
あなたの目には私はどう映るだろう ？どう映っているだろう？
あなたの魂にはどのように映っているのだろう。
私の魂をどのようにかんじられるのだろう。
「目を開け」
そして、その目がうつしたもの
それだけを信じなさい
それだけを見なさい
それを見ようとしなさい
誰かに言われたことや
誰かが書いたものに惑わされてはならない
『ただただ
あなたの目にうつるものを 信じなさい』
情報や誰かの言に依るばかりでなく
そういう時が必要だ
さあ
あなたの目には 私はどう映る？
あなたの目には この場所は 豊臣秀吉というものは どう映る
何かを言っているように感じるか ？
何かを伝えているように感じるか ？
何かを語りかけていると感じるか？
『存在そのものをみよ』
『目を開け』
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●豊国神社（とよくにじんじゃ）
神社の向かいにある、耳塚供養塔にもお参りさせていただきました。
この京都東山の七条界隈を歩きながら、豊臣秀吉という人や人生について思いを馳せた一日でした。
上記の秀吉さんのメッセージ、「目を開いて」「自分の目（魂）で見る」ということから
秀吉さんは並々ならぬ「洞察力」をお持ちであったし、大切なこととしておられたのかもしれないなと感じました。
天下を取るほど洞察力に長けておられたけれど、それはご自身で磨いて磨いて磨きぬいてゆかれたものなんじゃないかと感じられました（苦しい努力ではない）。
★
参拝の翌日の朝、もうそろそろ目が覚めるや否や…の意識の時、イメージが飛び込んできました。
西から東へ向かう光が豊国廟参道から石段を一直線に上がり、墓所の五輪塔から天空へ走っていく。
光の道がスカッ！！と天空へ駆け上ってゆく！！
そんな光景でした。
印象的でしたので、ここに書き残しておきます。
お読みいただきありがとうございました。
あなたに幸あれ(*^^*)