散歩で行く公園に猫のエサを置く人がいるのです
うちの犬が拾い食いをして一度お腹を壊しました
そんなとこにエサをまかないで欲しいと私はそう思っていました。
その時学んだのが
アドラーの「課題の分離」
アルフレッド・アドラーは1870年のオーストリア生まれのユダヤ人です。心理学者で精神科医でもありました
アドラーはフロイト、ユングに並ぶ有名な心理学者ですが、日本ではあまり知られていませんでした
岸見一郎さんという方がアドラーの心理学を研究し 次第に広まって、今では子育て世代のお母さまたちにも人気だそうです
アドラー心理学が子育て世代に広がったのは、親子関係に悩む人たちに、知っていると楽になれるからだったのではないかと私は思います。
「課題の分離」を簡単にいうとある課題があるとします。
「自分がコントロールをできること」
「自分がコントロールできないこと」
この二つに分けて考えます。
そしてコントロールできることについてはそのある課題が好ましい結果につながるようになるべく努力をする。
そしてコントロールできないことは関心を持たずにとらわれない。
ただそれだけです。
他人(ここでいう他人は自分以外です)は自分の思い通りになるとは考えません。
他人の課題にも土足で踏み込みません。
課題の分離ができるととても楽になります
さて猫エサ問題。
「猫のえさを置くこと」と
「うちの犬が拾い食いすること」は
別の問題だったんですね。
猫のえさを置くことを辞めさせることはできません。
では私の課題は?
“犬に拾い食いさせないこと”
猫エサに腹を立ててた私がいました
それは私に関係なくて拾い食いさせなきゃいいんです
はい解決!
例えば
犬が散歩中におじさんに吠えたとします
飼い主にとってできることは吠えないように
おやつで気を引くとか
道を変えて避けるとか
それでも吠えたらおじさんに心から謝るとかですね
それでもしそのおじさんが怒ってきたら?
それは「おじさんの課題」です
おじさんが許さなくても、自分でできることやって心から謝ったのなら、あとはおじさんの課題です。
「課題の分離」で考えると楽になりませんか?
次回は「課題の分離」家族編を考えてみますね
犬のお悩みにメンタルドッグコーチがいます
