今回のぽんぽん逸走事件では、皆様にご心配をおかけしました。
そして、沢山の方々から多くの反響がありました。
代表へのメールや電話、メッセージ。
預かりブログへのコメントを読ませていただきました。
私へのコメントも数件ありました。
皆さんが、ぽんぽんを想い、かずさんの気持ちを想いコメントをしてくださっていることに感謝します。
今回の件について、私個人の思いをここに記したいと思います。
私はアグリの創設者として約10年ほど会をまとめてきました。
その活動の中で、同じように散歩中に逸走してしまった子もいました。
私も預かりも、そして他のスタッフも生きた心地がしませんでした。
この時も、運良く命を守ることができました。
その当時からかずさんは預かりスタッフとして活動してきています。
もう二度とこのようなことがないように!と
みんなで気持ちを確認し合いました。
今回も、代表初め、スタッフや里親様などの沢山の方々のご協力により無事に保護できました。
本当に運が良かったとしか言えません。
その後、かずさんが預かっている子達に迷子札をしていなかったこと、首輪が緩かったことなどを聞きました。
かずさんは長年活動しているベテランの預かりです。
里親希望者様への対応もお任せしていました。
そして、会の譲渡条件に当てはまらない場合には、お断りをさせていただきます。
それは犬達の命を守るためにです。
迷子札、マイクロチップの重要性もお話させていただいています。
特に中型犬のびびりな子は、よほど気をつけなければならないことは、かずさんは良く分かっているはずです。
それを希望してくる方に伝える立場の人間です。
ではなぜこのようなことが起きてしまったのか。
保護活動は任意の活動です。
センターなどで殺処分される命を一頭でも多く助けたいとの思いで集まってきた有志の団体です。
大事な命を繋ぐ活動ですから、安易な気持ちでは務まりません。
そして、代表は信頼関係の上で、預かりに犬を預けます。
一番大事なことは、信頼関係を築けているか。ということ。
今回の決断はそこになります。
今回の件だけのことではないのです。
団体の保護活動では、周りと協調、協力しながら確実に一頭ずつ命を繋いでいきます。
かずさんは今まで、本当に沢山の犬達を助けてきました。
ご家族の協力もあり、沢山の子達の預かりをして繋いできました。
本当に今までの献身的な活動には頭が下がります。
しかし、このような決断をしなくてはならなかった理由の一つ
信頼関係にあります。
私たちが犬猫を譲渡する時、間違いなく幸せにしてくださる里親様を選びます。
そのためには厳しく条件をつけることもあります。
他人には厳しく、自分には甘くでは
信頼関係を築くことは難しいでしょう。
アグリドッグレスキューという団体を護る
イコール、沢山の犬をレスキューしていくということです。
今回、チエ乙ママ(代表)への批判コメントも多数ありました。
私が現代表だとしても、同じ判断をしたと思います。
皆さんは『どうして?』と思われるでしょう。
でも、かずさんか一番分かっていることだと思います。
アグリドッグレスキューという団体は、私が言うのも変ですが、本当に良い会です。
預かりもスタッフも優しく心のある方々です。
なので、預かりさん達が、今回の沢山のご意見や批判コメントなどに心を痛めているのをみて、私の意見を述べさせていただきました。
かずさんに起きていることは、かずさん自身に必要なことだから起きています。
ぽんぽんが身をもって、かずさん気付いて!と伝えてくれています。
この経験を無駄にすることなく、さらに大きく成長して、これからも沢山の犬達を助けるボランティアさんとして活動していって欲しいと心から願います。
皆さまには、今後ともアグリドッグレスキューを今までと同じく、温かく見守っていただけたら幸いです。
これ以降、この件についてのコメントはご遠慮ください。