こんにちは
予防医学食養生士の今栄千加子です☆
自分を責めてしまう癖って治るの？
「なんであんなことしてしまったんだろう…」
「もっと出来たはずなのに…」
「私はダメダメだなぁ…」
そんな風に自分のことを責めてしまうこと
ありますか？
過去、私はしょっちゅうでした。
もうさ、趣味なの？ってくらい
一人反省会をしていたし
自分に厳しくて他人の目ばかり気にしてました。
ただ、自分を責めることで
得られていたこともあったんですよね。
例えば、
•責任感が身についたり
•失敗を学びに変えて成長したり
•頑張ることで努力を評価されたり
•期待に応えて人の役に立てたり
でも、自分に厳しいので、
もれなく他人にも厳しいんですねー。
なんでも度が過ぎるとしんどい！
自分も相手もしんどい！！
自分にかけている制限がキツイので
他人の言動にイライラしたり腹が立つ！
「ちゃんとしろ！」
「真面目にやれ！」
「なんで私ばっかり！」
「あの人はズルい！」
そんな言葉が口癖になってたら
肩の力を抜いて緩みなさいよ〜のサインですが
長年の習性だったもんで緩み方がワカラナイ
そんなガチガチの自分が嫌で
厳しく生きづらい世界から抜け出したくて
カウンセリングを受けたり
ジャーナリングをしたり
コーチングを学んだり
自己啓発本を沢山読んだりしました。
その結果、楽になった部分もありますが
私の体感的には
根本から変われた感じは薄くて
日が経つとまた同じことを繰り返す、
そんな感じだったんですよね。
両方からアプローチ！
そんな私が中医学を学んでから
心底！感じたのは
精神的なしんどさを
精神的なアプローチだけで
解決しようとするのは
無謀だ！！
ということでした！
もう既にメンタルやられてるんだもん
その状態でポジティブで持続的な考え方なんて
出来ないでしょ。
五臓の働きや気血水の働きを知って
体と心の繋がりの強さを学びました。
繋がっているというより
セットですよね！
だからこそ、
体のケアが心も癒し整えてくれる。
あ！でも、
ジャーナリングやコーチングなど
心へのアプローチもやってて良かった〜♡と
ハッキリ言えます！！
両方からのアプローチが効果的なんだと
実体験からも日々の生活からも感じています♪
自分を責めやすい人って？
中医学では
人間の生命活動の基本物質である気血水の
血に精神を安定させる働きがある
と考えます。
でも
女性は血を日頃から消耗しやすいんです！
血が足りてない“血虚”の人は
不安感や焦燥感や悲壮感が強くなりがち…
その不安感から攻撃対象が自分になりやすく
自分を責めてしまうことに繋がります。
血虚の症状はこちらの記事に
チェック項目があるので参考にしてみて下さい！
血はどうやって作られるの？
血だけに限らず、気血水は
食べるものから作られます！
食べたものが脾（胃腸）に入り
そこでまず“気”が作られて
その気の作用で“血と水”が作られます！
気が母、血と水が子ども。
なので
入り口の脾が元気であることが
健康の土台になる！！
ということなんです。
兎にも角にも脾を元気にしたい…！
そして血も増やしたい…！
精神安定の効果も欲しい…！
そんな効能を持つ食材が
なつめです！
なつめは別名を『脾の果』とも呼ばれ
気血を補い、精神安定作用の効果があると言われ
生薬として色々な漢方薬にも配合されています。
まさに心身ともにケアしてくれる食材♡
私もコツコツとほぼ毎日1、2個食べてます！
よく似ていますが
“なつめやし（デーツ）”ではないので
注意して下さいね！
薬膳を始めるまでは
全く馴染みのない食材でしたが
今では切らさないようにしているほど 笑
心がしんどいなぁ…
そう感じている時は
体もしんどいというサインです。
食べ物で整えるというアプローチも
是非試してみて下さい！