切っても切れない!女性と血の関係
女性は10代前半に初潮を迎えてから
50代半ばあたりの閉経まで
毎月生理がありますよね。
大体40年間くらい、毎月血を消耗します。
そして、
妊娠•出産•授乳を経験する女性も多く
その時にも多くの血を消耗します。
その程度は個人差もありますが
女性は人生の長い期間で
血を沢山必要とするんですね〜
失った分の血の補給、していますか?
貧血と言われる頃には…
自分が貧血かそうじゃないかは
病院で血液検査をしたら分かりますよね。
そう、数値で判断できるので。
看護師として西洋医学の世界で生きてきた私も
自分の健康診断の結果を見て
貧血ではないことは毎回確認していました!
でも、中医学を学んでから
知った事があります!
検査で『貧血』と指摘されるのは、体の中では
かなり進行している状態だという事を…!
血が足りてないサインは?
中医学では何よりも“体感”を
重視します!
検査に引っかかって病院で診断されなくても
こんな体調不良を感じていたら
それは血が足りてないサインです!
☑︎皮膚に艶がなくカサカサ
☑︎瞼がピクピクする
☑︎目が乾燥しやすい
☑︎唇が荒れやすい
☑︎爪が脆く白っぽい
☑︎抜け毛、切れ毛
☑︎髪に艶がなくパサつく
☑︎動悸息切れを感じる
☑︎立ちくらみでフラフラする
☑︎よく夢を見て熟睡できない
☑︎目がかすむ
☑︎寝違える
☑︎足がつる
☑︎生理の経血が少なくすぐ終わる
☑︎生理周期が長い
こんな症状がある人のことを中医学では
【血虚】と言います!
血虚って見た目年齢に
ダイレクトに響きますね…
中医学では
人間の生命活動の基本物質は
気 血 水の3つで
『美と健康の三宝』と呼んでいます。
この3つが
•十分に満ち足りていて
•滞りなく全身を巡っている
この状態が心も体も健康、と考えます。
【血】は、その名の通り血液のことで
体に栄養と酸素と潤いを運ぶ成分です。
そして中医学では、
精神を安定させる成分でもあると考えます!
なので、血虚の人は
不安感が強かったり、夜眠れなかったり
といった症状も感じやすいんです。
長年にわたって血を消耗し続ける女性は
ほとんどの方が血虚だと言われていますよ!
中医学の原則は
病気になる前の状態、“未病”のうちに
ケアすること!
毎日の食事で
大事な血を補給していきましましょう!
血虚にオススメの食材は?
血を補うには、見た目の通り
赤い食べ物が効果的です!
牛肉、羊肉、カツオ、マグロなど
赤くて触るとネチャっとするものや
にんじん、クコの実、トマト、ベリー系の果物
小豆、卵黄、ほうれん草、ひじき、イカ、タコ、アサリ、牡蠣などもオススメです!
で•す•が!!
一番オススメなのが
“なつめ”(大棗)です!
なつめは「女性の宝果」呼ばれ
中国では「一日3個のなつめで老い知らず」
ということわざがあるほど
アンチエイジング効果の高い食材です♪
気と血を補う効果に優れていて
中国では、妊娠すると妊婦さんと赤ちゃんの
2人分の血を必要とするので
お祝いになつめを贈る習慣もあるのだそうです!
なつめの効能としては
•脾(胃腸)の機能を整える
•体力回復
•冷え性
•不眠
•精神安定
•肌色を明るくする
•食欲不振
•貧血の改善
など、
女性の体と心を整えてくれる
優秀な食材です♡
フカフカとしたフランスパンのような食感で
黒糖のようなコクのある甘味です。
私は普段は1、2個をおやつ代わりに食べて
生理中や生理後1週間くらいは3個程食べています。
胞状奇胎の再発後、ホルモンが安定せず
生理不順だったのですが
5ヶ月ほどで生理周期が整いました!
息子と夫は馴染みがなくて食べないので 笑
ティーパックに2、3個入れて
煮物の煮汁や参鶏湯風スープの中で煮出して
エキスを食べれるようにしています。
なつめが入っていることには
全く気付いていません 笑
ちなみに
なつめやし(デーツ)
とは別物です!
そこはご注意下さい。
女性の味方のなつめで
心も♡体も♡見た目も♡
元気に過ごしましょう♪