タイプ別花粉症の養生法! | 薬膳でセルフメンテナンス!ママのおうち薬膳ご飯♡

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スーパーの食材で作るいつものご飯が薬膳になる!
予防医学が当たり前の時代、食事でセルフメンテナンス力を身につけて薬&病院に頼りきらない生活を!
浸入奇胎の治療後→胞状奇胎再発→東洋医学で克服。
体が整えば心も日常も整う。/薬膳食療法専門指導士、看護師





こんにちは
予防医学食養生の今栄千加子です⭐︎






昨日は中医学からみた
花粉症になりやすい体質についてのお話でした!




冷えタイプの花粉症と
熱タイプの花粉症では
それぞれに養生法が変わりますよ!
順番にご紹介していきます。






  ​冷えタイプの人は…






冷えタイプの花粉症は



•鼻水が水みたいに透明でサラサラ


•冷気に当たると途端に発作が出る

温かい部屋から外に出たらくしゃみ連発、鼻水ダラダラ


•温まると鼻詰まりが楽になる



こんな人でしたね。








【症状が出て辛い時は】



•体を温める

特に、3首:手首、足首、首の後ろ



•体を温め肺の気を補う「辛•温性」の食材をとる

生姜、白ネギ、にんにく、玉ねぎ



•邪気を追い払ってくれる食材をとる

黒豆、葛粉



•冷たい飲み物、食べ物を控える



•甘いもの(白砂糖)を控える

※白砂糖は湿になりやすく体を冷やします








  ​熱タイプの人は…







熱タイプの花粉症は



•鼻詰まりと目の痒みがひどい


•お風呂や布団に入った途端に鼻詰まりがさらにひどくなる


•目を冷やすと痒みが楽になる



こんな人でしたね。







【症状が出て辛い時は】



•熱を持った湿を取る食材をとる

昆布、わかめ、梨、はと麦、もやし、緑豆春雨

冬瓜、きゅうり



•痒みが強い時は冷やす



•邪気を追い払ってくれる食材をとる

ミント、菊花、葛粉



•揚げ物、味の濃いもの、スパイスや激辛、

コーヒー、アルコールを控える

※体に熱がこもりやすく湿とくっつきます








  ​花粉症の時期じゃない時は?







西洋医学では

出ている症状に対して治療が出来ますが




東洋医学は

症状が出ていなくても

根本的に体質を改善する為の対策がとれます!




西洋医学は部分で見て

東洋医学は全体を見る



得意分野が違うんですね!











花粉症は

臓器の脾•肺•腎の水分代謝が悪く

もともと体に“湿”が溜まっている人

なりやすいので、症状がない時期には、


とにかく“湿出し”!!








積極的に食べておきたい食材は

はと麦、大豆、黒豆、小豆、そら豆など。








そして、

かぼちゃ、じゃがいも、キャベツ、山芋、

鶏肉、きのこなどで

日頃から気を補い

免疫力アップをしておく事が重要です!










良くも悪くも

長年の生活習慣で積み重ねたものって

ちょっとやそっとじゃ崩れないですよね。




湿っていろんな病気のベースになっている

と、中医学では言われています。




私も子どもの頃から乗り物に酔いやすい体質で

これも湿が溜まっている人の典型です。




そして、私も夫も息子も甘いものが大好き♡




なので

はと麦をご飯に混ぜて毎日食べていたり

煎り黒豆をおやつにぽりぽり食べたり

コーン茶、小豆茶、黒豆茶を取り入れたり

山芋、鶏肉、きのこは料理の常連です!




継続が必要ですが

体は必ず応えてくれます!




我慢やしんどい努力は続かないけど

美味しく手軽な養生なら続けられる!

一緒に薬膳で整えていきましょう♪