こんにちは
予防医学食養生士の今栄千加子です⭐︎
今年もやってきた…
2月とは思えないような
暖かい気温ですね~
この時期になると
よく聞くようになってくるワード
そう…”花粉症”!
私は今のところ花粉症になったことは
ないのですが
周りには
それはそれはもう辛そうな人がいます。
西洋医学では
花粉症はアレルギーと診断しますが
中医学的にはまた違う角度で
体質を診断し養生していきます。
症状が辛くて
日常生活にも支障をきたすような時期は
西洋医学的アプローチで薬に頼って
症状を抑えるのも一つの手段ですが
副作用で眠気がひどくて
仕事や生活に支障が出たり
毎年毎年繰り返すのは
しんどいですよね…
どんな人が花粉症になりやすいのか
根本的な体質改善としては何が出来るのか
2回に渡ってご紹介したいと思います!
花粉症にかかりやすい人?
中医学では花粉症にかかる人は
脾・肺・腎の水分代謝が悪く
日頃から”湿”というヘドロを溜めている人
と捉えています。
なんか、聞こえが悪いですよね 笑
ヘドロて…
イメージだと思ってくださいね
もともと湿を溜めている人が
花粉という邪気(病気の原因)に反応して
様々な症状となって出てくるのが
花粉症です。
日本人って、この”湿”を溜めやすい民族と
言われています。
島国で湿気の多い季節があり
冷たい飲み物や
冷たい食事を好むのが要因と言われています。
外食に行くと当たり前にお冷が出てくるし
海の幸や生ものもよく食べますよね。
中医学的にみた花粉症は
体質別に2タイプに分かれます。
一つ目が【冷えタイプ】
・鼻水が水みたいに透明でサラサラ
・冷気に当たると途端に発作が出る
暖かい部屋から外に出たとたんくしゃみ連発、鼻水ダラダラ
・温まると鼻詰まりが楽になる
お風呂に入ると症状が落ちつく
もう一つが【熱タイプ】
・鼻詰まりと目のかゆみがひどい
・体が温まると途端に発作が出る
お風呂や布団に入ると鼻詰まりがもっとひどくなる
・目を冷やすとかゆみが楽になる
どちらのタイプにも【共通する症状】は
・くしゃみ
・鼻水
・鼻詰まり
・目のかゆみ
です。
たまに、それ花粉症でしょ?って言っても
頑なに「違う、風邪!」
って言い張る人いません? 笑
見分け方としては
目のかゆみがあるかどうか、が
ポイントになりますよ!
このタイプ別に養生法が変わってきます!
そして薬膳では
症状のひどい時期にやること
症状のない時期にやること
この2つが出来ます!!
”湿”って、なかなか取るのが難しいんです…
でも、薬膳学校の先生は
養生を続けていたら花粉症の症状が軽くなった!
と言われていましたよ♪
タイプ別の食養生については
次の記事でご紹介しますね!