思い込み危険!自分の体質チェックから始めよう | 薬膳でセルフメンテナンス!ママのおうち薬膳ご飯♡

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スーパーの食材で作るいつものご飯を薬膳にするコツ!
食べたもので心と体は出来ています。
食事でセルフメンテナンス力を身につけて薬&病院に頼りきらない生活を!
東洋医学と西洋医学の知識と経験で心と体のサポートをします。/薬膳食療法専門指導士、看護師






こんにちは
予防医学食養生士の今栄千加子です⭐︎







昨日1/20〜2/3の春分の前日まで
冬の最後の節気、大寒になりました!







暦上、一年で一番寒い時期と言われていて
ここを過ぎれば春がやってきます。







例年と比べると
かなり暖かい冬だなぁと感じる日々ですが
これから気温がさらに下がってくるのかな〜?










薬膳は中医学(中国伝統医学)をベースにした
食養生です。








そして
中医学の治療原則は


・余分に余り過ぎたら出す

・足りなければ補う

・そして真ん中を目指す


これが大原則です。








常に意識するのは


『バランス』
=『中庸』



偏ったら真ん中に戻す、これを常に考えます。









私ね、この考え方がめっちゃ好きです♡
全てのことに当てはまるなぁって思います。









体調だけじゃなくて
考え方とか人間関係とか、もう全部。








なんか上手くいかへんな…
なんかおかしいな…
って時、大体考え方や感じ方が偏ってるなー
って思います。








中医学はほんと奥深いですよ。
もっと知りたい…♡










自分の体が今、どんな風に傾いてるかって
分かりますか?









ここでめちゃくちゃ重要になってくるのが
“体感”なんですけどね









私、薬膳を学ぶまで
「自分は冷え性ではない!」と
自信を持って思ってました。








本当は
めちゃくちゃ冷え体質だったんですけどね。








めっちゃ寒がりだし
橋本病で代謝悪いし
お腹は常に冷たいし
薄い尿がたくさん出がち…









そう、思い込みですね。
私は10代の頃からのセルフイメージで
暑がりで汗かきだし
いつも手足が冷たい、なんてことはないし
冷え性とは無縁と思ってました。









薬膳の先生からは
「思い込みが強くて
自分の事が自分で分かってない人って
結構多いんだよ〜」
と教えてもらいました。








うん、まさに私や。







ここの体質を見誤ってると
取り入れる食材によっては逆効果で

体調不良が治らない、もしくは酷くなってしまう
なんてこともあるので
しっかり押さえておきましょう!








体質は



冷えタイプ
or
熱タイプ


に分類しますが
今の自分がどちらに当てはまるか
下のチェック項目で確認してみてください!








冷えタイプ
☑︎寒がり
☑︎寒い冬に調子が悪くなりがち
☑︎温かい飲み物が好き
☑︎いつも眠い
☑︎落ち込みや不安感が強い
☑︎肌の黄ぐすみや艶のなさが気になる
☑︎下痢体質
☑︎水のようにサラサラの鼻水や尿が出る
☑︎舌の色が白っぽい、苔が白い








熱タイプ
☑︎暑がり
☑︎暑い夏に体調を崩しがち
☑︎冷たい飲み物が好き
☑︎眠れない事が多い
☑︎イライラ、カッカしやすい
☑︎赤みのある湿疹やブツブツが出来やすい
☑︎粘りのあるおりものがでる
☑︎尿の色が濃く量が少な目
☑︎舌の色が赤く、苔が黄色い









どうでしたか?


人の体は0:100ではないので
両方にチェックがついてもOKです!


大切なのは
バランスがどちらに偏っているかなので
「今はこっちが多いな」
で判断してみてください。








冷えタイプの方は
今の季節だったら


●鶏肉
●エビ
●生姜
●ニンニク
●ねぎ
●栗
●かぼちゃ
●紅茶


などがおすすめです!








熱タイプの方は


●豚肉
●大根おろし
●もやし
●お蕎麦
●ほうれん草
●セロリ
●緑茶
●みかん


などがおすすめです!








ただし!
冒頭でも触れましたが、今は“大寒”の時期!









今の季節は、何よりも
冷やさない事がめっちゃ大事です!









取り入れる時はできるだけ“温かい食べ方”で
お鍋やお味噌汁の具材として
取り入れてみて下さい♪










次回は、


「私と家族の体質が違うんだけど
家族の体質別に料理なんか作ってられない!
そんな時の薬膳の取り入れ方」

「体質別、外食の時の食べ方ポイント」


をお伝えしますね⭐︎