ローマの休日
1953年 アメリカ映画
監督 ウィリアム・ワイラー
脚本 ダルトン・トランボ
イアン・マクラレン・ハンター
出演 グレゴリー・ペック
オードリー・ヘプバーン
ヨーロッパ周遊中の王女が、大使館を脱出してローマを訪れるところから始まります。王女は、分刻みのスケジュールやセレモニーへの出席など、不自由な生活にストレスが溜まっていました。
⚫︎あらすじ
ヨーロッパ某国のアン王女は、詰まり過ぎの日程に疲れ切って、そっと宮殿を抜け出して街中に繰り出してしまう。
しかし宮殿で打たれた睡眠薬が街の中で効いてしまい寝ているところをアメリカ人記者に助けられる。
仕方なく男性は部屋に連れて帰るが、部屋に入ると彼女は男性の部屋を見て「エレベーターですか?」と聞く始末。男性は呆れてコーヒーを飲みに出掛けて行ってしまう。
そのころ宮殿では大騒ぎになり、王女は急病だと発表する。男性は昨晩のせいで寝坊してしまい、そんなことも知らずに遅刻して新聞社に出社する。男性はアメリカ人記者のジョー・ブラッドリーだった。
新聞でアン王女の写真を見て驚く。
そして同時に絶好の新聞ネタになると考えて自宅に戻る。
彼女は帰ると言ってローマの街へ出て行く。
楽しそうに街を歩いて、急に美容室に入り大胆にショートカットにする。
(トレビの泉?中で水遊びしてる?)
そして大きな石階段の前でジェラートを食べる、そんなアン王女をそっと見守るジョー。
そしてジョーは偶然を装って会うと
「帰る前に少し遊ばないか」と誘う。
「それなら一日中気の向くままに過ごしてみたい!カフェに入ったり、ウインドショッピングしたり、雨の中を歩いたり、ドキドキすることもしたい」
「じゃあ全てやろう、今日は休みにする!カフェは“ロカ”って店だ」
ジョーはアン王女に仕事を聞くと
「広報のような仕事で、嫌でも簡単にはやめられないの…」
(なんかリラって札が長いなぁ)
(ここからが有名なベスパ2人乗りシーン)
(途中からは、アン王女がベスパに乗って街をめちゃめちゃに走り回っちゃう)
(警察に捕まって、結婚式に向かう途中だと嘘を言って許してもらう)
王女も「嘘が上手でしょ」と言うとジョーは
“真実の口”に連れて行く
(そして例の有名なシーン)
船上パーティーに向かいダンスをしていると、SPのような黒いスーツの男たちが王女を連れ戻そうする。
ジョーは格闘して逃げて、川に飛び込んだ二人は、見つめ合いキスをする。
しかし2人に別れのときが来る。
記者会見場で王女は彼をプレスと知る。
そして王女は「今回のヨーロッパではローマが1番心に残ったと」言い、異例の記者たち一人一人に挨拶をする。
記者は「ジョー・ブラッドリーです」と名乗るのだった。
⚫︎感想
実によくできた、いい物語です。
何度見ても面白い映画、永遠の名作です♪
オードリーが美容室で髪をバッサリ切ったとき、前髪も短いのに素敵で気品があってとってもキュートでした。
そしてローマの街をめぐります。
トレビの泉では、水の中に子供たちが入って水遊びをしていました。昔は入れたんでしょうか?
そしてスペイン階段でジェラートを頬張ります。可愛いですね!
そっと見守るグレゴリー・ベック、最初は特ダネを狙って、相棒のカメラマンにライター型カメラで極秘撮影をさせます。
しかしアン王女の魅力に恋に落ちるんです。そして高額な原稿料は貰わずに秘密を守ります。
ローマの休日を観て、アン王女は好きなこともできず、好きな人とも付き合えず、公務につとめます。皇室には皇室の辛さや悩みがあるんだなぁと感じました。
オードリーの映画紹介
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グレゴリー・ベックの映画紹介
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