麗しのサブリナ


1954年 アメリカ映画

監督 ビリー・ワイルダー

脚本 ビリー・ワイルダー

原作 サミュ・エルテイラー

出演 オードリー・ヘップバーン

   ハンフリー・ボガード

   ウィリアム・ホールデン



大富豪ララビー家に仕える運転手の娘サブリナは、ララビー家の次男に恋をします。父親や使用人仲間は不毛な恋を忘れさせるため、サブリナをパリへ送り出すのです。パリから帰ってすっかり洗練され美しくなったサブリナに、次男のデイヴィッドは夢中になります。



⚫︎あらすじ


ニューヨーク州ロングアイランドの富豪ララビー家に従事する運転手の娘サブリナ(オードリー・ヘップバーン)は、ララビー家次男のデイビッド(ウィリアム・ホールデン)に恋をしていた。


サブリナはデイビッドを忘れるためにパリの料理学校に行く。


デイビッドは会社の利益の為に政略結婚をさせられそうになっていた。


パリに2年いたサブリナは洗練された女性に生まれ変わり帰って来る。


洗練されたサブリナとは知らずにプレイボーイのデビットは声をかけてくる。


サブリナの父は「大富豪の息子と運転手の娘だ、月には手が出せない」


サブリナは「いいえ月が手を伸ばしている」


夜のパーティーにシンデレラのように美しく生まれ変わったサブリナがあらわれると男たちの目は釘付けになる。


テニスコートでデイビッドを待つサブリナ、しかしあらわれたのは兄ライナス(ハンフリー・ボガード)だった。そしてライナスは家族だから同じだと言ってサブリナにキスをする。


サブリナは兄のライナスを気にするようになる。


ライナスは弟から離すためにパリにサブリナをもう一度行かそうと画策する。


しかしその結末は…





⚫︎感想


ディズニー好きなら絶対観るべき映画です。

大富豪と召使いの娘の恋物語、シンデレラストーリーです。


まぁ召使いと言っても時代は20世紀になっているから人権はちゃんとあるんですけど。

それに運転手の家だって、日本人からするとめちゃめちゃ大っきくて素敵です。


ララビー家には車8台、プールも外と室内、テニスコートも外と室内があります。


パーティーだって10人以上の楽団が楽器を演奏しています。


そこの運転手の娘サブリナは、小さいころ大富豪の息子デイビッドからキスされているんですね。だから、それからはずっとデイビッドに恋焦がれているんです。


デイビッドには兄のライナスがいて、ライナスは金持ち同士の合併のために、大企業の令嬢とデイビッドを結婚させようとします。


そのためにサブリナをもう一度パリに送ろうとしますが、いつのまにか兄のライナスもサブリナに恋してしまうんですね。


たしかに兄のライナスは少し老けています、そうライナスは“カサブランカのボギー”ことハンフリー・ボガードです。


キュートなサブリナはオードリー・ヘプバーン、サブリナが履いていた7部丈のパンツはサブリナパンツと呼ばれて大流行しました。髪型もサブリナカットとして人気が出ました。


古いモノクロ映画ですが、アメリカらしいおすすめ映画です!