アルコール依存症　つま日記

義母から…

私が会っていた依存症のカウンセラーの情報を教えて！と言われました過去に義母とアラノンやカウンセリングの話をしたのはいつだったかなぁ…義母が私が追い出した夫を迎えいれる前か後だったか忘れたけれど、アラノンは悲壮感たっぷりの人たちが居そうであまり行きたくない…と言っていた時がありました。息子がアルコール依存症なのに、自助グループにもカウンセリングにも繋がらないって逆に大変じゃないんだろうか…と思って何年も経ちました。私を一番助けてくれた依存症のカウンセラーであるCateに、当時、夫が両親と同居することになったら残念ながらどんどん悪化するわよと聞いていました。親はイネイブラーになりやすいから。でもなんとなくこのことは伝えられなくて。私が追い出した夫(息子)を迎え入れてくれた義両親に、そんなことを伝えるのは酷だよなぁと思っていた。でも義両親も夫も全然自助グループにもカウンセリングにも繋がらず、夫は全く回復する兆しがなく、ここ数年働かなくても食べていける状態となってしまっていました。悪化です。離れて暮らす私は、時折りそのことを考えて、未回復の息子がアルコール依存症なのになんでサポートを受けるような行動をしないんだ？と内心憤る時もありました。でも毎回そんなとき、自分が義両親の行動をコントロールしようとしていることに気付き、さらに内心を掘り下げるとそれは、夫をなんとかしてよ！回復の道に繋げてよ！私を安心させてよ！という気持ちから生まれていて、自分の不安を誰かに解消して欲しかったのだと理解したりして、義両親の行動は、彼らに任せて私は私のことに集中しなければ！と毎回納得してここ何年も過ごしていました。今日、天気が良くてなんとなく義母をお花見に誘いました。義母とはずっと仲が良くて、夫抜きで出かけたりしています。普段は夫の話にはならないのですが、今日はその話になり近況を聞いていました。全く良くなっておらず悪化しているのは分かっていたけれども、義母の大変さも伝わってきました。かなりタフな女性ではあるけれども、息子への怒りや悲しみのようなネガティブな感情に曝されているようです。そうだよね…私は過去の自分のアラノンの体験やカウンセリングの体験を改めて話して、両親の元にいると悪化するだけとカウンセラーが言っていたことを今日なら自然に話せると会話の流れで感じて伝えたところ、本当にそのとおりよ！そのカウンセラーと繋がりたいと言ってくれました。おぉーー！義母は息子のアルコール依存を姉妹にも仲良しの友達にも話せていないそうです。分かる…なかなか言えないよねアルコール依存のことを病気の知識がない人に話しにくいのは、知識がないからこその間違ったアドバイスをくらうこともあるし、驚かせてしまうこともあるし、想像の範囲外のことすぎて理解されないし、こちらもイチから説明したくないんだよね。でも自助グループやカウンセラーは、皆が同じ経験をしていて、何も驚かれることはない。私達が経験していることは、みんなも経験している。カウンセラーはその道のプロなので、ものすごい数の症例を見ているから、経験やデータが豊富で私達が経験してきたことは、過去に他のクライアントから聞いてきた話。依存症者は、病気が故に、飲酒をするためにはみんな同じような行動をして、同じような発言をして、同じように嘘をつき、こちらに罪悪感を浴びせることも言ってくる。夫も例外でなく、カウンセラーは何千と話を聞いてきた一つに過ぎないから、その上で義母の進む方向を自分で見つけられるように指導してくれるよ！と言ってきました。母の立場、妻の立場が違うけれど、お互いに前に進まないといけないね、と2人で言いました。私は年内に離婚して来年か再来年には日本に帰る予定だけれど、それでも義母とはずっと友達でいようねと。嬉しかったな〜まじでいいママすぎるだろ…この結婚の財産のひとつ。来年には義母に出会って20年です。Cateのカウンセリングが義母に合うかは分からないけれど、一つ進むと色々なことが動くよね今まで見えなかったことが見えたりするし、何よりプロに繋がるのが私は一番だと思ってる。だって専門家なんだもん。自助グループやカウンセリングに行きなよ！とこれまで言いたくても絶対に言わなかったけど、こうやって自ら教えてほしいと言ってくれて最高な気分です。離婚の前に、一つ荷が降りたというか…大切な義母をサポートに繋げることができて本当に良かった〜！！久しぶりのブログでした。また書きます

リブログ記事”アメンバーについて”

アメンバー限定記事あけましておめでとうございます

アメンバー限定記事目の病気で気付き

アメンバー限定記事1人と1匹暮らし

アメンバー限定記事酒が嫌い

アメンバー限定記事義母に話しました＆目の結果

リブログ記事”おすすめの動画”を見返して

先日久しぶりに過去の自分の記事を読み返していたところ、この記事に埋め込んだ動画をもう一度見返してみました。依存症の旦那さんをもつ奥さんが離婚を決めた時のお話です。ずっと別れるか別れないか悩んで決断まで10年かかったと。人にはタイミングがあるので、あなたのタイミングで良いんですよ。自分に優しくしてあげてね。そして決断するときはとても明確にそのタイミングが分かる、という動画です。この記事を書いたのは2019年。この時はこの動画に納得していたものの10年って長いなぁ…と思っていた記憶があります。でも結局は自分自身も決断するまでそのくらいかかってしまいました。そして振り返るとその10年は長かったようであっという間でした。もっと早く決断出来なかったのかな…と本当によく考えます。どれだけあっという間に感じていても10年は10年。人生の大切な10年。長いよね…頭ではもう無理だろうなぁと分かっていたのに、この間、明確な決断は出来なかったです。けれど先日アメンバー記事に書いたとおり、今年になりすんなり決めることが出来た。とっても明確でした。うんうん悩んで無理やり答えを決めたのでなく、ふと「再スタートしよう」と思えて、もうその方向にしか進めない、進みたくない感じ。どうせ別れるなら早い方が良かったのに、とも考えられるかもしれないけれど、そういう問題じゃないんだよね…自分で納得して自分で出した答え。きっと長い目で見たらこれで良いんだと思う。過去の記事を読んで色々悩んで奮闘して自己分析して頑張ってるのがよく分かる。その時はその時の能力で精一杯頑張っていたし、それで良いのよね

リブログ記事”アメンバーについて”

アメンバー申請ですが、下記ブログを一読くださいますようお願いいたします。

検査

昨夜は網膜剥離について調べまくってしまいました。症状が全て当てはまる・・・そして右目がすごく見にくい。夜遅くまで私の医療保険が適用可能な医師探し。アメリカの医療保険は民間会社の保険で，所属している会社組織によって保険の種類が異なります。病院や医師によっても使える保険が違うし，さらには医療処置によっても保険が効いたり効かなかったりです。以前，私の保険が使えるドクターに健康診断の血液検査をしてもらったのに，その検査項目の１つが保険適用外だったらしく日本円で5万円くらいの請求がきてしまいました。その検査に同意してないと保険会社に抗議して，保険会社と病院でも色々やり取りをしてもらい，1年かけて5万円を150円に修正してもらいました。値段違いすぎない？笑日本のように，基本的にすべての病院や治療項目が保険適用され，どの病院にもすぐに気軽に行ける・・・というわけではないので，とても面倒くさいです。完全予約制だしね。具合が悪かったり，昨夜のように目の状態がおかしい中でもPCをカタカタしながら自分の行ける病院を探す。そんな感じです。こういうとき，夫がせめて働いていたらなぁと頭をよぎる。2人で働いていたときは，お互いの保険(異なる保険会社)で2人をカバーしあい，行ける病院や診てもらえる医師を幅広くカバーしていました。夫は今働いていないので，使える保険は私のだけ。私の保険で夫もカバーしています。ちょっとしんどい時はこういうこと思ってしまいますね。他責は止めるんだーーと思い直しますが，思うくらいはいいよね。アメリカの眼医者は，検眼医と眼科医がいます。検眼医は目の検査をしてくれるドクター。コンタクトレンズや眼鏡を作る際にかかります。私はコンタクトレンズを使用しているので，1年に1度は検眼医に診てもらっています。でも網膜の病気のことは眼科医でないとダメです。昨夜は行ったこともない眼科医を検索していました。幸いなことに私の検眼医は土曜日も開いていたので(ほとんどが土日開いてない)，とりあえずダメもとで相談してみようと思い今日行ってきました。完全予約制なので急に診てもらうことは無理だと分かっていましたが，とにかくドクターにつながりたかった。電話でなく直接行ってスタッフと話そうと行ってみると，今だったら診れるよ！と言ってもらえ，診てもらうことが出来ました。本当に安心しました。調べれば調べるほど一刻を争う病気であることや失明の恐ろしさが書いてあるので，一晩寝て視界が狭くなっていたらどうしようかと不安な夜でした。だってアメリカは車無しで生きていけないんだもの・・診ていただいた結果，剥離はしていなさそうでしたが，確実に問題があるため，網膜のスペシャリストに診てもらう必要があるようでした。早い方がいいから月曜日に行けるよう手配をしてくれるそうです。今日診てもらえなかったら週末不安な気持ちのまま過ごしていたので，診ていただけたのはあまりにもラッキーでした。直接行って良かった。目関連の病気や治療は，車の運転に繋がります。治療後や術後は自分で家に帰ることもできないし，誰かにお手伝いを頼まなければいけません。昨夜，義母に事情を話したらすぐに連絡をくれて，何日でも何時でも助けるから大丈夫！とにかく心配しないこと！と言ってくれました。手術となったら，きちんと手術や治療内容を理解しなければいけません。100％理解出来るか不安だったので，一緒に説明を聞いてもらうことも義母にサポートをお願いしました。義母は日本語を話せないので，ドクターからも英語，義母からも英語で話されるわけですが，不思議と全くの他人から説明される英語と，近親者に改めて説明してもらう英語って，後者だとよく理解出来たりするんですよね！専門的な言い方を分かりやすく変換してくれるからでしょうね。ここ数年は，サポートが必要になると義母にお願いしています。その前は夫だったんですけれどね。夫もサポートをお願いすれば協力的なんですよ。でも100％約束を守ってもらえる確約がない。約束を守ってもらえる時もあれば，スリップしたらどれだけ私にとって大切な用事でも連絡がつかなくなる。しかも一度そうなると数日間，下手すると１週間とか連絡がつかない。何度かこういうことを経験して，夫に頼るのはやめました。私もそんなに頻繁に頼ったりしないし，本当に必要な時にサポートをお願いするだけですが，義母は快く助けてくれます。そして約束は絶対に守ってくれる。というか，これが普通なんだよなぁ・・・約束しているのに守られないという経験をアル依の夫で多数経験してしまった結果，普通に約束を守ってくれる人にサポートしてもらうだけで安心感がものすごいです。夫とのときは，明日大丈夫かなぁ，今日大丈夫かなぁと約束の時まで常に不安でした。約束の時間に現れたら，おぉーやった！と思い，ダメだったら，あーあやっぱりダメかと思い怒りが湧き，分かっていたじゃないかと自分を責め自己嫌悪だった。昨夜は本当に不安で涙も出てしまって，そんな中大丈夫，サポートするからね，何日でも何時でも空けておくから。一緒に病院も行くからと言ってくれた義母。今日も目の状態を聞きに電話してくれた義母。本当に感謝です！！頼れる人がそんなにいない状況でこういう時にサッと快く助けてくれる人の存在，本当にありがたいです。私も困ってる人がいたら，すぐに助けられるような人間になりたい，と義母の対応を見て初めてここまで強く思いました。とりあえず月曜日義母と一緒に検査に行ってきます。

一難去ってまた一難

はぁ…ようやく気持ちも吹っ切れて、これから少しずつ仕事納めをして、クリスマス&お正月休暇に入ろうというところなのに、ここ数日右目に違和感があり、調べてみたら網膜剥離の症状にぴったり当てはまる。調べてみたら手術が必要だし、車の運転もしばらく出来ないみたい。車が無いと何もできない国なのに…先程義母に網膜剥離の疑いについてと、もしかしたら色々とサポートをお願いさせてもらうかもとテキストしました。目の手術も怖いし、何より手術料金が怖いよ今年初めてボーナス貰えるんですが、手術代に吹っ飛ぶかもしれない一番は失明が怖い。せめて日本に帰国するまで健康で平和でいたかった。一難去ってまた一難とりあえず明日、いつもかかりつけの眼科医に電話していつ診てもらえるか確認します(完全予約制なので)医療の専門用語は難しくて、自分1人じゃ対応しきれないよ〜

アメンバー限定記事決めました

干渉しない

色々な気持ちを整理して綴りたいと思いつつ，のんびりブログ更新中・・・　一人の生活なのに時間が足りな～いと思ってる毎日です。今年もあと数か月で終わるし8月末は夫とのことで少し色々とありました。別居しているし経済的にもほぼ自立しているので，私の生活に夫の病気の影響はそこまで無いのですが，たまにあるんです。まだ結婚しているし，色々な契約物が二人名義なことにより，夫の存在がないと解決出来ないことがあったりね。そんなとき夫が飲酒中だと連絡もつかなくなるので，生活に影響が出てきてしまいます。〆切があることなんて大変。そんなとき義母に「夫の調子悪いのかな～？LINE入れてるから読んでもらうように声かけてもらえますか？」っとテキストします。飲んでいないときは割とすぐに返信が来るので，LINEが既読にならないときはスリップや飲酒中。その時も義母から「３週間くらい断酒出来ていたんだけれど数日前に飲んでしまった。とても残念」と返信がありました。私は，あ～やっぱりまだそういう感じなんだなぁという気持ち。自分の力で断酒してスリップして・・・をずっと繰り返している。一緒に住んでいた頃と変わらないな。何度繰り返せば，自分の力では無理と気づくんだろうな～と思ったりもするんですが，これは夫の問題です。明日気付こうが，一生気付かずに人生を終えようが，夫の課題だからね・・・。依存症のカウンセリングに行っていたとき，夫が実家に住むようになれば症状は悪化するとカウンセラーに言われていたけれど，それは当たりでした。仕事を辞めてしまったしね。夫と別居をしてから，たまに義母と二人でランチに行ったりします。依存症のことでギクシャクしたり，義母に対してネガティブな気持ちになった過去もあります。過去記事見返したら色々書いていそうですね　でも今は良い関係でいますし，私が日本に一時帰国するときや出張のとき，数週間単位で犬を預かってくれたり本当に感謝してます。一番頼れる存在。本来は夫とは付き合っているときから義母と仲良かったんですよ。そんな義母息子が仕事を辞めてしまい，飲酒しやすい状態になってしまってから「回復のために時期を見て家から追い出す！そういう施設に入れる！」と数年前は言ってはいましたが，今はそんな様子ありません。なんだかんだ息子を頼りにしている部分もありそうです。これじゃあ回復は程遠いよなぁ・・・なんて思ったりもする。でも義両親には義両親の想いがあるのもわかる。別れれば他人の関係に戻る私とは違う。大事な子供だもんね。私，昔だったら，リハビリ施設入れた方が良いよとか，カウンセリングやアラノンに行くことを勧めていたと思います(義母はカウンセリングやアラノンに自分が行くのはあまり気が進まない様子)　でも私もこの数年で色々と学び，もう他人の問題に干渉をしないことを学びました。他人にこうした方が良いのにな・・・って思うとき，自分のこと棚に上げて何言ってんだ！？とまで思えます笑人のことが気になったら自分の人生に集中出来ていないサイン。それが分かると今まで自分はいかにお節介だったり傲慢だったな～と気付きます。あと自分に集中すると他人を非難や批判する心も減りますね。ひと様の抱える問題に良かろうが悪かろうが私がしゃしゃり出る権利なんてないのだ，ということを学べただけでも前進したなと思っています。アドバイスなんて人から求められたときだけでOK。あとは他人様の人生や決断を尊重。これが分かると本当に人生が楽になりますね～！気付けて良かったです。今週末は月曜日は有給をとったので，３連休楽しんでいきたいと思います

自分で作った壁

夫のアルコール依存症が分かってから，私は人との距離の取り方がだいぶ下手になりました。初期の初期の頃，まだそこまでこの病気を私自身が深刻に受け取っていなかった頃，そのあたりまでかな，友達にも親にも簡単に問題を相談したり，話せていたのは。この病気のことを知れば知るほど，私の中でアルコール依存症がどれだけ大変な病気か解像度が深まっていき，自分の面倒も見れず，社会的責任も取れなくなっていく病気で，さらには一生元に戻らない脳になってしまったと分かってしまい，どんどん誰にも言えなくなっていきました。夫とは付き合いが長かったので，親も夫が大学生の頃からよく知っているし，友達も皆，夫のことを知っていたり会ったことがあったりしました。結婚した時も，色んな周りの人にお祝いしてもらいました。その夫が，アルコール依存症。しかもどんどん悪くなっていく。仕事に行けなくなったり，解雇されたり。結婚生活なんかより，さらには自分の人生なんかよりもお酒が必要な脳になっていきました。これまでの人生で，家庭で，所属していた社会で，そんな人がいなかった。もちろんそのような人がいることは知っていたけれど，まったく自分の世界の外の話で関係ないと思っていた。自分自身が一番驚いていて信じられなかった。こんなことが本当にあるのか。「普通」に考えれば，行動を改めるだろうと。やっぱり今もその考えは少しだけ拭えないのかな。自分の人生が破滅していても何かを止められない，ということがこれだけ惨状を目の当たりにしても100％は理解出来ていないのかもしれません。いや，十分体験したんですけれどね。当時お酒にまつわる１つ１つの問題や事件が怖くて怖くて，不安しかない日々だったと思う。怖いことがあれば，怖いよー！と誰かに言えていた自分。隠しごとなんてなかった自分。今まで何てことない話をしていた友人たちに何も言えなくなっていき，何も知られたくなくなっていき，私の生活について聞かれたくなくなっていきました。そうなると自分から友達に連絡をすることがなくなって，ほとんど受け身態勢になる。LINEをくれれば返す。聞かれたら答える。そういう風になっていきました。相手は家族のことを色々話してくれるのに，私は話せなくて，そういう話題は早く終われ～と思っていました。こんな状態だったので，今でも友達でいてくれて，私の一時帰国も知らせて会う友達というのは，私がこんな風に自己開示を全然しない人間になってしまったのにも関わらず，何気ないことで連絡をくれたり，何も聞かずに何も変わらず接してきてくれる友達です。１年に１度の一時帰国を知らせると，すごく楽しみにしてくれるのが涙が出るほど嬉しいです。何もなかったらこんな風に思わなかったんだろうな。海外にいて頼れる人がほとんどいない中，カウンセリングや自助会に行ったり色々しましたが，不安な日々で救われたのは，例えば，買い物先でのレジにいる人，道端で笑顔で挨拶してくれる人，こんな風な全くの他人でした。自分の心が孤独でしょうがなかったのに，全く知らない他人の挨拶や笑顔にどれほど救われたか分からなくって，それから私は道ですれ違った人や，買い物先の店員さん，全くの知らない他人にも笑顔で挨拶しようと決めたのでした。遠くの親戚より近くの他人って言葉がありますが，本当にそうで，私のことを何も知らないけれども，ただ笑顔で優しく接してくれる他人の存在ってすごいよ・・誰かの心救える時があります。海外に住んで年数も経つし，生活状況も変わるので誰だって友達と疎遠になっていくのは当たり前だと思います。でも私は，疎遠にしなくてもよかった人も自らそうしてきてしまったと思いますし，自分でも理解しています。そっけない返事や，当たり障りのない会話で，自分から全然連絡を取らないで受け身状態で，友達が減っていくのは完全に自分の責任です。でも，そんな状況だからこそ，それでもいつもどおり連絡をくれて何も変わらず接してくれる少数の友達だけが残ったんですけれどね。本当にありがたいです。何でも話せたら良かったけれど。出来なかった。精神的な病気とは言えても　アルコール依存症と言うことが出来ない。(アメリカで出来た友達には言っています。アメリカでは当たり前の病気だからこっちで出会った人には言えるんだろうな。)説明するのも疲れるし，病気を理解していない人のアドバイスがしんどかったってのもあったと思うけど，なんでこんなに言えないんだろうと考えてしまいますね。もし自分のプライドからくるものなんだったら，プライドぶち壊したいです。

数年の別居を経て

夫と完全な別居をして数年が経ちます。それまでもちょこちょこ実家に戻ってもらったりということもありましたが，もう３年以上は一人で暮らしています。そのうち１年半はワンコが家族になってくれました以前の自分の記事を見返していたら，別居をしていることが寂しかったり，良い思い出が思い出されて切ない思いをしていたみたいです。海外でぼっち，そりゃ不安も大きかったでしょうし，一番近しい存在であった夫に頼りたくて寂しい気持ちになったりするのは当然だよな～と思います。でもそれだけじゃなくて，もしかしたらまた平穏に一緒に暮らせることをほんの1mmくらいは望んでいたのかもしれません。正直当時の気持ちは覚えていない・・今はというと，そんな感傷的な気持ちが一切ないです笑もし夫が回復したら一緒に暮らしたいとかそういう気持ちもない。だから今の別居は，復縁するための一時別居でもなんでもないです。別居のきっかけも，その時もう一緒にいることが出来ないと思ったから。その後のことなんて考えてない。私が平穏を取り戻す必要があったし，それは未回復の夫といる限り無理だと思ったから。そこから始まった別居が数年続いているというそれだけです。好きとか嫌いという感情もなくて，長い間私の人生に関わってくれた大事な人，という感じ。離れていることが心地よいと思えるのは，とても気持ちいいです。少しでも寂しい会いたいなんて気持ちがあったら辛いですもんね。寂しいな～と思うのは，心を許せる人とお喋りしたいな～とかどこかお出かけしたいな～と思うときで，別にそれは夫でもいいし，夫じゃなくても良い，そんな感じです。人恋しいという言葉が正解かな。。ここまで心が離れてしまったのは，色々理由があると思いますが，時間をかけて物理的な距離をとっているから，でしょうね。相手のことを考えていなければ，やっぱり気持ちは自然と離れますね。以前は，アルコール依存症になった期間よりも発症する前の楽しかった一緒にいた期間の方が長くて，その良い思い出ばかり美化されて恋しくなっていました。でも今は依存症の問題で大変な思いをした期間が長いし，病気の症状とは言え，そのような姿になってしまった夫を見てきた時間が長いのです。AAやリハビリ行ったり何度も回復に挑戦していた時期もあったけれど，もうそんな雰囲気は伝わってきません。私は何も聞かないし，特に知りたくもないし，これは夫の問題なので完全放置プレーです。でも夫がそうやって自由にやっている姿を好きでいるかどうかは私次第。この病気になってしまってとても残念ではあるし，夫がどのように進もうが本人にとって幸せと思える道に進んでほしいとはいつも願っていることですが，パートナーとしての尊敬はもう無いんですよね。実家住まいで３年働いていない。何やってんだよという呆れた気持ちです。もう復縁もないんだし，別れた方がいいのは分かっていますが，私も移民の身なので異国で自分の生活を守ることも考えて進んでいきたいという気持ちがあります。そんな夫に対して義両親はどんな感じかというと，また別の機会に書きたいと思います。

劣等感と焦燥感

久しぶりのブログに，「いいね」「コメント」ありがとうございました！すごく懐かしいお名前やアイコンがあって，わー！と嬉しくなってしまいました。近況を文章化したら，たったそれだけで心が軽くなりました。よく自分の頭ではいくら考えてもダメで，ノートにかかないとダメとは聞いていましたが，文章化することでの脳の整理感が半端なかったです。脳内でいくら正直にいても，アウトプットするのとしないのは全然違うのだな～と改めて思いました。本当にすごい。それにこの場所はなんでも正直に自分の事実や気持ちを綴れる場所。そんな場所って普通に暮らしていたら中々ありません。かっこつけたくないし，何者かにもなりたくありません。年相応でなくとも，成長が遅くて何やってるんだと思われようが，ここでは正直にいたいと思っています。今日は，なぜブログをまた書いてみようと思ったかを書いてみます。もちろん脳内出力をしたかったからなのですが，最近毎日，これで良いのかと焦燥感を感じてばかりで，いくらポジティブにいようと思っても，どうしても焦燥感を拭えなかったからです。胸の奥に毎日感じていて取り除けませんでした。原因はハッキリわかっています。コロナ禍による自宅待機ムードが明けてから特にです。コロナが始まったのは，仕事を始めて丁度2年経ったくらい。人生初めての「営業」をし，出張も多くてそれだけで必死の毎日でした。そこからパンデミック宣言が始まり，外出禁止＆在宅勤務となりました。最初は不安しかなかった毎日でしたが，幸い好きな趣味を見つけてそのことに没頭していたため，不謹慎ではありますが，私は会社に行かなくて良い日々を楽しんでいました。世界中が揃って自宅待機ムードになったので，今までたまにしか連絡を取っていなかった友達とも連絡を取り合ったり，たわいもないことでLINEをしまくり，まるで学生時代に戻ったかのように友達とワイワイやっていました。きっと皆コロナをきっかけに忘れていた色んな好きなことを思い出して友達とシェアしたり，励ましあったりしていたんだと思います。私もコロナ前後では人生に対する考え方がガラリと変わりました。私は家族とも別居をしているし海外にいるしで，とくにボッチだったので，学生のように友達とワイワイできたこの期間が楽しかったです。それぞれ別々の人生を違うペースで歩んでいたところ，急にまた一緒のペースになったようなそんな感じです。でも自宅待機ムードも終わって，いつからかまた通常運転に戻りましたね。そうなると家族のある友達はまた一斉に前に進んでいきます。私の年代だと子供が小学生という子たちが多いし，マイホーム購入する友達も増えていきました。で，気づくんですよね。一生懸命日々を生きてたつもりではあったんだけれど，やっぱり私は何も進んでいなかったんだと。家庭があって，子供がいて，マイホームを買ういわゆる社会が「合格」とする人生を私の周りは普通に歩んでいく。それぞれに大変なこと，苦しいことがあるのはわかりますが，表面的，物理的な社会的合格しか私には見えなくなっていました。自分ではコロナも無事に乗り越えて，経済的にも自立して，カウンセリングはいかなくともずっと内省等も続けていて，頑張ってきたつもりなのに，目に見えるものを得ていない。そのことで劣等感と焦燥感を毎日感じるようになってしまいました。でも私は劣等感が自分の弱みで克服する部分だと分かっているので，日々感じる劣等感や焦燥感を動機に何か行動を起こすのは違うなと思っています。まだまだ自分には課題がたくさんあることは分かっていますが，色んな形で目の前に現れて解決出来ていない弱みを見せてくれますね～！今後やりたいことや夢もあるので，常に本当の自分と向き合って前に進んでいきたいです。自分の脳と気持ちを整理したら，少しずつでも前に進むような気がしました。だからもう一度自分の気持ちを文章化しよう，ブログを書こうと思ったのでした。

近況

とんでもなく久しぶりにログインしました。もうIDもパスワードも覚えていない程久しぶりのアメブロです。懐かしいな...と思いつつこのブログに今も少しアクセスがあることに驚いています。アルコール依存で検索すると出てくるのかな。当時ブログを読んでいただいた方や，断酒を続けていた方，もうアメブロをやっていない人が多いんだろうなとっても懐かしいです。ここに書き込むことで励まされて救われた場所です。最近どうも自分ひとりでぐるぐる考えることが多くて，考えているように見えて，一人で煮詰まってそれは結局どこにも向かっていない気がして，また等身大の気持ちを文章化してみようと思いました。今はカウンセリングも自助会も行っていないし，誰にも気持ちを吐露できていないから特にこのような気持ちになっているのだと思います。今日は近況を。アルコール依存の夫とはまだ離婚していません。でもずっと別居しています。関係性は悪くなくて，私が困ったときなどは助けてもらう関係です。たまにランチなども。義母とは夫以上に仲が良くて，たまに二人で出かけたりしています。夫は３年前に仕事を辞めてしまいました。そこから働けていません。アルコール依存が原因でコロナの前から別居をしていて，夫は実家に住んでいました。コロナ中は実家で在宅勤務をしていましたが，どうしても上司との間に許せない出来事があり，仕事がある状態でもありがたかったコロナ中に退職してしまい，そこからもうすぐ3年経とうとしています。別居後も，実家で働いていた夫に金銭的余裕があったことから，二人で住んでいたアパートの支払い等をしてくれていましたが，仕事を辞めたことですべて私が払うようになりました。そこから私にとって経済的に自立の道がスタートです。まだ少し夫が継続して支払ってくれている部分はありますが，私も夫の健康保険を支払っているのでおあいこです。*アメリカの健康保険は所属している会社のものに加入するため，働いていない夫は私の保険に入らなければ健康保険がない。なんとか私の給料だけで暮らしていってますが，物価がどんどん上がるため家賃が給料の半分します笑　赤字にはなりませんが，貯金が全く出来ない月もあります。でもなんとかこうやってアメリカで自分の給料だけで暮らしていることは少し誇りを感じています。そんなこと当たり前なのかもしれませんがこんな状況でアメリカはコロナも酷く，不安な時期も多かったのですが，過去記事に書いた趣味に出会えたり，割と充実した日々を送っていました。そしてコロナが落ち着いて皆がオフィスに戻り始めたころ，私の希望もあって2022年から正式に今後も在宅勤務OKとなりました。それまでいつオフィスに戻れ命令が出るかヒヤヒヤしていたので笑，うれしかったです。なのでパンデミック宣言以来，今もずっと在宅勤務です。まさか自分の人生で在宅勤務が当たり前になるなんて想像もしたことがなかったのですが，そのおかげでずっと夢だった子犬を迎えることができました。子供のころからずっと犬と生活をしていたので，アメリカでも犬を飼うことは夢でしたが，私が一人暮らしの状態で犬を迎えるのは，仕事をしながらは避けたいと思っていました。実家では母が専業主婦だったため犬が長時間留守番することはなく，私も自分の仕事都合で1日10時間もお留守番させなければいけない状態で犬を迎えることは考えていませんでした。でも正式に在宅勤務ＯＫになったことと，実家の犬が亡くなったタイミングが重なり，子犬を迎えました。在宅勤務だと四六時中ワンコと一緒のため，大変なことも多かったのですが，それでも私の生活は良い意味で激変です。子犬時代は大変すぎて，余裕のない自分の器の小ささに泣いたりしました笑それでもとってもいい子に育ってくれてかわいいです。こんな日々を毎日過ごしていますが，在宅勤務状態で，コロナ以降友達が帰国してしまったり，疎遠になったりして，仕事以外の人との付き合いがなくなってしまいました。一人で考える時間が多すぎるのだと思います。今を生きたいのに，過去のことや未来の不安を感じたり，それじゃいけない！と思う同じことの繰り返しです。こうやって今日これまでのことも文章化するだけでとてもスッキリしましたし，頭が整理されました。感じたままに書いていこうと思います。もし読んでくれた方がいたらありがとうございました。

落ちてる

めちゃくちゃ久々になってしまった、、、大体ここに来る時はメンタルダウンしてるときー！！なのでメモ代わりにも書いておく…メンタルダウンのときって色々嫌なこと重なりますよね。ちょうどうちのエリアが停電してしまい、中々復旧しない。５連休の初日なのにで、22時まで開いてるカフェに来た。ここで充電とか暇つぶしするしかない。家はオール電化だから停電すると本当に何もできないのです。遅くまでカフェにいると色々思い出しちゃって…家に帰りたくなくてお店が閉まるギリギリまで暇つぶししてた頃のこと。日本ならファミレス24時間開いてるし治安もいいからファミレスに行っていただろうなぁ。アメリカだと朝方まで開いてるとなるとバーくらいだし、夜出歩かない方が良いから、カフェでギリギリまで過ごして家に帰っていたなぁ。今考えてもよく頑張ったし、耐えたよね…耐えなくても良かったことだったのに、あの時はあの対処方法が精一杯で。メンタルダウンすると、決まって問題の中心になるのは、私なんて…って気持ち。周りが優れて見えて私がダメ人間に思える私の問題です。自己肯定の低さだね。しかももしこの感情が自分の傲慢性から来てたらもっと最悪だな…と思ってさらに凹んだり。コロナで思うように動けないことや、日本のコロナが酷すぎて家族のことが心配だったり。メンタルダウンすると芋づる式に色々なことがいやいやになるし、悲しくなっちゃう。動けないように動けなくてこれからどうなるんだろって不安ばかり…なぜダウンしたか思い当たる節はあるんだけど、そもそも自分の自己肯定感の低さからくるしね…もっともっと神経図太くなりたいし、鈍感になっていきたいなぁ。そういうおばちゃんになりたいよ…少し吐き出した！読んでくれた方いたらありがとうございました！

アメンバー限定記事得意…

アメンバー限定記事やりたいことと、得意なこと