第10部 ブルー・スウェアー 第3章 偶然の扉 | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー

「いろいろあるよ!」あずさは投げやりな気持ちでいった。

「・・・いろいろって?」直美は聞いていいのか悪いのかわからなかったけれどかろうじて聞いた。

「私の恋人には奥さんがいるんだよ!」

「・・えっ!?」直美は思わず手を口にあててびっくりした表情(かお)になりキョトンした顔になった。

「不倫なのよ!」あずさは今度ははっきりした口調でいった。

「そうだったんですね!!45歳ですもんね。いてもおかしくないですよ」直美はフォローするようにいった。

「そうでしょう?」

「でも不倫でも愛はあるんでしょう!!」

「たぶんね!援助してくれているし・・」

「愛がなかったら遊ばれて終わりですよ!!曲がっていても愛があってよかったです」直美は返す言葉につまりながらいった。

「愛がありすぎて困っているのよ」あずさは憂鬱そうな顔で遠い目をしながらいった。

「・・えっ!?愛がありすぎてですか?」直美はキョトンとした顔で問い返した。

「そう、困っているのよ!」

「普通は君だけだよっていっても実は違ったとか多いですよね!!」直美は慎重に言葉を選びながらいった。

「その逆なのよ!」

「その逆というと・・君だけじゃなかったと!?」

「・・違うよ。君だけの次が逆なのよ!」あずさの憂鬱そうな顔でいった。

「・・君だけの次の逆・・・えっーと・・君だけだよ・・・実は本当にそうなんだよ」

「・・・」

「そうなんですか?」直美は核心をつくようにいった。

「・・・んん」あずさは不機嫌そうな顔をみせた。

「・・なんでそんなにやな顔をするのですか?」

「だって、私の方が遊びだったのよ。こんなこと求めてなんかいなかったのよ!!」

「つまり、先輩と本命として付き合うからまさかその人の・・・を捨てると選ぶことですか?」直美は空いた口が塞がらないといった感じで手で口を塞ぎながらいった。

「・・だから最高に面倒くさいことになっているから淡路島に戻りたいくなっているのかも!!」あずさはウイスキーを一気に飲み干した。

「それって先輩、選ばれたってことですか?凄い!!」

「全然凄くないよ。お互い遊びだったのよ」

「本気になってしまったんですね!!」


p.s

今日、更にすごいキャンドルの巨匠を発見してしまった。すごーい!!上には上がいるものだ。この方は日本人ですが(笑)

すごいわぁ〜。圧巻です‼️

キャンドルも焦ってやるものじゃない!って今日気がついた。すごい神の世界のキャンドルを作る方を発見。すっげぇー!!ヴォーグ社のキャンドルの人でしたが、、人間の技術レベルを超えた、超人の世界のキャンドルを作っています!!焦ってやるのではなく、一歩、一歩確実にやっていくものだって今日思いました。前人未到な非凡のキャンドルの世界を作っていて、すっげぇ!!緻密すぎるキャンドルとは打って変わってシンプルですが繊細なこのキャンドルがお気に入り💖でも神の領域の人を見ちゃったよぉ〜