第10部 ブルー・スウェアー 第3章 偶然の扉 | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー

「・・・えぇ?俺好みの女の人っているのかな?」

「いやわかんないだろう?いるかもしれないだろう・・・もし、運命のいたずらでそんな人が出てきたらどうする?」

「・・・そしたらあきらめますよ!」

「どっちを?」

「もちろん、あとから出てきた人をですよ!!」

「ホントか?」

「一体何なんですか?当たり前じゃないですか?」思わず俊也は問い返した。

「そうか?あきらめるんだな?なんか世の中の人をみていて、あるとき、ふと思ったんだ。永遠に愛を誓いますと言っておきながら、よくも呆気なく別れるもんだなぁって思うんだよ!」大槻はしみじみとした口調でいった。

「でもそんなものじゃないんですか?」俊也はさっぱりとした口調でいった。

「いや、言葉の意味をわかっていないんだ。永遠に誓うということは神に誓うということなんだ」大槻の言葉に俊也は思わず吹き出しそうになった。

「そんなにおかしいか?」

「師匠がそんなことをいうなんて意外だなぁって思って!!」

「俺だってそれぐらいのことは思う事はあるさ!今はくっついたり、離れたりそれが多いけれどさ、永遠に誓うということはさ、神様に向かって誓うということは俺は約束を破ってはいけない事だって思うんだよ」大槻は少し気恥ずかしそうにいった。

「・・大丈夫ですよ!」

「じゃあ次の質問!!」大槻は矢継ぎ早にいった。

「・・・」

「誰かが犠牲にならない、いやどちらかが何らかのアクシデントに遭遇して犠牲にならなくてはいけない危機が前触れもなく訪れたら、お前は自分の命を差し出してでも守ることができるのか?」大槻は試すような表情でいった。

「・・・多分、そうしますよ!」

「多分って迷うことがあるのか?ええっ?」

「いや、そうなったら自分が犠牲になりますよ!!」今度は俊也はきっぱりとした口調でいった。

「ホントだな?それは神に誓うか?」

「もちろん!!」俊也は大きくうなづいた。

ーそんなものこの世にある訳がないー

俊也の心の中にはふと、相反する声が聞こえたような気がした。


p.s
やりたいことがいっーぱいあるのに、、全然追いつかなくて、、じれったい日々。なんか疲れるけれど、、、今日も朝起きたとき、直感的なすごーい気づきがあり、一体頭はどーなってるの?って思いました。エネルギーという単語をブログで使い始めてからいろんな人がエネルギーという言葉を不思議なほどきくようになった気がする。

偶然!?なんて、、タイトルにかけてみた。

そして、直感的に五行陰陽を勉強したいと突然思った。何故だろう・・・。なんかやりたいこと、夢のこと、その他の暮らしのことを考えると疲れてくるぅー!!!

楽じゃないねー!!ホント。でも楽しく書くコツも直感的に降ってきたのよね。技法みたいなものが。。一応、シナリオの本を読んで勉強しているけれど、そこにも書いてないことだねー!!変われるかなぁ。。新しいやり方!!
マイ・ハウトゥーは5つの新技法から成立します。徐々に慣れていきたい❤️