第10部 ブルー・スウェアー 第1章 別れの春 | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー

春風の冷たい風が吹き抜けていた。淡路島にある短大の卒業式だった。雲1つない晴天に恵まれていた。思い思いにこの別れの春を惜しんでいるかのようだった。

愛那と三上直美はもう時期くる別れをおのおのいたわっていた。

愛那と直美は旧友に2人で写真を撮ってもらった。遠くからバイクの🏍クラクションが鳴り響き、周囲が一瞬静まりかえった。ブー、ブー、とクラクションを尚も鳴らしていた。愛那は周囲の視線を気にしながらも俊也がいる方にむかった。直美はクスクスっと笑っていた。

「恥ずかしいからやめてよ!」愛那は少し顔を赤くしながら、俊也に駆け寄った。

「いいから乗れよっ!!」俊也はヘルメットを被ったまま頭を振った。愛那は袴姿でまたいで乗ることができないから横座りで乗り、俊也から渡されたヘルメットを着用した。直美はじっーと熱い視線で眺めていた。

場内の卒業生や在校生もじっーとその2人の様子を物珍しげにみていた。

愛那は痛いほどの周囲からの視線を感じながらも直美は大きく手を振っていた。愛那も恥ずかしそうに手を振った。静まりかえった場内にひときわ大きなエンジンの音が響き渡ると、俊也はアクセルをふかした。昔さながらのバイクにまたがって彼女を乗せているという風景がとても絵になっていて、直美はすごく心の中で嫉妬した。

「きゃー、かっこいい!!」直美は恥ずかしげもなく笑顔でいうと、愛那はヘルメットをかぶると小さく手を振った。俊也のアクセルをふかす音が校庭に響くとすごい音を立てて、バイク🏍が走り去った。直美はその姿がまるで映画のワンシーンのように思えてきて、密かに興奮していた。

(・・・素敵!)

愛那を乗せたバイクは道路を走り、海沿いの公園に向かっていた。

「しっかりつかまっていろよ!」

「うん!!」愛那は横座りでも俊也にしっかりつかまると、俊也は更にスピードを上げた。愛那を乗せたバイク🏍は明石海峡を見下ろす高台の公園に着くと、ヘルメットを取ると愛那の髪の毛は乱れていた。

「折角、セットしたのに!!」

「髪の毛ぐらいどってことないだろう?」俊也は乱れた髪の毛をみても何もなかったようにサッサと歩きだした。

「ちょっと待ってよ!」さっさと歩きだした俊也の背中に愛那は袴姿で歩きづらそうによちよちと歩いていると、愛那に足元の石につまづいて、転んだ。

ービリっ!!

愛那は全身に悪寒が走った。


p.s

ずっと原稿書き💦疲れた!!頑張る💪

歳をとると、人生なんてしょせんこんなものよってなっていくと思うのですが、、私の場合は逆だと思った。歳をとるごとになんで気がつかなかったのだろうって思うことばかり!!どんどんいろんな発見をしていく。それもまだ誰も気がついてないであろう(確証はないけれど!!)ことばかりびっくりやりたいこといっぱいおねがいかなりレッスン貧乏になっていますが💦でも後悔なし!!ある程度教わらなかったら、本をみてもわからないよ!!これからは本をみながら作っていくようにします♪でもキャンドルはわからないことたくさん!!ここ数年やばいことになっていますが、、今しかできないことだからねー!!安全をとるか、今しかできないことをとるか?その結果、苦しかったけれど、なんやかんや生きてこれたから、まぁ、よし!としよう💕これからは自分でレシピをみながら頑張ろう!!


人生は歳をとるごとにいろんなことをわかる人でありたい!!人生とはキャンドルみたく、修行なのだとつくづく思う照れ