第10部 ブルー・スウェアー 第8章 4人目の犠牲者 | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー

愛那はまだ働き始めて間もないけれどバイトで貯めたものでなら行けると思った。2泊3日で29800円ならいけると思った。東京にいる友達にいくというのなら特に問題はないだろう・・でも俊也は疑ってしまうかもしれないけれど、俊也も直美の存在は昔から知っているから東京に行くといったらきっと納得してくれるだろう・・・。2泊3日なら誰にも迷惑をかけることなく、そっといってくればいいのだと自分に言い聞かせていた。2泊3日の旅行くらいどおってことないだろう。きっと。

愛那はそう思ったら、急に気持ちの中で3日後に行こうと心に決めた。カレンダーをみると、3日後は金曜日だった。次の病院の検診まで1週間はあった。ならば大丈夫だと強く確信した。とにかく新鮮な空気が吸いたいと渇望した。自分の知らない街にいって思いのまま過ごしてみたいと思った。

愛那はスマホを取り出すと旅行会社のホームページを開いて空席状況を確認をした。空席状況には3日後はマルになっていた。愛那は迷わずにマルをクリックをすると、申し込みをクリックした。搭乗する新幹線も指定をクリックをすると搭乗時刻を確認をした。神戸の駅を11:25に出発して15:00に東京駅に終着について、有楽町の駅前のシティーホテルにチェックインする運びのスケジュールになっていた。愛那は迷わず申し込みをすると、受付完了の画面になった。

愛那は自分ですでに東京に向かっていは新幹線の中にいる感覚にとらわれていた。


「明後日さ、東京にいくことになったの!!」愛那は俊也に電話で伝えた。

「なんで!?急に!まだ病み上がりなんだし、無理をしたら大変だろ?」俊也は何故急に愛那が東京にいくといいだしたのかその理由がわからず少し面食らっているようにもみえた。

「でも急にどうして?」俊也は率直に愛那に聞いた。

「うん。なんか少し島を離れたくなったの。気持ちがすっきりしなくて・・・」

「気分転換にか?」

「そう!2泊3日でどうせすぐに帰ってくるからさ!そんな顔しないでよ!」

「急におまえがそんな風にいうなんて俺も役に立っていないみたいだな」俊也は少し落ち込んだような顔でいった。

「そんなことないよ!」

「・・・そんなにつらいのか?」

「ちょっと気分転換をしたいだけよ。行ったらすぐに帰ってくるのよ!」 

「ホントか?」

「あたり前じゃない?!行ったら、ビュンと帰ってくるだけなんだし」

「・・・」

「なんで東京なんだ?気分転換なら大阪だって京都だっていいじゃないか?」

「・・・直美がいるから。直美の顔もみたくなったの!知ってるでしょ?」


p.s

今日は朝お腹痛くて起きて、ネガティブな投稿したあとまた寝る・・お昼過ぎに起きて、キャンドルを作る。夜は飲みに行く予定だったのに、台風の💨お陰で延期になり、、ショック🤯台風なら仕方ない💦


でも前より、キャンドルが進化した。こないだの失敗をバネに!!自力で作りました💖



金ラメが少なくてキラキラが、足りないのが改善点。まだまだ思い通りになっていませんが、少し作りたかったキャンドルに近づいています!



これからケーキを作ります♪