第10部 ブルー・スウェアー 第2章 夢の入り口 | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー

「ねぇ、今日ってヒマ?」後ろから結衣に声をかけられた。

「今日は予定があるの。ごめんなさい」愛那はバツが悪そうにいった。

「あ、そう。感じが悪いのは今に始まったことじゃないからね!」

「・・・」

「あっ、ごっめーん、傷ついた?」結衣の言い方に愛那は無表情で黙っていた。

「今日は失礼します」愛那は伺うようにいう結衣を遮るようにいうと、愛那はふといった。

「ねぇ・・・」

「・・・ん?」

「藤城先輩いるでしょう?ゴールデンウィーク明けにみんなっていうか新入社員の女子数人で海でバーベキューにいこうって行っていたから、ゴールデンウィーク明けのいつかの土日、空けておいてね。詳しいことはあとで連絡するから、んじゃあね〜」結衣はサバサバとした口調でいうとその場を立ち去った。


「お父さん、これみて下さい。こんな家なんかはいかがでしょうか?」俊也は家の冊子を健三の顔色を伺うように差し出した。

「えっ?まさかマイホームをもう買う予定なのか?」健三はいささか驚いた表情(かお)でいった。

「まぁ、将来的には、というより、籍をいれたらすぐにでもマイホームを作ろうと思っています!」

「随分気が早いね」健三はいささか驚いたような表情(かお)でいった。

「そうですか?いや親戚に設計士がいるんです。今回もうちの設計士兼建築士の親戚が半額で家を作ってくれるというので!!」俊也はニッコリとわらった。

「ええっ?そうなのかい?初耳だなぁ」健三もびっくりした顔でいった。

「お袋の弟がやっているんですよ!!」

「そうだったのかい?うちも築30年だけれどな。でもこの家は女房との思い出が詰まっているから手放すのは名残り惜しいな」

「手放す必要はないんです。近くに建築する予定なのでお互い行き来できますし、ゆくゆく20年後、30年後のことを見据えてなんで・・」

「君は若いのにすごくいろんなことまで考えているんだね」健三は感心したようにいった。

「そりゃそうですよ。僕は愛那との間に子供をつくって、孫の代のことまで考えていますから!!」俊也はニコッと笑った。愛那は台所にいながらその言葉にいささかびっくりして絶句していた。愛那は2人にお茶をだしながら俊也の顔を不審そうな顔でみていた。

「えっ?孫の代のこと?」

「あたり前だろう?」

「そんなこと誰もわからないでしょう?」

「それぐらい先の事を見据えているって意味さ!!」俊也は恥ずかしがることもなくあっけらかんといった。

「まだ子供のこともマイホームのことも早いわよ。一緒に暮らしたこともないのに。いきなり、マイホーム建てるなんて無謀じゃない?もし、一緒に暮らしてみて、うまくいかなかった時のことも普通は考えるものよ」

「お前と俺がうまくいかなかった時のこと?そんなことは天がひっくり返ってもない!」俊也はにんまりと笑うとうなづいた。


p.s

私、前回更新した時のブルー・スウェアーの記事を随分前にアップしたものを同じものを2重にアップしていてギャー🙀ってなりました!!

あっ、時系列、メチャクチャ(ーー;)

すみません😰今日100均でたくさんモールドを買いました!!

今年はこのモールドでお菓子づくりに、キャンドルに石けんに使います!!こんなに買って1100円‼️すごーい❤️モールド大好き💕そして、楽しみがまた増え❤️❤️、これからはもっと自由な私を目指して頑張ります❤️

2月はチョコレートケーキを作ります合格


今、ブルー・スウェアーが書いていて、微妙に面白くなりました!!ポエムが、、ポエムが、、。



キャンドルを作り始めてから不思議とネガティブなことをひきずらなくなり、立ち直りが早くなったと思うこの頃。昔はずっーと未来永劫的に引きずっていたのに(昔のブログをみればわかりますね。かなり批判されました!)最近、やなことが直撃しても立ち直りが早くなり、気の流れの循環が少しよくなったみたいです。