第10部 ブルー・スウェアー 第2章 夢の入り口 | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー

「あぁ、おまえはかけがえのない誇りなんだ!」健三もしっかり愛那の目を見据えていった。

「母さんの分としっかりと幸せになってくれ。きっと、おまえの幸せを誰よりも望んでいるはずだ。おまえを残してこの世を去ったとき、どれだけ心残りだったか。ようやくあいつも安心していると思うか。父さんもちゃんと母さんに安心してくれと報告ができる」健三は自分に言い聞かせるようにいった。愛那は本音はまだ嫁いで欲しくないけれど、無理をしているのだということは重々とわかっていた。だからこそ健三の気持ちを推し量るようにいった。

「お父さんがどれだけ頑張ってきたかよくわかっているわ。お母さんが私を残して亡くなったことがどれだけ辛いことかってわかっているつもり。だから俊也さんときちんとした家庭を築いてお父さんを寂しい思いをさせたりは絶対にしないわ!それが俊也さんは少し子供っぽい部分もあるけれど、とても真面目なのよ!安心してよ」

「そうだな。とてもいい人や。あんなに明るくて、根がいい人だから、いい人に嫁ぐことに年齢など関係ない。おまえの幸せを第一に考えてやらないとな!おまえが幸せならそれでいい」健三は愛那をみて満面の笑みを浮かべた。健三はそういうと明るく振る舞いながら、ごはんを食べ始めた。愛那も自分の感情を出さないように黙々と食べ始めた。


「今日からうちの仲間たちに加わった新卒達だ。そして今日から君たちの先指導してくれる先輩たちだ。さっ、自己紹介してもらおうか?じゃあ、一番左から!」10名近くの先輩社員たちは1人ずつ挨拶をしていると5番目に前に一歩たち挨拶をした女性社員に愛那は何故かじっと見入ってしまった。

「私は入社4年目の宮永奈緒と申します。よろしくお願いいたします!」型通りの挨拶をすると、新入社員たちは皆、拍手をした。愛那は特に何の理由もなかったが、宮永奈緒という先輩社員に何となくみてしまっていた。それは無意識というものなのかもしれないが、不思議なほどのシンパシーを感じていた。いつしか自己紹介を終えると先輩社員達はそれぞれ持ち場に戻っていた。愛那は可愛らしいながら、どこかすごく落ち着いていて、浮ついた所が全くない人だと愛那は何となしにみてしまっていまっていた。

「今日から、君達は研修だから別室に移動しよう」そういうと5名の新入社員は別室に移動しようとしたときに愛那はなぜか惹きつけられるように、奈緒を目で追っていたが、すぐに別室に入った。


p.s
今日とっーても素敵な出来事がありました❤️
そして、ブルー・スウェアー、もうワンテイストひねりますよおねがいとっーても面白いですよ。この先に第何章かわかりませんが「調和の測り方」という章でプロローグでかまって欲しくて、落ちてしまったおばあちゃんが登場します!それにもうワンテイストを新しく今回加えます。すっごい面白いです。センセーションナルな小説になりそうです❤️

そして、今日また、新しい世界の物理のしくみの世界を解明しちゃいましたー!!!ウェーイ✌️素敵な出会いもあり、、超ーすごーい❤️なんか、すごい世界が開けていく感じです!!