第9部 幻(フレア) 第19章 遠因 | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー

みずほはあの人がこの苦しみから救ってくれるような気がしてきた。この間、すごい勢いで電話を切られたけれど、あの人とはどんな縁があるのかは知らないけれど、運命的なものを感じていた。

(・・・会いたい・・・)みずほは悠人に初めてはっきりとした意識を感じていた。

(・・・会いたいよ・・・)みずほは初めてはっきりとした恋しさを悠人に感じていた。


悠人はボッーとしながら、パソコンに向かいながらもお茶を飲んでいると、飲み終えると、

「おい、相沢、お代わ・・・」悠人は言いかけて思わず、はっとなり、従業員はそんな悠人を見返した。

「あっ・・」悠人は周囲からの視線を感じとり、黙ってしまった。

「あっ、じゃあ、僕がもってきます」悠人の一番近くに座っていた男性社員が慌てて立ち上がっていった。

「あ、いや、大丈夫!!」悠人は男性社員の気づかいを遠慮すると自ら給湯室の所にいった。

そして、心の動揺を押さえるようにしていた。すぐそこに詩織がいたような気がしたからだった。

悠人のスマホが鳴っていた。悠人は胸の動悸を鎮めるように電話にでると、関口からだった。

「もしもし・・」

「あっ、どーも。ご無沙汰しております」関口は低い声で受話器越しにいった。

「どーも。お久しぶりです」

「まだ、碧名さんのことをお探しですか?」

「どういう意味ですか?」

「いや、お友達のことでそれどころじゃないのではないかって思ったりしたんですよ」

「いいえ、大丈夫です」悠人は気をとりなおしてきいた。

「あなたが探していた人ですが、行方不明になっていた例の人ですよ」

「あぁ、どうなりました?」悠人は急に緊張したかのように身が引き締まるような思いできいた。

「やはり訳ありでしたね。なんかストーカーみたいなものがいるような感じがしました。そこから逃げているような印象がありましたね」関口はねっとりとした喋り口調でいった。

「ストーカー?」悠人は思いがけない言葉に思わず復唱した。

「それも、普通の気弱なストーカーではないようですよ。気弱なものというものより、変態に近いようなストーカーですよ」

「変態に近いようなストーカー?」悠人はイマイチ掴めずにいた。

「ええ」

「どういったものなんですか?」

「たぶんね、この手の人間というのはストーカーの中でランクわけすると、もっとも愛がなくて危ないストーカーだと思う。精神病の末期患者か悪魔に近い人でしょうね。これがサイコパスというヤツなんだと思いますよ」


p.s

秋まで何のお菓子のレッスンがないと思うとそれはそれで寂しいよ 。今年は秋に3種のシュークリームとエクレアレッスンとリンゴ系のケーキと、クリスマスケーキ習ったら今年はおしまーい。なんかレパートリーが増えるとなんだか楽しいけれどもね。次のレッスンまで自力でレシピを10個のケーキを開発しようと思います!!


昨日も少し感動したことがありました。昨日は台風でお昼中にザザ降りで傘をもつのを忘れてしまい💦あらー、どうしよーって思ってたら店を出る頃にピタッと止み、傘なかったのですが助かった!!そして、帰りはすごい雨だったらしい。バケツをひっくり返すほどの。でも帰る時も雨降ってなかったし、、早く帰らなきゃと思いつつもカフェで勉強して遅くに帰る時もほとんど降ってなくて霧雨だったのですが、歩くのが面倒でバスで帰りましたが💦台風でしたが、歩いている間は雨降らなかった!!


何気に感動しましたニコニコ