ライナーノーツ | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー

幻(フレア)について書きまーす。いつも石鹸についてばかり書いていましたが、久しぶりに作品についてライナーノーツを書きますっ!


フレアは、誘拐事件から始まったというタイトル通り、あくまで出会いのきっかけでしかなく、誘拐事件が延々と続く訳でもなく、運命の出会いを果たすきっかけだったということなんです。なので誘拐事件のシーンはそんなに長く続かないんですよ。愛の幻影(まぼろし)というタイトル通り、実はラブストーリーなのです。運命なのか?思いこみだったのか?ただ、心の中の虚像と実像の狭間で揺れる男心を描くのですが、記憶って本当にぶれるものなんですよ。実は本当の話を一つ。20代前半。私好みのタイプの男性と少しだけ話して、なんか素敵と思ったんですよ。頭の中で素敵なその人だけを連想していて、丁度一年ぶりに再会したら別人みたくなっていて、身長も記憶の中のものと違うし、顔も全然違う。紛れもなく、同一人物なのに。その時、記憶ってすごく変わるんだなぁって思った。あの時はすごくショックだった。こんな顔だっけ?こんなに背が低かった?って自分の記憶のズレにショックだった。。ということで、実像と虚像が全然ちがうことってあるんですよね〜。だから幻なんですよ。フレアというのは太陽系のワードですが、陽炎という意味でその意味は主人公の記憶の中にあり、物語に出てきますので、読んでやってくださーい。雨から太陽へわかりやすく変わっていきますが、繋がっていることと、途切れた夢の悲しみの雨から、迷いや揺れる心というテーマなんですよっ。太陽はなんで一番強いって言われているものなんだろうって考えみたら、誰も勝てるものではないからなんですよね。いいことも悪いことも全てを燃やし尽くすというイメージです。かなり抽象的ですが。。でも今回は燃やし尽くすというより、仄かな心の灯りというイメージなんですよ。太陽が。


フレアは不確かな愛であり、人間の不信の男=誰も愛せない男が深い傷を抱えながらも運命的な愛に出会いながらもすごく戸惑いながらも愛とは何か、そして虚像と現実との狭間の中で踠いていく男の姿を描く、久しぶりに男が主人公の作品です。「トライアングル」以来ですなー。押本勇起、、思いだした。蔵田悠人は小さい頃の誘拐事件でトラウマで消えない悲しみと同時に幻のような愛に出会うんですよ。悲しみと愛のような幻を抱えたまま、大人になっていくんですよ。そんな心に影のある男の大人になったあと、思いもかけない展開が待っています。押本勇起といいなんか、心に影を持っている人が作品には多いですな。


私も心に影があるかといったら、影だらけですよ。いんか、ようかといったら陰だと思います。でも陰だけれど、たまに陽もあるような。。すごく明るくて、どんな逆境に出会っても「きーにーしなーい!」っていう人が羨ましいって思った。ポジティブすぎるとネガティヴな人を跳ね返すんだってある人に教えてもらった。でもある人からクリエティブな人は陰はある程度持っている人の方がいいんだよ。そういう人の方が(いいものが)書けるんだよって言われて、あなたは全然いいって、そのままでって言ってくれる人もいたり、暗と明を両方もっている人がクリエティブに向いていますね。 

暗はクリエティブな分野で、明は普段は何も考えず、楽しみだけで生きているような(→それは私)。本当にノー天気な性格、そしてたまーに隠れていた気の強さが出てきたり、弱気になったり、いろいろですが、一番明るくなれるのは、好きなことに没頭している時が邪気がない気持ちになれますっ!


邪気が無い、、それは無邪気!!言葉の由来がここでもわかりましたね。

私はこのライナーノーツを書いていたら、気がついたら降りるはずの駅を乗り過ごしてしまいました。今年は後厄ですが、後厄の威力なのか年初めからいろいろついてないのですが、いつも年初めはついてないことに気がつく。去年の年初めもすごく災難に見舞われた。でも今年はついてないこともあるけれど、去年の1月ほどではないことに気がついた。ついてないこともあるけれど、この1月はプライベートではついていることや楽しいことがあったから、一応ギリギリよしとしよう。これからはあるか?それは、わからない。

さっ、石鹸以外のことを今回は書いたぞ!!


幻(フレア)をよろしくお願いいたします♪───O(≧∇≦)O────♪


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