第1章 幻(フレア) 第1章 午前10時の少年 | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー

「確かにあなたは理不尽なことだと思いますが、あなただって会社を乗っ取ろうとした。身の程知らずでしょう。社長があなたが路頭に迷っていた時、手を差し伸べてあげたというのに、恩を仇で返すようなことをするなんて、社長からしたら飼い犬に手を噛まれたようなものでしょう。ふふっ」大嶋は鼻で嘲笑うようにいった。

「おまえは随分にあいつに洗脳されていて、醜い奴になったな。人を金やモノぐらいにしかみていないあいつのシモベになったか」

「だってビジネスだろう?」大嶋は冷淡に突き放すようにいった。

「おまえはたしかどっかの女と結婚したとき、会社と会社の合併でビジネスの一つだといったな。お前もあいつと一緒にいるうちに毒されているんだな。変わったよな」添島は軽蔑な声で言い放った。

「あなたは何なのですか?そんなことを議論するために話しているんじゃない」大嶋はめんどくさそうにいった。

「あいつはいつも俺を見下していた。同級生だったのによー。親友だったのに。あいつと二人三脚でやってきたのに。あいつには人間の情なんてないのか?えぇ?血も涙もないだろう」添島はやりきれない思いを噛み殺すように涙声でいった。

「そんな友情だなんて、社会にでたら関係ない。友情の延長線上にビジネスがあるなんてありゃしないよ」大嶋は冷たく言い放った。

「金と地位はいつしかあいつの心を変えてしまった。それは最後な俺はあいつに売られてしまった訳か」

「そんなことより、もし社長の息子に心あたりあったり、居場所がわかったら連絡くれ。謝礼金ならいくらでもだすよ」

「ふん、金か・・。俺は一体何なのだ?」添田は自嘲ぎみに薄気味悪い笑いを浮かべながらいった。大嶋はめんどくさくなり、電話をきった。電話を切ったあとは大嶋は平静を保つように深呼吸した。大嶋は悪い邪気を払いのけるかのようにかぶりを振った。気持ちを整えると車のアクセルを振った。

ー金と地位はいつしかあいつの心を変えてしまったー

ー同級生だったのによ、親友だったのによー添島の言葉が耳の奥でこだました。

ー最後は金で売られた訳かー

大嶋の胸の中に否が応でも迫ってくる思いが強くなってきて、車の急ブレーキを踏んだ。大嶋はいっとき頭を無にして下を向きながら考える仕草をして頭を上げると意をけしたように車をバックして、元きた道を引き返した。 


添田は公園のベンチでジャンパーをきて携帯を恨めしそうにみつめていた。

今日はいつもより寒くてコートを立てて身を潜めた。添田は煙草に火をつけると震える手で煙草を吸っていた。通りには自転車に子供を乗せた母子が走っていく姿を添田は遠巻きに身をひそめるようにみつめていた。添田はよろよろと立ち上がると歩きだそうとしたとき、ベンチに置いた新聞をいっとき目をくれたが新聞を公園のゴミ箱に叩きつけるように投げ捨てると公園を後にした。叩きつけるように投げ捨てられた新聞は黄色ばんでいた。そこに写っている甲子園にでていた頃の若かりし頃の蔵田暢三と添田満成が肩を並べて眩しい笑顔で写っていた。


p.s

一日早かったのですが、手作り石けんを取り出しましたー!なんか下の部分があまりマーブル状になっていなかったのですが、上の部分だけマーブルになっていました。これは人様から教えていただき作りましたー⭐︎でもネットで石鹸作りのブログをみていたら、石鹸を炊飯器で蒸して作る人もいてびっくりーーー!!それがすごい綺麗な石鹸なのカナヘイきらきらカナヘイきらきらびっくりー。炊飯器で作る石けんって。でも今度、私は石鹸専用の鍋をかってきて、鍋で石鹸を作ります。鍋で作るのは初めてー!がんばるよぉーカナヘイうさぎ  鍋で作る石鹸はコーヒー&黒糖石鹸に挑戦しまーす。楽しみーおねがいそして今度はシャンプー石鹸に挑戦いたしますっ!ただ、シャンプー石鹸は材料がかなりいるため、今、たくさんの油を揃える余裕がないため、もう少ししたらホホバオイルをたくさんいれてシャンプー石鹸に挑戦しますっ!!ちゃんとした作り方がやっとわかったよ。こないだ自分で作った思いつきのシャンプーは使う勇気がないよー。未だに使ってない。。あんぐりうさぎ

ちゃんとしたレシピを知ったのでぜひ挑戦しまーす⭐︎


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