第8部 悲しみの雨 第14章 最後の審判 | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー

集中治療室に運ばれて、涼太の母親の松永舞子と父親の松永和史はまだ意識が戻らない息子を窓ごしにみつめていた。

舞子はハンカチで涙ぐむ涙を堪えていた。

「なんで、なんで、うちの息子がこんな目に合わなくてはいけないの?うちの息子が何をしたっていうの?あっー、もうじき父親になるのよ。これ以上悲しませないで。こんな残酷なことってある」舞子は泣き崩れそうになり、和史は泣き崩れそうな舞子の肩を抱き寄せた。

「きっと、助かるよ。きっと生死をそまよっているんだろう。だから祈ろう。こちらの世界に戻ってこれるよう祈ろう」和史も溢れそうな涙を堪えていった。

「あの子を助けて。神様、助けて」舞子は悲痛な声を漏らした。その後ろ姿を誠一は憮然とした面持ちで見つめていた。

「きっと、助かるよ。きっと生死をそまよっているんだろう。だから祈ろう。こちらの世界に戻ってこれるよう祈ろう」和史も溢れそうな涙を堪えていった。

「あの子を助けて。神様、助けて」舞子は悲痛な声を漏らした。その後ろ姿を誠一は憮然とした面持ちで見つめていた。訳もなく罪悪感がこみあげてきた。

(なんで?なんでなんだ?こちらが被害者なのに、罪悪感に包まれてしまうのは?なんで加害者が被害者づらするんだ?なんでこいつらはこうも俺を苦しめるんだ?)


「確かに真広はそう言っていたんですよ。世間で騒がれていた事件の犯人をみたかもしれないんですよ!ぼくがちゃんと聞いてあげて迅速な措置を取っていたらこんなことに巻き込まれなかったのかもしれないけれど・・・きっとそうなんですよ」誠一は警察から任意の取り調べでそうはっきりいった。誠一は警察官に懇願するようにいった。

「でも証拠がないじゃないですか?」

「ねぇ、あのマンションに住んでいる

少年がとても怪しいから調べてくださいー!お願いしますっ!!彼女が浮かばれないですよ」誠一は現像した火がついた棒を撮影した写真、すこし焼けている草むらを撮影した写真をじっーと深々と見つめていた。

「彼女はきっと目撃者であの日またその現場をみてしまったんだと思うんですっ!」誠一は毅然とした顔でいた。


p.s

今日、原稿を書こうと思って久しぶりにカフェに入ったら肝心な原稿を忘れてしまいガビーンえーん笑い泣き最近、まっすぐ帰ることが多く、カフェでやるのは久しぶりだと思っていたら、、原稿を忘れる!!そんな日もあるってことなんですかね。そう私はズボラでいろんなものを忘れてしまうえーん

昨日のことを書いていてすごく大切なことが浮かんだんです。怖い夢も不思議な出来事も何の為にあるのかといったらメンタルを強化することもそうなんだけれど、そういうことも世の中にはあるということで「柔軟性」を養うことなんだろうなって思うんですよ。その一言に尽きるんだろうなって思うんです。そんなことがある訳がないって理解する気がない人には何もないだろうし、理解できるレベルだと思われているからそういうことが起きると思う。それだけのこと。理解と柔軟性とメンタル強化⭐️理解できない人に何をいっても自分が可愛いのかぐらいにしか思われないから
、、そういう全く理解出来ない人もいるんだなぁ。それも柔軟性なんですよね。柔軟性は人間関係だけじゃなくて、いろんな所にあふれているんだなぁって思うと、、すごく気が楽になるんですよ。最近、ほんの少しの気づきからびっくりするくらい性格が変わったような気がする。変わりすぎた自分が怖くて誰かに相談したら、、
むしろよかったね。って言われて、、明るくなったね!とか言われた。
「心にゆとりが出来たんじゃない?」って言われた。でも性格が変わっても創作は続く。。

変わる時は人間、変われるのよ。きっと。⭐️

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