「えっ?」誠一は聞き返した。愛歩は写真に吸い寄せられるようにじっーと見つめた。
「どこかでみたことがあるんですよ。どこかで出会っていたような気がするんですよ」
「どこで?」誠一の問いかけに愛歩は眉間に皺を寄せて下をむいてみたけれど、詳しくは思い出すことができなかった。
「・・すみません。わからないんです」愛歩は記憶の細い糸を手繰るように目を細めてみても思い出すことができなかった。
(わからない。思いだせない)愛歩は観念したようにかぶりを振った。
「すみません。やっぱり思いだせないんです。気のせいだったみたいです。お騒がせしてすみません」愛歩は微かに頭を下げた。
「いいえっ。それより、何か飲む?」
「あっ、大丈夫です。お茶があるんで」愛歩は自販機で買ったお茶を出してみせた。
「あっ、そっか」愛歩と誠一は椅子に向かいあって座った。いっとき沈黙が流れたが口火をきったのは愛歩の方だった。
「こんな所でお会いするなんてすごくびっくりしました」
「まさかだよ。僕もまさかとは思ったんだけれど、やっぱり君だった。」
「ここの社長さんなんですね」
「僕がつくった訳ではないけれど。自然の流れでそうなっただけさ」
「藤本さんという人がつくった会社なんですよね」
「あいつがそんなこと話してた?」
「・・・」愛歩は黙りこんだ。
「別に気を使わなくていいよ。本当のことなんだから」誠一は取り繕ったように笑った。
「・・真広さんは何で亡くなったんでしょうか?少しだけ聞いて、あなたが疑われてつらい思いをされた・・・と」愛歩は少し開きなおって聞いた。
「真広は生きていた頃、嫌いなものがあってね。彼女が口癖のように煙たがっていたものがあるんだよ」誠一はまっすぐに愛歩の瞳(め)をみていった。
「煙たがっていたもの・・・ですか?何ですか?」愛歩は間髪入れずに聞き返した。
「若い男です」
「若い男?」愛歩は問い返した。
「若い男っていっても個人的に誰かというものではなく少年というものがあの人は好きではなかったんですよ。いつも年上の人を好きになっていたような気がするんですよ。ただあの人の好みではないんだなぁっていうぐらいにしか考えていなかったけれど、今、思うとすごく皮肉なものだと思うんですよ。嫌いなガキたちに殺されてしまうのはね。」誠一はさっぱりした口調でいった。
「誰か・・知っているんですか?」
p.s...こないだある人と話していたら、女の人の厄年ってホントに面倒で33歳(実際には32歳)と37歳(実際には36歳)に本厄が2回もきますがこれを乗り越えると次の厄年は61歳(・・・たしか)くらいだったように思いますが、ずいぶん間があくんですよ。実際には33歳の厄年がきついんだよって言われたんですよ。たしかに当たっているんですよね。33歳(32)の厄年はきつかった。不思議と帳尻合わせるように年末にかけて、治ったから今、思えばすごい当たっているんですよね。今年の厄年は人から難をもらってしまう巻き込まれ型の厄年です(泣)でも7月はいろいろ思わぬところで難を外から貰いましたが、8月にはいって気持ちがだいぶ落ち着き、すごく気力が回復しましたー少し厄が落ちたかな?今年を乗り越えれば来年は後厄になりますが、下半期くらいからはほとんど厄がなくなり、61歳くらいまでは厄年がないので楽になりますかね〜。厄年なんて関係ない人もいると思いますが、厄年は確かによくないと理解してくれる人もいたので、人それぞれですね。
ということで六星占術では今年、大達成で来年は中殺界なんですが、、逆に私には六星占術は当たらなくて、普通の神社とかのこよみがあたるということになるのでしょうか?それとも大達成できるPandoraが年末にあるのでしょうか?今年は前半、六星占術を信じてルンルンでいたのに、いいことなし!でした。むしろ時系列を遡って、神社のこよみの方が当たっていたかも!なので、今年は大人しくしています。でも8月に入ってなんか先月までに比べて、不思議と気持ちが落ち着いた気がする。まだ、厄は少し引きずってますが気持ちが大丈夫って回復しました!
それにしても六星占術も言ってることが全然違う、実は仏教の歳数えでは実は厄年ではないんです!神社の前に厄年の人の一覧があり、そこにあっただけなんですが、こんなにもそれぞれいうことが違うというはかなりの驚きです!
でも8月に入って気がかなり楽になったのもとても不思議です。月によって運気がこうも違うんですね。4〜7月はしんどかったよぉ。