9日前に、リモデルしていた家の入居者募集を開始しました。
グレーター・ヒューストン(ヒューストン市内とその近郊)の賃貸は売り手市場なので、入居者募集をかけた当日と翌日は電話とメールが殺到し、
だいたい3~4日で入居者様が決定していたのですが、、、、
今回は、、、、、、すごくスローで、、、、、、ポツ、、、ポツ、、、と、電話かメールが1日に1~3件あるだけでした。
アメリカの不動産業界は、11月のサンクスギビング前から年末年始までのホリデーシーズンに一番動きが鈍ると言いますが、それがもう始まっているのかも。
それでも、1週間の間に約15人くらいから問い合わせがあり、10組近くが内見に来てくれました。
そのうち申し込みがあったのは5組。こういう方達でした。
さて、この中で、私達は誰に決めたでしょう?
A: 40代後半のシングルマザーと高校生のお子さん2人と、お母様の4人家族。
内見後すぐに申込でくれましたが、彼女は失業していて現在求職中。収入源は失業保険と前夫からの養育費とお母様の年金だけ。
彼女が一番最初に家を見に来てくれたし、ボランティア精神と言うか、同情心で思わず彼らに貸してあげたいと思ったけれど、支払いが滞りそうな予感も。困ったなと思っていると、、、、、、
数日後、何と先方から辞退してきました。もっと家賃の安い家が見つかって、そこに決まりそうだからと。こういうご家族をお断りするのは心が痛むし、正直、心の底からよかったとほっとしました。
B: すぐ近くで小さな商店を営む30代の店主さんと奥様の2人家族。今の家が遠く、もっと自分のお店の近くに引っ越したいと言うことでした。
彼らは収入も申し分なく、他に何の問題もなく、私達の中では彼らに決める予定でした。
でも、こういう条件のいい人は他にも選択肢があるだろうにと思ったら、、、、案の定、、、、
もう少し予算をあげて大きい家に住もうと考え直したと、先方から辞退してきました。やっぱりね。
C: 家を住み替え中の、50代のご夫婦2人家族。
すぐには売れないだろうと思って売りに出した自宅が1週間で売れてしまった。そのため、次に住む家を買うまでの間の賃貸を探しているとのこと。
このご夫婦も何も申し分がなさそうだったけれど、理想の家が見つかるまでの3~5ヶ月くらいの短期の賃貸をご希望。短期の賃貸だと、またすぐに次の入居者を探さなきゃいけないし、その前に家中の清掃が必要だし、申し訳ないけれど丁重にお断りしました。
D: 20代前半の若いご夫婦と、小さいお子さん1人と、お父さんの4人と大型犬2匹の家族。若いご夫婦2人の収入とお父様の年金で、収入のほうは何とかクリアでした。
ただ、そんなに大きくない家に4人家族と大型犬2匹では、かなり人口密度が高いのでは。もっと広い家に引っ越したくなってすぐに出て行ってしまうのでないかという懸念が。
それに、ちょっと、怖い感じのお父様がそれほどお気に召していないようだけど、妥協して申し込んだのではという感じがしました。身分証明書のコピーもなかなか出してくれないし、申込書もあまり丁寧に記入されておらず後から色々気かなければならないほど。
結局、このご家族は、お断りすることになります。
E: 数ヶ月後に結婚予定の20代のカップルと赤ちゃんの3人家族。現在は女性側の実家に同居中。
このカップルが一番家を気にいってくれた様子だったので、妥協ではなく本当に気にいってくれているこういう人達に貸したいなと思ったのですが、、、、、
男性のクレジットスコアが非常に悪かったのです。
ヒストリーを見ると、去年の終わりから今年にかけて、数ヶ月に渡って車のローンやクレジットカードの返済が遅れたのが原因のようです。
女性側はクレジットスコアは何も問題がなかったのですが彼女は無職。生後5ヶ月の赤ちゃんがいるので、当分の間は専業主婦でいる予定とのこと。
ただ、男性の給与明細を見ると収入が高い。月収の条件は家賃の最低3.5倍、できれば4倍が望ましいとしているのですが、彼の月収は家賃の約10倍あります。
そこで、何故、一時期数ヶ月間に渡ってローンの支払いが遅れたのか理由を聞いてみることにしました。
すると1年前に離婚して、その際に前妻と財産分与で揉めていたので、ローンの支払いのほうも数ヶ月に渡って滞ってしまったとのこ。現在は解決しているので、もう遅れることはないとのこと。
そういう理由ならまあ納得です。
しかし、離婚をして1年で、次の婚約者との間にもう5ヶ月のお子さんがいるって、、、、、( ̄_ ̄ i)
それはさておき、彼が前に住んでいたアパートの大家さんに電話して聞いてみると、支払いが遅れたり、何かを破損したりなどの問題はなかったようだし、、
こんなにクレジットスコアが悪いと当分の間はローンがおりず、つまり家が買えず、大抵は他の大家さんにも断られるだろうから長く借りてくれそうだし、、
じゃあ、彼らに決めようかということになりました。
今回は8日間かかったけれど、無事に決まってよかったです。
さて、昨日はアメリカの中間選挙でした。
ご存知のとおり共和党が上下両院で過半数を獲得し、今後大家業に何かインパクトはあるだろうかと考えました。個人レベルでは特に変わらなそうだし。
基本的にテキサスのように共和党優勢の州のほうがスモールビジネスに対して規制が少なく、大家さんの権利を優遇してくれると聞きますが、実際はどうなのでしょうね。
カリフォルニアに住んでいた時は大家業はしておらず、元住んでいた家を賃貸に出した時は管理会社にお任せしていたので違いがよく分かりません。
ただ、地球温暖化の懸念から今まで民主党に反対されてきていたキーストーンXL(KXL)パイプライン建設が、可決される可能性が非常に高くなるのではないかと思います。
このパイプラインはカナダのアルバータ州からテキサスのリバティカウンティ、ヒューストンの東部、ボーモント、ポートアーサーという町の製油所まで伸びる予定です。
実際は温暖化の心配はないそうだし、稼動するとなると更に雇用が増え、人口増加、街の活性化、新たなエネルギーブームが起きるのではないかと言われています。
まだ、ずっと先のことでしょうけど。
追加。リモデルしていた家の写真、アップロードしたのに貼るのを忘れていました。

最後の日、家に帰る直前に撮りました。大事に使ってもらえますように。