明けましておめでとうございます。

今年も、更新しまくるときは更新し、更新しないときは数ヶ月放置とか、そういう更新になってしまうとは思いますが、スーパーカー好きと言うことだけは変わりませんので、気長にお付き合いください。



で、今日は新年のご挨拶だけにしようか、それとも、空気と車の話の続きを書こうか、と考えたのですが、

ちょうど、前回のエントリーにいただいた、YOU CAN GIVE SONGさんのコメントの中に、”次期ランボルギーニについての僕なりの考えは?”とのことで、聞かれていましたので、それにお答えしようかなぁと思い立ちました。

考えていたら、色々と書きたい事がいっぱいでしたので、コメントへのお返事ではなく、今年最初のエントリーとして、上げてみました。


まず、YOU CAN GIVE SONGさんがリンクを書いてくださった、新進のデザイナーが描いた未来のランボルギーニって言うのがありましたね。

これ



実は、似たような感じで書かれているランボのコンセプトデザインは、他にもいくつか見たことがあります。

こんなの

とか、

こんなの

とか。


どれを見てもそれぞれのデザイナーの主張がかなり出ていて楽しい車です。

で、こういうのを見つつ、さらに現行ランボを見つつ、それから”ランボルギーニ”という会社の置かれてる状況を考えつつ、世界の動向を考慮しつつ、僕が思う、次期ランボを予想してみると…。

心配な面が3つあるというのが、正直なところです。


まずはランボというのは、ムルシエラゴ発売の少し前から、アウディの傘下になっていますから、次期ランボくらいからは、かなりアウディ色の強いデザインが本格的に出てくるような気がしますね。

アウディR8のような感じで、もう少し曲面の多いデザインになるのかも?

それから、すでにガヤルドでは現れていますが、ランボっぽくないリアビューになりそうな気もします。

ランボのリアビューって、一目でわかりますよね。

カウンタックにしても、ディアブロにしても、ムルシエラゴにしても。

これぞランボの車だ!というのが分かるあの形。

それが、アウディっぽくなっちゃうんじゃないのかなぁなんて思うんですよね。

要するに、おとなしくなってしまうような気が…。

少なくとも、四駆システムとか、そういうメカの部分では、アウディのものをかなり使うようになるだろうと思いますから、

それがどこまでデザインにも及んでくるか?というのが、僕としては一番気になるところです。

なんとか、ランボっぽさを残して欲しいんですけれども、そっちの面からの心配が一つあります。


 次にエコ的な面。

フェラーリでさえ、エタノール燃料で走るF430をコンセプトとして発表しちゃったり、ポルシェがハイブリッドカーを作ると言い出しちゃうくらいのご時世ですから。

今の車に、エコというのは、とても重要なのです。

世界中が、今はエコな方向に向いてるわけですね。

特にヨーロッパは、排出基準が厳しいことでも有名ですから。

そういう中で、こんなことを言っていた、ランボのCEO。

これを見たとき、さすが、僕らの心をわかっている!僕は一生ランボについて行く!なんて思いましたけどね。

とはいっても世の中の流れにずっと逆らえるか?というと、そういうわけにも行かないと思うんですよね。冷静に考えて。

そうなると、次期モデルあたりから、燃費や環境性能ということにも多少観点をおいた性能設定がなされる可能性があるのではないか?というふうにも思うわけですよ。

となると、燃焼効率のよいエンジンとか、そういうことも出てくるだろうと思います。それが、そこまでならまだいいんですよ。

さらに、燃費の良いデザイン…。なんて言い出して、車のデザインにまでエコ的な制約がつくようになってしまったら?

自由なデザインができなくなってしまったら…。

そんなことが、僕にはすごく心配です。


 そして最後にして最大の心配。

それは、ランボのデザイナーの冒険心のなさ。

これね。レヴェントンを見ていてすごく思いましたね。

特別な車、と言って出したレヴェントンでさえも、ムルシエラゴとあまり変わらないデザインと言うか、むしろなんか存在感がないような感じ…。

あれを見たときに、ランボのデザイナー、大丈夫なのか?と思いまして。

さらに、僕はあまり興味がなかったのですが、4ドアランボのエストーケ。

ただ単に、レヴェントンを引き伸ばして、落ち着いたパーツを取り付けただけじゃないの?って感じ。

なんというか、最近のこの2台、デザインに工夫というか、チャレンジが見られないんですよ。

そう言うのが、すごく心配。

確かにチャレンジして失敗してる車はたくさんありますけどね。

でも、チャレンジしなさすぎるのもどうかとおもうんですよ。

どちらかというと、ランボって、昔から、伝統を引き継ぐところはありますから、ディアブロにしても、ムルシエラゴにしても、その伝統的なランボデザインの中に居るのはわかります。

それでも、その中でしっかりと進化してきているんですよね。

でも、最近の2台には、進化があまり感じられないんですよ。

なので、そういうチャレンジをしない姿勢というのが、心配なんですよ。

古臭いランボというのは、見たくないですから。


ということで、僕は、次期ランボに関しては上記、3つの心配がありましてね。

それらが杞憂に終わってくれると良いなぁと思うんですけれどもね。

あっ!と言わせるデザイン、そして、その中にきちんとランボとしての伝統を持ったデザイン。それが出てきてくれるのを期待したいところです。


それと、どういうランボが出るのかを予想するというよりも、僕がもしもランボのデザイナーなら、どういうランボを出すのか?と言うのも面白そうなので、考えてみまして、

頭の中にはそれがあるんですが、僕は残念ながら絵が書けないので、イメージで。

まず、フラッグシップであるムルシエラゴの後継は、やっぱり、カウンタックから続く伝統を残したものであって欲しいですね。

それこそ、パッと見て、「あ、ランボだ!」ってわかるもの。

それでいて、新しいデザインを取り入れたもの。

そういうコンセプトで行って欲しいなと思います。

次にベビーランボである、ガヤルドの後継ですが、これは本当にチャレンジしちゃって良いように思います。

パッと見で、多少ランボっぽくなくても、本流のランボがしっかりしていれば、ここは少し変わっていても良いように思いますので。

例えば、ミウラのような、曲線主体のデザインとか、そういうのでも良さそうです。

特にアウディのデザインが入るなら、本当にそういう方向に行くかもしれないなんてことも思いますし。

曲線で見せるランボっぽさ、みたいなものを追求してみるような車も楽しそうだなぁと思います。

また、最初に挙げた、新進のデザイナーとか、工業デザインの学生がデザインしたという、ランボのデザインをそのまま持ってきてくれたようなものでも、良いかもしれません。

特に一番上でリンクしたデザインとか、僕は好きですね。

そういう、かなり冒険的なランボというのも見てみたいです。

もちろん、あくまでも、ベビーランボとして、ですが。


ということで、正月早々、ランボルギーニについて、勝手に書きまくってしまいましたが、

一人のスーパーカーファン、ランボファンとして、いつまでも、カッコイイと言わせてくれるランボであって欲しいなと思います。

次期ランボ、さすがにそろそろ情報も出てくると思いますので、どんなふうになるのか、かなり楽しみです。




多分、今年最後の更新です。

ということで、やっぱりこの車かなぁと思って、今回紹介するのが、ランボルギーニ・ムルシエラゴです。

もうね。

文句なしにカッコイイですよ。

何も言うことはないので、動画見てください。

とか、書いて終わりにしようかと思いましたが、一応、ちゃんとデザインで僕が好きなところとか、紹介しますね。


で、その前に、スペック。

必要十分というか、もういらないだろってくらいのスペックがありますから。

340キロオーバーの最高速度出ちゃいますので、もういいでしょう。

ということで、スペック紹介はいつものごとく、すぐにおしまい。


気になるデザインですが、これはよくデザイナーが我慢したなぁと思うんですよね。

僕はカーデザイナーじゃないので、本当のところは知りませんけど、デザイナーになったら、やっぱり車に斬新なものを付けたいとか、思うと思うんですよ。

カッコいいフィンだとかね。

ちょっと形状の違うエアインテークだとかね。

フロントやリアの形を大胆にしちゃうとか、やっぱり、そういう欲が出そうなものだと思いますし、

そういう個性的な部分っていうのは、他のスーパーカーでは、かなり見かけるんですよね。

でも、このムルシエラゴだけは、それがあまり見られないと思うんです。

ランボルギーニという老舗のスーパーカーメーカーが作ってきた車の正当な後継車であることを、かたくなに守っている。

そういうところがデザインにも見える気がするんですよね。

それでいて、今の他のスーパーカーと比較してもデザインとして古臭く見えるわけでもない。

そういう伝統と新しさを融合したデザインに仕上げるには、やっぱりデザイナーの忍耐というか、

伝統を重んじる心みたいなものが無いとダメなんじゃないかなぁと、ムルシエラゴを見るたびに僕は思います。

ムルシエラゴに、カウンタックの影を見たり、ディアブロの雰囲気を感じたりするんですけど、よく見たらちゃんとムルシエラゴだとわかるという感じ。

なんとも表現しにくいですが、そういう重厚なところがムルシエラゴの良さかなぁと思っています。


なんかイメージのお話なので、もっと具体的に僕の好きな部分を言えば、一番良いなと思うのは、真横から見た時のボディ上部のライン。

フロントから、コクピットの天井、そしてリアまで、ほぼ完全に綺麗につながった線を描くボディラインは、秀逸だと思いますね。

こんなに綺麗な流れのある車って、本当に少ないですよ。

どこかに突起物があったり、コクピット部分だとか、一部が流れから目立ってしまっている車が多い中、

曲率があまり変わることなく、フロントからリアの最後まで流れるラインを出すのって、難しそうだなぁと思います。

いつもは、リアウィング!、リアウィング!と騒いでいる僕ですが、この車に関しては、リアウィングがなくても良いと思ってしまいます。

そのくらい、ラインが綺麗に出ていて、それが魅力的に見えますね。

これが、僕がムルシエラゴを好きな最大の理由ですね。

あとは、可動式のサイドのインテークとか、ガルウィングドアとか、そういうギミック系が楽しいです。

やっぱりそう言うのがついていてくれると嬉しいなと思います。


で、ここまで絶賛しているムルシエラゴですが、僕の中のスーパーカーランキングでは1位じゃなく、ガヤルドに負けてるんですよね。

もちろん僅差の負けではあるんですが…。

それは何故か?というと、あんまり説明がしにくい違いなのですが、ガヤルドの方が速そうに見えるから。

と言う感じでしょうかね。

僕がスーパーカーに求めるものは、やはり速そうな形なのですが、そういう意味で、ガヤルドの方が速そうに見えるんですよ。

これは人それぞれの感覚的な違いのような気がしますので、具体的にどこが?といわれるとちょっと厳しいのですが、

ガヤルドの方が全体的に角張っているような感じがあり、フロントライトなども、長く鋭い感じがしますので、

そういう部分からのイメージなのだろうと、自分では思っています。

とは言っても、ほとんど差はないんですけどね。


ムルシエラゴは、実物を2度ほど見たことがありますが、迫力ありますね。

本当に闘牛のオーラが見えるように思いました。

溜息がでます。














前回は、車を速く走らせるとき、3つの要素が重要だと書きましたね。

エンジンパワーと、路面との摩擦と、車にぶつかる空気の抵抗。

で、前の二つは、現状、色々な意味で、ほぼ完成に近づいているというか、車のコンセプトを決めた時点で、ほぼ同時に決まると考えてよいかと思います。

スーパーカーではあっても、市販車としての運用を考えた場合の色々な制約などが大きな要因ですが、そういうところから決まってきます。

まずパワー。

つまり、エンジンですね。最近はモーターもありますが、とりあえず。

基本的に、パワーを上げれば、重量が重くなり、燃費が下がります。

とにかく直線を馬鹿みたいに速く走ることを考えたとしても、重量が重いと加速が鈍くなりますから、最高速度に達するまでに時間がかかる。

そして、燃費が悪いとその前にガス欠で車が止まるという間抜けなことになるわけです。

まあ、極端に言えば。

なので、車体の重量とガソリンの燃焼効率からおのずと適当なパワーのエンジンが決まります。市販して、一般道もある程度走ることを考えたら燃費というのは、なおさら重要なファクターです。

そして、エンジンって言うのは、車の部品の中でかなりのお金がかかっている部分ですので、車を普通に売るということを考えた場合、金額的な制約がかかってきて、やっぱり、それなりのところで決まってしまうわけです。

さらに言えば、最低でも数万キロは走ってくれないと困りますので、F1みたいに2000キロくらいでエンジンが一台ぶっ壊れてもOKみたいな耐久性では困るわけです。

これらのことを総合すると、際限無くパワーが出て、レアメタルをふんだんに使い、軽量化のためにペラペラの材料でエンジンを作るというのは無理なんですね。

だから、有名どころで言えば、ヴェイロンのW16、1000psくらいのパワーの出るエンジンが、まあまともな市販車としては限界という感じです。

ヴェイロンがまともか?という議論はとりあえず、無しですよ。まずは、イメージとして。

で、次に、摩擦。

これも、ある程度決まりなんですよね。

というのは、道路が決まってるから。

レースみたいに、特殊な舗装道路だけを走るなら別なんですが、一般道路の摩擦は決まってる(というか、道路によって、また天候などによってもまちまちです)し、

もちろんサーキットのように滑らかじゃなくて、たまに穴があったり、溝があったり。段差があったりするから、そういうのもある程度は、ちゃんと超えられたり、ショックを吸収したりしないといけない。

いくら速くても、乗り心地最悪の車は市販できないわけですよ。

それにやっぱりここでもタイヤには耐久性が必要で、F1みたいに100キロくらい走ったら、みんなで寄ってたかって取り替えちゃえ、ってわけには行かないのですよ。

それなりの強度が必要なわけ。

そういう理由から、F1のタイヤみたいに、熱を加えると糊のような表面になって、むちゃくちゃな接地能力を発揮する、溝のないタイヤなんて使ってられないんですね。

市販車には、どんな路面でも、どんな速度のときでも、どんな天候でも、それなりに走れて止まれて曲がれるタイヤとサスペンション、足回り、駆動系が必要なわけです。

また、車の重量を重くすれば摩擦力が大きくなるので、それでも良いんですが、上でも書いたように重量が重いと燃費が悪くなったり、運動性能が落ちたりという弊害があるので、それもやりすぎるわけには行かない。

だから、今のところ、一般的な道路での摩擦を確保する方法というのは、ある程度決まっていて、それもどこの車もそれなりなところまで来ているわけですね。

それを打ち破るメカニカルな方法も一応ありますけどね。

例えば、6輪車にするとか。

タイヤの幅を思いっきり広くするとか。

F1の技術で、トラクションコントロールとか、アクティブサスペンションとか、色々ありましたがああいうのとかね。

これは、一部、搭載している市販車もあるみたいですので、摩擦面では多少の性能アップがあるのでしょうけれども、

やっぱり、市販化を考えている車に搭載する上で、劇的に摩擦力を変化させるのはなかなか難しいところなわけです。


ということで、空気以外の話をしたところで、今回はおしまい。

なんかすいません。

でも、車を早く走らせるには何が必要なのか?というのを、わかっていてもらった方が、空気の話がどのくらい重要なのか?ということも判断していただけるとおもいますので、少し詳しく書いてみました。

それに、あまり一気に話をしてもわけがわからなくなってしまいますからね。

小分けにして、次回に続きますが、次回は、やっと空気の話が本格的に出てきます。

「空気と車の話」を書いている途中なんですが、難しい話が続くと、書くのも読むのもなんだか大変だと思うので、普通にスーパーカー紹介をはさみつつ、書いていこうと思います。

で、今回は、パガーニ・ゾンダです。

この車、僕の中のスーパーカーのカッコイイ基準でいうと、かなり高得点なんですね。

というのも、思いっきり前に配置されている運転席、完璧にMRだとわかるそのデザインは、これまで、スーパーカーに僕が求めると言ってきていた形、そのものですから。

しかも、しっかりと大きなリアウィングがついている。

さらに車高は低く、フロントからリアまで流れるように、滞ることなく線がつながっていて、綺麗ですしね。

フロントは、綺麗に尖っていて、いかにも速そうな感じを醸し出しています。

リアから見たときの形も特徴的ですしね。

リアのど真ん中にマフラー4本出しですから、この非日常感は素晴らしいですよ。

全体を見渡しても、余計なものはついてないし、ついてて欲しいものは、ちゃんとついてる。

しかも、発売当初から、これまでに色々なバージョンが出ているにも関わらず、小さな変更はあるにしても、デザインの大本は変わってなくて、10年以上、ほぼ同じ形を保持している。

しかもそれでも、時代遅れな感じが全くしない。

つまり、最初のデザインがものすごく良かったことの証明だと思います。

もう、非の打ち所が無いわけですよ。

まあ、ひとつだけ難を言えば、ガルウィングじゃないところくらい。

だから本来なら、僕はガヤルドじゃなくて、こっちが好きなはずなんですよね。

論理的に言えば。

でも、ものすごく僅差ですが、ガヤルドの方が好き。

もうね、ここまでくると理屈じゃないんですよね。

パッと見た時に感じる何か。

そのくらいしか違いはありません。

まあ、無理矢理に理屈をつけるとすれば、多分、運転席が前にあって比較的コンパクトにまとまっているために、

フロントタイヤとリアタイヤの間に、ものがあまりなくて、ガヤルドに比べると、そのあたりが少し間延びしているように見えるからかな?なんて思いますが…。

でも、そんなのは本当に小さなことなんですよ。

だから、パガーニ・ゾンダは、僕の中のスーパーカーランキングでは、かなり上位に来るデザインの車です。


ただ、大きなメーカーじゃないですから、生産台数も少ないですし、なかなか見る機会が無いのが残念ですよね。

街中で見るなんていうのはまず無理ですし、モーターショーとかでも、パガーニのブースが無いなんてことも、多々、見受けられますから。

せっかく良い車なんですから、もうちょっと生産して欲しいなぁというのが、僕の希望です。

一度実物を見てみたいです。











今回は、具体的な車の話ではなく…。

非常に大雑把にですけど、これから何回かに分けて、車と空気のお話をしようかなぁと。

まあ、空力って言った方がレース関係を知っている人にはわかりやすいとは思うんですが、それ以外の人には難しい感じがするので、とりあえず、空気と車の話ってことで。

そういう、理系っぽい事とは無縁の方とか、車の構造やシステムもイマイチわからんのだなぁ、なんて思っている方にも、わかっていただけるように、なるべく簡単に単純化して書こうと思います。

なので、わかってる方にすると、多少語弊のあることも書きますが、とりあえず、そういう趣旨なのでご理解いただいて読んで欲しいなぁと思います。


で、僕は学生時代、工学系の大学に行ってたんですけどね。

そこで、流体力学っていう、かなり面倒な講義がありましてね。

計算とかが大変なんですよ。

ただ、僕は学科が、機械系ではなくて、情報系だったので、その講義を受けることは出来なかったんですけど、とてもそれが好きだったんですよ。

周りからは、不思議がられたんですが、車の設計、特にレーシングカーとか、スーパーカーにも使われる技術ですから、なんだか興味持ちまして。

だから、流体の先生に頼み込みましてね。

研究室に入り浸って、流れるプール(船の模型とか浮かべて水の抵抗を測ったりする装置)で、遊んでましてね。

いろいろな模型を作っては浮かべたものです。

それで遊んだり、先生にいろいろなことを教えてもらったんですよ。

僕は講義をとってない(試験もレポートもない)気楽さからか、そこに行くのがとても楽しくて、流体力学っていい思い出しかないんです。

もちろん、試験がないから真面目な勉強して無いですし、計算とかはあまり良くわからないんですけどね。

でも、イメージとして、あの時、流れるプールで見た、いろいろな波の形が思い浮かぶわけです。

そして、今、車を見たとき、特にボディのデザインや、空気の流れに関係するパーツを見たときには、それが思い出されるんですね。

だから、僕がブログで、”空気の流れに入って行けそう”とか、書いているのは、きっとあの流体プールに入れたら、綺麗な波が出来るんだろうなぁなんてことを妄想しながら書いてるわけです。

真面目に流体力学を勉強したわけではないので、実際に綺麗なのかどうかは、もちろん、別ですけれども。


で、本格的に空気と車の話をする前に、ちょっと横道にそれますが、車を速く走らせるには、どうするか?っていうのを少し書こうと思います。

当然、いろいろな要素があるんですが、とりあえず、

「市販することが前提で、一般的な道路をそれなりに走りつつ、どちらかといえば加速力や、直線での最高速度を速くするには?」

ということをまずは仮定して考えて見ましょう。

多分、多くのスーパーカーってこういう前提でしょうから。

で、この仮定を満たすには、ざっくりわけて3つの性能を上げればいいんです。

一つはパワー。これはもうわかりやすいですね。強力なエンジンを積めば良いわけです。最高速勝負ということですと、特に、とにかく強いエンジンがいいわけですね。

二つ目は、適度な摩擦力。タイヤと道路との摩擦ということです。

これもわかりやすいと思いますが、要するに強力なパワーを道路にちゃんと伝えることが出来なければ意味がないですから。

それに関する諸々の性能(タイヤはもちろん、サスとか、駆動方式、車重や車体バランスなんかも含め)を上げることですね。

摩擦は大きすぎると、前に進むための抵抗になってしまいますし、小さすぎると、パワーがきちんと伝わらないので適度なところを見つける必要があります。

こんな感じで、車の加速に影響しますが、他にも、曲がるとか、止まるとかそういう基本動作がキビキビした車を作るのにも、結構重要なファクターです。

三つ目が、車の空気抵抗。空気の中を進む以上、車にぶつかってくる空気を跳ね除けながら走らないといけないわけです(この話を後からかなり書きます。今回の話は、これがメインになります)。

空気抵抗というのは、速度が上がれば上がるほど大きくなります。

つまり、速く走りたいと思ったらとにかく空気抵抗を減らしたいわけですね。

昔のファミリーカーとか、そういう車ではそれほど気にされませんでしたが、最近は、エコ的な燃費軽減という意味合いでも関係してきている感じです。

ただ、空気抵抗を減らそうと思うと、室内空間を削る必要が出てきたりすることもありますので、そういう意味では、ミニバンとか、そういう車では、今でもそれほど重視されていないかもしれません。

この辺は、僕があまり興味がない車の種類なので良くわかりませんが…。

で、速く走ることにかなりのウェイトがあるスーパーカーとしては、空気抵抗は無視できないというか、ものすごく重要な要素になります。

速く走れば走るほど、抵抗が大きくなるわけですから、当然ですよね。

という、この三つ。とりあえず、簡単にでいいですから、頭に入れておいてください。



って、前置きだけでかなり長くなってますので、今日はここまでにしておきます。