リスボンの薬局博物館に行ってきました! リスボン旅行パート2 | フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

パリ在住19年のTomomiが、フランス本場アロマテラピーや自然療法のお話、日常生活をお届けします

こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

 

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リスボン旅行の続きのお話し。

 

リスボンの滞在中に何をする?

どこへ行く?

これ、まったく決めていませんでした。

唯一、水族館だけ行こうと決めていたくらい。

 

リスボンの規模感もわからず
どのエリアに何があるのかもわからずの出発です。
今回は旦那の仕事&私もちょっと仕事だったので

その会場と海に近いホテルを選んだだけで

あとは何もしなかったんですよね。

ポルトガル入国にPCR検査が必要なのかどうかも

バタバタと2日前に調べたくらいで(笑)。

こんなに準備をしない旅も珍しい。。。

 

そんなこんななので、旦那が仕事に行った1日

「さあて、私たちはどうする?」という感じ。

その日に限って、小雨がちょっとパラつく日で

すっごく寒かったんですね。

 

娘も何にも調べてないのでわかりませんし

私も、郊外まで行って大航海時代のロマンあふれる観光地へは

天候もすぐれないし、面倒だなーって思ってしまって。。。

 

で、google Mapで行き先を探してみると

「薬局博物館」なるものが!!!

 

マニアック心に火がついてしまいました。

屋外よりも、室内なら雨も風もしのげるし。

googleを見ながら行ってみると

坂道を下って、坂道を上がって

想像以上に高低差があり、結構な運動でしたよ。

 

こじんまりとした博物館ですが

2階建になっています。

1階は

18世紀、19世紀のポルトガルの薬局や

薬品をつくるラボ、マカオ(ポルトガル領)の薬局

が等身大の模型で再現されているんです。

模型、わかりやすい♡

 

日本にも展開しているフランスのBulyというブランドがありますが

19世紀の薬局(アポテカリー)の内装を再現しています。

そのお店や、いろいろな資料で、当時の薬局の感じは知っていましたが

等身大の模型をみることができて、ああ、こう言う感じかー!と

体感できました。素敵です♡

 

2階は、5000年分の世界の医療史が見られる展示室。

先史時代、中東(メソポタミア)、古代エジプト

古代ギリシャ(ヒポクラテスの時代!)、古代ローマ

マヤ・インカ・アステカ文明、アラブ世界、チベット

中世、17世紀・18世紀のポルトガル(黄金時代ですね)

ルネサンス、近代、アフリカ、南アメリカの種族、中国

20世紀、21世紀と網羅されていて

当時使われていた薬瓶とか、医療に関係のある器具が展示されています。

圧巻♡

 

パリにも医療史博物館がありますが

古いものはあまりなく、18世紀以降の医療史が中心です。

薬瓶などのコレクションは、グラースの香水博物館にちょっとあるかな。

 

なので、こうやって、世界の医療史がコンパクトに

全部網羅されているなんてすごい!!

 

2年前、日本で医療の歴史についてのセミナーをしたので

まだいろいろなことを覚えていて

見ていて楽しかったです♡

 

 

娘には酷な博物館で申し訳なかったのですが

(薬瓶ばっか見てもよくわかりませんよね。。。苦笑)

フランスではいろいろなところに散らばっている

医療に関するコレクションが

ここでいっぺんにギュっと見ることができて

感動しました♡

 

ポルトガルって、ヨーロッパでいち早く大西洋に飛び出した国で

フランスよりも一足先に黄金時代を迎えているんですよね。

なので、医療に関しても

フランスより早い時期のコレクションが充実しているんですね。

 

リスボン旅行、何にも決めてなくて

その日に見つけた博物館だったのに

いいものが見られたー♡

もし気になる方は、是非いかれてくださいね!

https://www.museudafarmacia.pt/default.aspx?lang=EN&uid=0



昔の薬局の等身大模型💕