こんにちは。アロマトローグのTomomiです。
4月22日に「骨盤底筋と膣ケアのセミナー」を行います!
横浜のクリニックで骨盤底筋専門のリハビリなどを手掛けている
理学療法士の笹岡愛加先生によるセミナー
なかなか相談しにくいお話しを専門家に聞いてみませんか?
直前ですが、まだ間に合います💕
詳細・お申し込みは↓のリンクから♡
リスボン旅行の続きのお話し。
リスボンの滞在中に何をする?
どこへ行く?
これ、まったく決めていませんでした。
唯一、水族館だけ行こうと決めていたくらい。
リスボンの規模感もわからず
どのエリアに何があるのかもわからずの出発です。
今回は旦那の仕事&私もちょっと仕事だったので
その会場と海に近いホテルを選んだだけで
あとは何もしなかったんですよね。
ポルトガル入国にPCR検査が必要なのかどうかも
バタバタと2日前に調べたくらいで(笑)。
こんなに準備をしない旅も珍しい。。。
そんなこんななので、旦那が仕事に行った1日
「さあて、私たちはどうする?」という感じ。
その日に限って、小雨がちょっとパラつく日で
すっごく寒かったんですね。
娘も何にも調べてないのでわかりませんし
私も、郊外まで行って大航海時代のロマンあふれる観光地へは
天候もすぐれないし、面倒だなーって思ってしまって。。。
で、google Mapで行き先を探してみると
「薬局博物館」なるものが!!!
マニアック心に火がついてしまいました。
屋外よりも、室内なら雨も風もしのげるし。
googleを見ながら行ってみると
坂道を下って、坂道を上がって
想像以上に高低差があり、結構な運動でしたよ。
こじんまりとした博物館ですが
2階建になっています。
1階は
18世紀、19世紀のポルトガルの薬局や
薬品をつくるラボ、マカオ(ポルトガル領)の薬局
が等身大の模型で再現されているんです。
模型、わかりやすい♡
日本にも展開しているフランスのBulyというブランドがありますが
19世紀の薬局(アポテカリー)の内装を再現しています。
そのお店や、いろいろな資料で、当時の薬局の感じは知っていましたが
等身大の模型をみることができて、ああ、こう言う感じかー!と
体感できました。素敵です♡
2階は、5000年分の世界の医療史が見られる展示室。
先史時代、中東(メソポタミア)、古代エジプト
古代ギリシャ(ヒポクラテスの時代!)、古代ローマ
マヤ・インカ・アステカ文明、アラブ世界、チベット
中世、17世紀・18世紀のポルトガル(黄金時代ですね)
ルネサンス、近代、アフリカ、南アメリカの種族、中国
20世紀、21世紀と網羅されていて
当時使われていた薬瓶とか、医療に関係のある器具が展示されています。
圧巻♡
パリにも医療史博物館がありますが
古いものはあまりなく、18世紀以降の医療史が中心です。
薬瓶などのコレクションは、グラースの香水博物館にちょっとあるかな。
なので、こうやって、世界の医療史がコンパクトに
全部網羅されているなんてすごい!!
2年前、日本で医療の歴史についてのセミナーをしたので
まだいろいろなことを覚えていて
見ていて楽しかったです♡
娘には酷な博物館で申し訳なかったのですが
(薬瓶ばっか見てもよくわかりませんよね。。。苦笑)
フランスではいろいろなところに散らばっている
医療に関するコレクションが
ここでいっぺんにギュっと見ることができて
感動しました♡
ポルトガルって、ヨーロッパでいち早く大西洋に飛び出した国で
フランスよりも一足先に黄金時代を迎えているんですよね。
なので、医療に関しても
フランスより早い時期のコレクションが充実しているんですね。
リスボン旅行、何にも決めてなくて
その日に見つけた博物館だったのに
いいものが見られたー♡
もし気になる方は、是非いかれてくださいね!
https://www.museudafarmacia.pt/default.aspx?lang=EN&uid=0
昔の薬局の等身大模型💕